源氏物語評釈は花宴の巻までである。萩原広道はここで評釈をとどめた。>さはれ、よの物識人にとひはかりたることにしもあらず、ただおろかなる心ひとつにおもひかまへてものしつるなればかならずひがことはおほからんかし。それが中にも、さばかりつくりぬしの心ふかう物せられたる文の詞どもを、さしいでてさだしこころみ、またむげなるさとび言を、さながらにもくはへてうつしときたるなどは、いとをこがましく、 かへりては道ふみたがふるまどはしぐさともなりて、なつかしき色をさへかいけちなんかなど、つみさりどころなくおぼゆれど、ただとくこころえまほしくするをうな・わらはべどものしるべばかりにと、 くはだてつるなれば、 見ん人さるかたにおもひゆるしてよかし。
美術人名辞典の解説によれば、国学者、岡山藩士であった。通称は小平太、鹿蔵、鹿左衛門、とあって、名は浜雄、号に葭沼、鹿沼、出石居、蒜園等という。岡山生まれ、大坂住まい、大国隆正の門人と、人名辞典にある。著書は、源氏物語評釈、遺文集覧、等多数、文久3年、1863年に歿、49才であった。。 . . . 本文を読む
文節は品詞を表す単位であった。それは文を区切ったときの自然な空白を作る。日本語を書き記すと文節ごとにスペースができる部分となるのは、話の部分であるからである。連文節は句を作る。句は、語と語とが関係して構成する。慣用句となるのは2語またはそれ以上の語が結びつくと、新たな意味を持つものがあり、話や文章において定型の句として用いられることがある。 慣用句はまた諺となって、特定の意味内容を持つようになると、一つの表現法として用いられる。文章における句は文としての要素になり、文章は句と文とでできる。ここで句に対する節があるが、主節従属節など、文を単位としたときに、文の成立の構成要素となる。 . . . 本文を読む
年末10大ニュースは読者投票、読売新聞によると、大村さん梶田さんノーベル賞、1位である。トップテンには、ラグビーW杯 日本3勝、「イスラム国」日本人殺害、マイナンバー始まる、関東・東北豪雨8人死亡、安全保障関連法が成立、北陸新幹線開業、建物の杭データ偽装、TPP大筋合意、東京五輪エンブレム撤回である。以上は、国内ニュース、次は海外ニュースである。《1》パリで同時テロ。「イスラム国」の犯行《2》ネパールで大地震、約9000人死亡《3》米国とキューバが54年ぶり国交回復《4》欧州でシリアなどからの難民が急増《5》ミャンマー総選挙でNLDが圧勝
《6》独フォルクスワーゲンが排ガス規制不正《7》英国のウィリアム王子に長女誕生《8》国際サッカー連盟(FIFA)で汚職疑惑《9》フランスの新聞社で銃撃テロ《10》ギリシャ総選挙で「反緊縮」政権が発足。ユーロ危機が深刻化
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