経理・経理・経理マンの巣窟

大・中・小あらゆる企業で経理実務経験約40年の蔵研人が、本音で語る新感覚の読み物風の経理ノウハウブログです

コロナワクチン体験記

2021-06-08 18:38:38 | ひとりごと

 我が市ではコロナ対応が遅く、65歳~74歳の住民にはいまだワクチン接種券が発送されていない。さらに既に接種券の届いている75歳以上の住民たちでも、電話やインターネットが通じず、あっという間に締め切りになってしまうため、なかなか接種予約が出来ない状況なのだ。
 これでは74歳以下の私には、いつになったら順番が回ってくるのか皆目見当がつかないではないか。それで市役所に文句を言うと、「それでは大手町合同庁舎3号館で自衛隊が運営している大規模接種用の接種券を郵送します」との返答だった。

 数日後に接種券が送付されてきたので、早速インターネットで自衛隊の大規模接種を予約することにした。ここの予約はネットオンリーだが、やはりなかなか繋がらない。だが15分間位待っているとやっと繋がり、なんとか同日同時間に夫婦2人分の予約を完了することが出来た。さすが国の大規模接種である。しかし遠いのが難点で、バスや電車を乗り継ぎ自宅から会場まで2時間近くかかるのだ。さらに余裕を観て接種時間の30分前に到着しなくてはならないので2時間30分は見ておかなくてはならないだろう。

 さてやっとワクチン接種当日である、5~6年ぶりに東京駅までやってきて丸の内南口で降りると、駅前でワクチン接種会場までの無料バスの案内をしていた。もっとも東京国際フォーラム方面に向かって数台のはとバスが並んでいるのが見えるので、すぐにそれが無料バスだと分かるだろう。
 バスはすぐ満員になってしまった。当初は3人しか乗車しなかったとの報道がまるで嘘のようだ。このバスで接種会場までは10分とのことだが、行きは大回りするし道路がやや渋滞していたため、20分くらいかかってしまった。会場近くで降車したのだが、なんとここから会場入り口まで徒歩で10分近くかかるのだ。やっぱり余裕を持って良かった。

 会場入り口は4つに分かれているのだが、そこからさきの流れを簡単に記すと次のようになる。なお多少の記憶漏れなどもあるため、前後していたり抜けたりしている手続きもあるかもしれないがそこはご容赦願いたい。

 会場入り口→消毒→手荷物チェック→検温と検温証明書の発行→(待機)→PCで接種券照合→(待機)その他の書類チェックし色付ファイルに挿入→(待機)→色別に接種場所の順路を案内される→(待機)→エレベーター搭乗→(待機)→予診票チェック→(待機)→医師が予診票を見て質問→(待機)→ここでやっとワクチン接種→(15分間休憩待機)→(待機)→接種完了確認シール→(待機)→2回目の接種予約手続き→(待機)→エレベーター→順路→出口

 モデルナの接種そのものは、気がつかないほど痛くなかったが、翌日になって接種した部分が少し重くなった。ただ家内のほうは当日から眠気・頭痛・倦怠感・発熱・肩が重いなどの症状が続いている。また2回目の予約は、自衛隊側で提示する最短予約より早くはとれない。運良く私たちの場合は、最短の4週間+4日後となった。

 ここまで約45分で完了。かなり混雑していたが、とにかく大人数の係員投入と巧みな流れ作業と分業とテキパキした処理によって、ギリギリこの所要時間に収めたのだろうか。また待機場所でも、椅子が不足していれば直ちに係員が椅子を持ってくるのでありがたかった。

 帰りのバスは7分程度で東京駅に到着。このあと丸の内のキッテ会館でランチを食べてから帰途についた。午前9時30分に家を出て、帰宅したのが午後3時30分だから、なんと6時間もかかったことになる。食事時間を除いても約5時間である。本当にお疲れ様でした!。でもまだ2回目の接種が残っているんだよね。トホホのホ・・・。


作:蔵研人

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