あっという間に自民党総裁選挙が終わり、大逆転勝利をものにした石破茂氏が日本国の舵取り役に収まった。だが最近急に早期解散にハンドルを切ったり、閣僚に若手や女性が少ないことに対する批判が湧き始めている。だが前者については党内融和のためであり、後者にしてもコバホークや高市氏が入閣を断ったことが原因なので、ある意味仕方がないだろう。
また今まで反主流派であったため政治感覚がズレているだから、あまりせっかちにせっつかずに、少なくとも3か月間くらいは「慣らし期間」を与えてやっても良いのではないだろうか。いずれにせよ、総選挙が終わり党内が一新しなければ何も始まらないはずである。
ただひとつだけ気になるのは、これまで石破氏が提唱してきた「アジア版NATO創設構想」だけは考え直してもらいたい。そもそもこの構想に賛成する大国は殆どないと思われるし、第一我国の憲法下では他国の戦争に日本が参加できるわけがないはずなのだ。そんなことよりも「防災省創設」に留まらず、温暖化による異常気象や大地震、疫病などの対策を、中国やロシアも含めて「世界中が協力して検討する組織」を創ってもらいたいものである。
作:蔵研人
★下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。