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オオイヌノフグリ

2023年02月15日 | 日記
オオバコ科クワガタソウ属。 越年草。路傍や畑の畦道などに見られる雑草。 和名:オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)。 別名:ホシノヒトミ(星の瞳)。 和名はイヌノフグリに似て、それより大きいためにつけられた。フグリとは陰嚢のことで、果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前がついた。しかし、オオイヌノフグリの果実はハート型でこれに似ていない。 秋に芽を出してほかの植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花を付け、春の終わりには枯れてしまう。 夏の間は種子で過ごす。 寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短い毛で雪と霜を遠ざけて保温する。 葉は2~3㎝の卵円系で鋸歯がある。草丈10~20㎝。 花の中心にある蜜でハチ、ハナアブ、チョウなどの虫を誘う虫媒花だが、自家受粉も可能で、自家受粉で見られる近交弱勢はないが非常に小さい。 原産地:ヨーロッパ原産。 アジア(日本を含む)、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア、アフリカに外来種(帰化植物)として定着している。 日本へ入ったのは明治初期と推定され、1,884年、あるいは1,887年に、東京で見られてから急速に拡大し。1,919年には全国的にありふれた草になった。 開花期:2月∼5月。 花弁は4枚、ただし、それぞれの大きさは少し異なるので、花は左右対称である。 色はコバルトブルーですが、稀に白い花を付けることもある。花は太陽の光により開花し一日で落花するが、2日目にもう一度咲く場合もある。 2月11日の誕生花。 花言葉:「忠実」、「信頼」、「清らか」。
写真 オオイヌノフグリ(1月5日・浅川土手) 晴
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