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文章論 9 一語文は一文節

2015-12-29 | 日本語文章論
日本語文章に文の単位をとらえ、文には文節を捉えようとするのは、文節による文法機能性にある。日本語は文法機能を助辞によってとらえることができる。その助辞を含めた文節は品詞分類の詞となり文法論の語となる。文章の単位をとらえると、語において文となることはない。いわゆる一語文は文章の意味を拡大解釈して設定されたものであったが、それを文章とする議論はもちろんのこと、文とするのは論理矛盾があり、語は語であり、文は文である。とリあげられて、落ちる! と、発話をしたものを言語の場面、伝達性、言語素材から解釈を施すのは、文章についての情報を求めたものに過ぎないので、それだけで、一語による文とはしないほうがいい。あ、落ちる。何が。棚からカバンが。となるのは、文章によってであるが、その情報性は文によって補われるものであるところ、これは文節で現われている。 . . . 本文を読む