極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

凌霄花と恍惚の人

2009年07月29日 | WE商品開発


ジム帰りフロント硝子一面の凌霄花 はっとしくぐる


 「夏は来ぬ」
 
園芸植物の品種改良技術の発展で、ご近所の庭先には見事
な草花が雨上がりのひとときに見事な花を咲かせている。
そんな中、夏の暑い時期にハッとするような鮮やかな色の
花を付ける凌霄花(ノウゼンカズラ)は夏の風物詩。


風にゆらぐ凌霄花ゆらゆらと花ちる門に庭鳥あそぶ     佐佐木信綱

佐佐木信綱の肖像 その1 佐佐木信綱

凌霄花(Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科のつる性
木本。夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花
をつける。中国原産。ノウゼンというのは凌霄の字音によ
るといわれる。つるからは気根を出し固着する。幹はフジ
と同じように太く、樹勢が非常に強く丈夫で、園芸品種が
複数存在し、ピンクや黄色などの花色もある。


貴方に贈る愛の歌

ボッチェリを聴きながらジムからの帰えり道。AZワゴン
のフロントに鮮やかな凌霄花目に入ってくる。実際には花
を潜っているのではなく、圧倒するような花勢の中を走り
抜けるという意味で詠う。「夏は来ぬ」と唱う。凌霄とは
英語では“Peak”、天頂点と意気盛んな様を意味する。落
葉ツル科の「ノウゼンカズラ」。花言葉は「名声」。


赤松 盆栽:赤松

そう、ジム帰りの途中「グリーン永井」で赤松の盆栽を2
千5百円で購入。早速、試験菜園の被験対象に入れ、さら
に、健康茶の「松葉」の原料にすることに。ところで、盆
栽は海外でも流行しているというが、オランダ輸出向けの
庭木よりゴマダラカミキリが寄生した事件で有名だが欧州
だけでなく“Bonsai”は世界語として定着しそうだ。勿論、
ビジネスモデルとして考案済みだが、『ゴルフは年老いて
からもできるが、盆栽は若い頃からやらないとだめ』とは
40年前の浜松に出張した頃、相手先の営業マンから聞か
され記憶に残っているくらい奥義の深いものと心得てはい
るが。

 Bonsai


 有吉佐和子


さて、今日は銀杏エキスと痴呆症と薬理評価について考え
てみたいが、ボッチェリ疲れで(『鳥兜と葉緑素』)、昨
日の朝の起き抜けはちょっとした事件が?目を覚ますと、
頭がぼ~っとし、こころなしか脈拍が早いのと掌に冷や汗
の薄いフィルムがあり、声が出せないくらい鬱いだ気分。
ペニスは収縮し脳の回転が停止したような状態で一度は階
下に降りるものの気分が優れず二度寝することに。さすが
10時過ぎたころは回復した。



 Alzheimer's disease; AD

認知症(英Dementia、独Demenz)は、後天的な脳の器質的障
害により、正常に発達した知能が低下した状態をいう。先
天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面で
の障害などが現れる状態のことを、知的障害という。日本
ではかつては痴呆と呼ばれていたが、「痴呆」の語が廃止
され「認知症」に置き換えられたが、アルツハイマー型認
知症患者は世界で千8百万人にのぼる怖い病気(?)。


ビタミンB12
    
File:Ginkgolides structure.png 
Ginkgolide

ドイツで40年程前から銀杏葉の抽出物の薬理作用に注目。
脳の血行増進作用で記憶力、集中力、思考力が向上したと
多くの論文が発表される。脳細胞内ミトコンドリアを活性
化させエネルギーを与える事が出来るという。飲み始めて
8週間で効果が安定する。ドイツでは、植物性栄養素・色
素成分フラボノイド群を24%以上、香り成分のギンコライ
ド(テルペノイド)を66%以上含んだ(湿疹や呼吸困難、
下痢、腹痛、頭痛などのアレルギー症状を来たすギンコー
ル酸の含有量が5ppm以下)であると言う条件をを設定し
ているという。


File:Gingko biloba JPG2b.jpg Ginkgo biloba

ギンコライドだけでなく、DHAは精液や脳 、網膜のリ
ン脂質の脂肪酸の主要成分で、血中の中性脂肪(トリグリ
セライド)量を減少させ、心臓病の危険を低減する。また、
アルツハイマー型痴呆やうつ病などの疾病に対し有効だと
される。

ドコサヘキサエン酸

ギンコライドとDHAとを併用すれば2~3倍の程度の相
乗効果は期待できるという。ところで、認知症の改善、予
防は健康茶やエキス、DHAの摂取だけでだろうか?

魚のDHAで難病に克つ 
ファイル:Linolenic-acid-3D-vdW.pngα-リノレン酸    ファイル:LAnumbering.png
                                 リノール酸


File:BrainLobesLabelled.jpg前頭葉(Frontal lobe)

ファイル:Inferior frontal gyrus.png

脳を育て、夢をかなえる 脳の中の脳「前頭前野」のおどろくべき働きと、きたえ方  /川島隆太/著 [本]川島隆太

いま前頭葉が熱い。もう少しいうと前頭葉三角部が熱い。
従来の化学的療法というより、脳に直接働きかけることで
脳自身を活性化し自然治癒させようという試みであり、成
功事例が相次いで報告されている。その旗手が川島太教
授。そう、あの認定の任天堂の『脳を鍛える大人のDSト
ーニング』だ。『デジタル革命』の第6則の「<未体験>
ゾーンの拡大」であり、その治療法は個別治療の徹底とい
う体験の非共有領域(尤も、症例のデータベース化による
処方箋化はその意味で言えば共有領域だが)での処置とわ
たしは考えている。

【イチョウ葉成分の精製法及び薬理作用資料】

効力成分のテルペンラクトン(ギンゴライドA、Bおよび
Cおよびビロバライド)およびフラボンのグリコシド(ケ
ルセチン、ケンペロールおよびイソラムネチン)から危険
や副作用成分のギルコール酸(非寒帯植物成分)、4’-
O-メチルピリドキシンおよびビフラボンの除外方法が重
である。

◎特表2008-540354「4’-O-メチルピリド
 キシンおよび/またはビフラボンの含有量が低いイチョ
 ウ抽出物を調製するための改善された方法」

・「
リノール酸神話

イメージ ID=000002 





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