指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

職人芸の日本映画

2024年03月12日 | 映画

日本映画が、アカデミー賞で2本受賞したのは、喜ばしいが、どちらも技術的である。

日本映画の黒澤明、小林正樹、小津安二郎、溝口健二らも結局は職人的仕事の見事さに成立していたと思う。

だから、映画『オッペンハイマー』のような作品は出てこない。

日本にも興味深い人間はいた。

陸軍の石原莞爾など、最高ではないか。

                

満州事変を起こし、満州国を作ったが、東條英樹によって陸軍を追われる。

この数奇な運命を、幼い小澤征爾の目から描けば、と思うのだが。

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5 コメント

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石原莞爾 「ドライブ・マイ・カー」 (広い世界は)
2024-03-12 16:39:25
満州国を作ったのが良い事かは分からない。征爾と名前を付けるとは、石原莞爾は裕次郎並みのスターさんだったのでしょう。アカデミー賞は、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」と、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」ですね。未見です。アニメとVFXが評価されたのでは。以前「ドライブ・マイ・カー」が受賞したが、ラストシーンは理解したのかなと思った。理解できないです。この作品は黒澤・溝口のように撮影所の技術力、底力は使っていないと思います。濱口演出はテクニカルですが。
ROM専より (ROM専)
2024-03-27 06:54:43
更新が止まってます。
どうかなさいましたか?
ご心配いただき教職です (指田文夫)
2024-03-28 15:14:51
事情があって病院に入院しています。
まあ、4月中旬には出る予定です。
Unknown (弓子)
2024-03-28 15:17:46
わたしも
気になっております。
ご自愛下さいませ。
Unknown (弓子)
2024-03-29 11:22:57
まぁ 
困った?偶然
私も入院中

退院は、来月 中旬と
いくか、どうか、、、

トホホ、、

お食事のいいのが救いです
この際
3食あげ膳、すえ膳
享受しちゃうもんね

お互い無理なく参りませう

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