文章を検索して、百科事典の次を得る。項目執筆は、山口明穂による。文献に、時枝誠記著、日本文法 口語篇(1950・岩波書店)が見える。日本語文は日本語文章と同意義に捉えたとある。これは明治期の翻訳文法でいわば、文を単位文とし、文章を単位文における複数の集合を扱おうとする。その文章の用語はそれまでに日本語文法にとらえられる。しかし文はその単位を句とすることが行われていた。むしろ文という意味合いが異なったものであったので、句に置き換えて新たに文の単位を導入しようとしたようである。文はそれまで、その字義において、あや ふみ、であったのである。 . . . 本文を読む