牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

沖縄訪問・佐敷町つきしろ

2005-08-03 04:42:39 | Weblog
 昨年沖縄へ行った時、学院の卒業生の牧師から面談を求められました。仕事をしながら教会を始めました。会堂いっぱいの信者たちがある日を境に教会に来なくなり、すぐ近くの大きな家で教会を始めてしまいました。
 失望落胆し、どうしていいかわからないほど打ちのめされてしまいました。那覇市のイタリアンレストランで祝辞をしながら、その長い話をシッカリ聞き、「悪口をいっさい口に出さないで、聖書のことばを告白し、信じることをいつも宣言したらどう!」とアドバイスしました。
 早速実行開始。しばらくして職場で言われました。「最近無口だね。いつもはあんなに毒舌なのに!」・・・納得。
 そんなある日、知らない紳士が訪ねて来ました。「私のアパートの住人で家賃を2年間も滞納している者がいる。その人の保証人はあなたです。139万円支払ってくれ。荷物も引きが上げ、今夜中に立ち退いてくれ」という厳しい要求でした。
 彼は卒倒しそうになり、「なんだと、このバカ野郎!誰が払うか!」と叫びそうになり・・・が深呼吸をして言いました。「大変でしたね。でも、もう大丈夫ですよ。もっと早く来たらよかったのに」と。
 その日、真夜中までかかって全部の荷物をひとりで片付け、終わったときは午前3時でした。
 次の日、携帯が鳴り、家主からでした。「私はあなたのことばと行動に感動しました。お金のことはもう結構です。なかったことにしましょう。教会がんばってください」
 彼はハッキリと悟りました。信仰は思ったことをそのまま言うことではなく、聖書のことばに従い、信じることを告白するであると。
 ことばを変えた時、教会も変わりました。今、教会の長いすは人で埋まり、恵みの礼拝が楽しくささげられているそうです。来月に沖縄のつきしろゴスペル教会を訪ねるのを楽しみにしています。

 6月に書いたままを転載しました。7月30日(金)に夜の集まりを開いてくれました。昨年はだれも来ないのでレストランでの食事でしたが・・・。
 大勢の集まりで、新しい方も3名参加。その中の二人は同じ職場の方でした。もうひとりは10年前に沖縄で出会った方でした。

 語る気力もなくなった。どうしたらいいかと昨年聞かれたとき、ひとりが来られたら100人に語るように話したらいいよとアドバイス。昨年やっとひとりの方が礼拝に出席。ひとりは100人と思って力強くメッセージ。礼拝に出席した姉妹は思わず後ろの席を見たらだれもいない???!!!・・・。理由を聞き納得。その日曜日から1回も休まず礼拝に参加し続けています。1年間で15名が洗礼を受けました。

 神の真実は大きく、沖縄の輝きに負けないような笑顔と勝利に満ちて、仕事と牧会伝道に励んでいる姿に感動しました。ハレルヤ!
 

 最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ深く、謙遜でありなさい。
 悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。
 「いのちを愛し、幸いな日々を過ごしたいと思う者は、舌を押さえて悪を言わず、くちびるを閉ざして偽りを語らず、悪から遠ざかって善を行い、平和を求めてこれを追い求めよ。主の目は義人の上に注がれ、主の耳は彼らの祈りに傾けられる。Ⅰペテロ3:8-12