牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

沖縄、オリーブ山病院を訪ねて

2005-08-02 08:11:45 | Weblog
沖縄では時間的なゆとりがあれば、しっかり歩くことにしている。朝の目覚めはいつも早い。ホテルから出て足の向くままに歩き続ける。国際通りまで30分、市場はまだだれもいない。通り抜けると朝の早い野菜市場。お腹がすいたので市場関係の方が食べている朝の早い食堂へ。
 子どものとき種子島の田舎で育ったので、野菜ばかり食べていたのがなつかしく、へちまチャンプルを食べてみた。おいしかった。
 午前中のオリーブ山病院訪問だったので、ホテルから歩こうと思った。もう日差しがかなりきつい。国際どおりまで30分歩いただけでも汗がにじむ。病院は首里石嶺。約束の時間まで着きそうにもないと思ったので、歩いたらどれくらいで着きますかと訪ねたら、その男性はビックリしてバスに乗りなさいと親切に教えてくれた。
 生駒聖書学院の卒業生が、オリーブ山病院のチャプレンとして働いている。
 病院の基本理念
 「私たちはキリスト教精神にもとづき、病める者の肉体的、精神的、社会的、さらに霊的ないやしを含めた全人医療の実践を通して、主の栄光のために奉仕する。(わたしの兄弟である、これらの小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである。マタイ25:40)」とある。
 
基本方針
一、私たちは、病気や障害を抱えている人々とともに歩みます。
ニ、私たちは、キリストの愛にならい、聖書に基づいた全人医療を目指します。
三、私たちは、安全で安心できる、医療の提供を行います。
四、私たちは、より良きチーム・ケアを目指します。
五、私たちは、他の医療機関や在宅施設等と連携し、地域医療に貢献します。

患者さんの権利に関する宣言
1.あなたは、どんな場合でも、ひとりの人間として大切に扱われる権利があります。
2.あなたは、個人的な背景(宗教や国籍など)の違いなどのかかわらず、適切な医療を受ける権利があ ります。
3.あなたは、病気や治療について納得のいくまで説明を受ける権利があります。
4.あなたは、治療方針を決めるときに自分の意見を述べることができ、その治療方針を選ぶ権利があり ます。
5.あなたは、あなたの責任で、治療を断る権利があり、医療機関を選ぶ権利があります。
 *ただし、精神健康福祉法が適応される場合は除きます。
6.あなたの、身体や病気についての個人情報は保護されます。

 卒業生がこのような病院のチャプレンとして働くことに誇りと喜びを感じています。土曜と日曜日は
教会で伝道師として奉仕し、イエス・キリスト救いを多くの方々に伝えています。
詩篇16篇
16:1 神よ。私をお守りください。
 私は、あなたに身を避けます。
16:2 私は、【主】に申し上げました。
 「あなたこそ、私の主。
 私の幸いは、あなたのほかにはありません。」

16:3 地にある聖徒たちには威厳があり、
 私の喜びはすべて、彼らの中にあります。
16:4 ほかの神へ走った者の痛みは
 増し加わりましょう。
 私は、彼らの注ぐ血の酒を注がず、
 その名を口に唱えません。
16:5 【主】は、私へのゆずりの地所、また私への杯です。
 あなたは、私の受ける分を、
 堅く保っていてくださいます。

16:6 測り綱は、私の好む所に落ちた。
 まことに、私への、すばらしいゆずりの地だ。
16:7 私は助言を下さった【主】をほめたたえる。
 まことに、夜になると、私の心が私に教える。
16:8 私はいつも、私の前に【主】を置いた。
 【主】が私の右におられるので、
 私はゆるぐことがない。
16:9 それゆえ、私の心は喜び、
 私のたましいは楽しんでいる。
 私の身もまた安らかに住まおう。

16:10 まことに、あなたは、私のたましいを
 よみに捨ておかず、
 あなたの聖徒に墓の穴をお見せにはなりません。
16:11 あなたは私に、いのちの道を
 知らせてくださいます。
 あなたの御前には喜びが満ち、
 あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。