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ニオイスミレ

2023年02月14日 | 日記
スミレ科スミレ属。 別名:セイヨウスミレ(西洋菫)。 耐寒性多年草。 寒さに強いが暑さに弱い。 香水の原料花として昔から栽培されている植物。 茎は匍匐し、葉は根性で他のスミレと同じくハート形。 花は露地植物では4~5月にかけて咲き、左右相称の5弁花でスミレ色、または、ヴァイオレットカラーと呼ばれる明るい藍色が基本ですが、薄紫、白、ピンクなどあり、八重咲きもある。 パンジーやビオラに比べると花も小さく花付きも悪いが、室内に1輪咲いているだけで、馥郁たる香りに包まれるほどの強い香りがある。 原産地:西アジア、ヨーロッパ、北アフリカ。 原産地の広い範囲に分布し、また、バラ、ラベンダーと並ぶ香水の原料花として古くから栽培されている。 種子や根茎に神経毒のビオリンなどがあり、嘔吐や神経麻痺を発症することもある。反面、薬草として古来より活用されてきた、ヨーロッパでは咳止めや消炎剤、目薬として利用されている。 古代ギリシアでは鎮静作用が知られており、怒りを鎮めたり就寝時に使用した。 アテネの周囲にはニオイスミレが群生していたため「ニオイスミレの都」と呼ばれていたという。 香料はヨーロッパでは古くから化粧品、ハーブティーやワインなどの飲み物,砂糖漬、お菓子など様々なものに使われてきた歴史がある。  開花期:2月~4月。 花色は白、紫、黄色など。 2月15日、12月1日の誕生花。 花言葉:「高尚」、「秘密の愛」、「奥ゆかしい人」、「控えた美しさ」。
写真  ニオイスミレ(1月28日・花屋)  晴 


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