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オダマキ

2023年02月01日 | 日記
キンポウゲ科オダマキ(アキレギア)属。 日本原産のミヤマオダマキと、ヨーロッパ原産の西洋オダマキの2グループに大別されます。 ミヤマオダマキは白から紫までの色幅があり、変わったところでピンクがかった園芸品種もあります。 草丈20~30㎝、径4㎝程の花を付けます。 それに対して西洋オダマキは草丈70㎝に達し、花色も赤、桃、白、黄色などカラフルです。花は凡そ5~6月頃に咲きます。 オダマキの名は、中心を空洞にして巻いた麻の糸玉「苧環」を花の形に似ているところからつけられました。 花の開いた形というより、つぼみの形が「苧環」に近いと思います。  原産地:日本、アジア、ヨーロッパ。 日本、アジア、ヨーロッパに約70種が自生しており、日本のオダマキは山野草として親しまれています。 日本にはヤマオダマキ(紫複色)、ミヤマオダマキ(青紫色)の2種が山地から高山にかけて分布しています。 一般に出回つているのは西洋オダマキの改良品種で多彩な色や花姿を誇ります。  開花期:5月∼8月。花は5枚のガク(萼)と筒状の花びらからなっており、ガクの後には距(キョ)が角のように突き出ています。 葉は長い袖の先に3枚の小さな葉がついた三出複葉です。花後、花茎の先に細長い莢が5つ集まった果実を付け、熟すと先端が開いて光沢のある黒い種が出てきます。 5月14日(紫)、5月29日(赤)、6月2日の誕生花。 花言葉:「心配して震えている」(赤)、「あの人が気がかり」(白)、「勝利」(紫色)。 「愚か者」(全般)。
写真  オダマキ(苧環) 1月29日・花屋  晴