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節 分 会

2023年02月04日 | 日記
多賀神社の節分会が昨日、2月3日(金)16時から,17時,18時の3回行われました。 節分とは本来「季節を分ける」つまりは「季節の変わり目」のことを意味しています。 季節が移り替わる「節目」を指し、「立春、立夏、立秋、立冬」とそれぞれの前日を指すもので、一年に4回あったのです。 その中でも厳しい冬の季節を乗り越えた後の「立春」は、一年の始まりとして特に尊ばれ、旧暦で年が改まる重要な日に当たるため、次第に節分といえば、「立春」の前日のみを指すようになっていき、現在では「節分」といえば立春(毎年2月4日ころ)の前日、2月3日(年によって前後します)のみを意味するようになりました。   節分に豆まきをする由来は、昔は季節の分かれ目には「邪気」が入りやすいと考えられており、中でも重要なのは「立春の分かれ目」でした。 昔使われていた旧暦では、立春の頃に新年の始まりである元日がやってきていたため、立春の前日の「節分」は「大晦日」に当たる一年の中でも最も大切な節目でした。 古代中国では、現在の大晦日に当たる節分には、旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)」・(鬼の面をかぶった人を弓矢で追い払う儀式)。 「鬼遣(おにやらい)」という鬼を追い払う邪気祓いの行事が行われていました。 これが奈良時代日本に伝わり、平安時代に宮中に取り入れられました。 この宮中行事の「追儺」と、邪気を払うために春夏秋冬の節分に行われていた方違え(かたたがえ)行事の「豆打ち」という儀式が合わさったものが「豆まき」の由来とされています。 そして現在のような「豆まき」の行事になるのは室町時代で、庶民にも広まったのは江戸時代のことです。 ほかにも節分の習わしとして柊の枝にイワシの頭を玄関に立っておくものや、「恵方巻き」などあります。
多賀神社は、天慶元年(938)武蔵介に任じられた源経基が、国土豊穣、万世安穏を祈願するため、滋賀県多賀神社から分祀し、この地に勧請(かんじょう)したと伝えられております。 多賀神社:所在地・八王子市元本郷町4-9-21
写真 多賀神社・節分豆まき(16時20頃撮影) 晴


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