極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

風鈴草と漢方の限界

2009年07月22日 | WE商品開発



この土地の 時の重ね着知ればこそ 風鈴草の紫に似て





S氏への返信】

医学、薬学領域の拡大に繋がった今回の依頼事項。お陰で
少し睡眠不足(「海は広いなぁ~」)。早速、煎じて冷や
して飲んだけれど、嫌みはなく飲みやすい。お茶自体濁り
がありろ過を施し、透明感をだし「冷しあめ」のようにす
れば清涼飲料水として売り出せばヒットすること間違いな
し。ただし、効能があればの話し。近日、またきみの部屋
で商品開発会議?を開くとするか ^^;。




イチョウは、生きた化石といわれるほど種子植物の中でも
最も古い樹木と言われており、出現は約2億5千年前とさ
れ、イチョウ葉に含まれる有効成分・フラボノイドやギン
ゴライドなどの物質が注目されているという。漢方だけで
なく、
サプリメントとして販売されている(栄養補助食品
とは、タブレットやカプセルに、特定の成分を濃縮して詰
めたもの。「バランスのとれた食生活が困難な場合などに、
ビタミン、ミネラルなど不足しがちな栄養成分を補給した
り、健康を維持するために用いられる食品」とあるが、生
活習慣病の予防や健康維持にはバランスのとれた食生活が
欠かせないが、規則正しい食事や運動を続けるのは意外と
むずかしい。そこで手軽に栄養を補えるサプリメントの需
要が高まったがビタミン、ミネラルだけでなく、ポリフェ
ノール、アミノ酸、多糖類、脂肪酸などいくつもの新成分
が積極的に取り込まれているというが、医薬品、漢方薬と
の併用による副作用や薬害には要注意)。


 flavonoid 



(学 名)Ginkgo biloba
(科 名)イチョウ科/別名)公孫樹、ギンコウ、ビャッカ
(原産国)中国、日本
(主成分)

トリラクトンジテルペン
 ginkgolideA,B,C
トリラクトンセスキテルペン bilabolide
フラボノイド monosides, biosides and triosides of quercetin,
            isorhamnetins, 3’-0-methylmyristicins, kaempferol
ビフラボノイド amentoflavone, bilobetin, 5-methoxybilobetin,
            ginkgetin, isoginkgetin

(効能または効果)記憶力向上、血行促進⇒【健康茶資料

Ginkgo-60mg supplement smart pill, 24% flavone glycosides, 6% terpene lactones  Fundamental Organic Chemistry Set


ところで、米国でオバマ大統領が推し進める「医療保険制
」が話題になっているが、日本にもオバマのようなリー
ダーが欲しい。勿論、共和党と民主党の一部が反対してい
るが、70年以降の米国史を見れば‘制度内医療費削減派’
を除き‘反動勢力’だということが分かる。尤も、入口論
より、出口論が緊要だという議論はわかるが、国民皆保険
制はその前提だから、「増税」⇒「医療費削減」がわたし
の主張だ。


笹のエキスが効く 

横道にそれた。「ササは日本国中どこにでもあるので、昔
から料理の防腐や色どりに、またササ茶などとしても広く
利用されてきた。一方、山野に生えているササは地表を網
目のような地下茎で守り、豊かな緑ときれいな空気を提供
し、清浄な水を供給するなど、自然環境の上でも大切な役
割を果たしている。かつて、ササエキスがガンに効いたと
いう臨床試験結果が報告されると、多くの人達が関心をも
ちました。ドイツでも512人の医師の協力で臨床テスト
が行なわれ、ガン患者の延命をはじめ、疼痛の緩和など、
いろいろな効用が報告されている」とある。






通常の食事ではとりにくい五炭糖と呼ばれるキシロース、
アラビノースなどを構成成分とする植物性多糖体をクマザ
サから抽出・精製しサプリメントをつくる。

arabinose, Ara

フラノース形ピラノース形 xylose



   

【スギナと土筆の効能って?】

スギナ茶の特徴や効能は、スギナはミネラルの宝庫です。
ミネラルが豊富な野菜の代表ほうれんそうと比較するとリ
ン、カリウムは5倍、カルシウムは155倍、マグネシウ
ムは3倍などで、解熱、利尿、鎮咳作用があるといわれる。
これに対して、スギナの子供の土筆は、スギナ成分に胞子
成分が加わることで、ガン・老化防止・動脈硬化の予防に
効くというからには、土筆が良いのでスギナとの併用は意
味がないが?ツクシフラボノイドって何?教えて欲しい!

 

 




解毒剤として用いられ、魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうきき
ょうとう)、五物解毒散(ごもつげどくさん)などに処方
される。しかし、ドクダミ(魚腥草、十薬)は単独で用い
ることが多く、漢方方剤として他の生薬とともに用いるこ
とはあまりない。ドクダミの生命力と繁殖力は、他の薬草
よりはるかに強く、根茎が残っていると、翌年は、地面い
っぱいになるくらい繁殖します。野原、空地、路地などど
こでも見ることができる。6月頃、白い花が咲き葉は、さ
つまいもの葉に似ています。独特の臭いがあり、何か毒で
も入ってるのではないか?ということからドクダメ(毒溜
め)がドクダミへと変化してこの名がついたと言われてい
る。



どくだみジュース、ワイン、化粧水、軟膏、入浴剤、茶な
どの利用方法ある。便秘、肩こり、高血圧、冷え性、ニキ
ビ、オデキ、アトピー、水虫の諸症状を改善し、体質改善、
強壮、強精、病気への抵抗、免疫力を高めるなど(青汁や
乾燥どくだみを煎じた汁を服用)。どくだみの最大の特徴
と言えば、やはりその薬効の高さ。どくだみの葉や茎をす
り潰して得た青汁を塗ると、切り傷、オデキ、ニキビ、蓄
膿症、水虫、皮膚病などに優れた薬効といわれる。


【中間報告】

いろいろ調べ、結局のところ、実践して効果が上がるなら、
口コミで広げていくの手かなと思う。不純物が多いのでよ
く調べておかないと副作用や薬害が起こりそうだ。今回も
「松葉」のGABAは健忘(宣言的記憶Declarative memory
を引き起こすとあり、折角の「イチョウエキス」の健忘症
予防効果を相殺するのではないかと疑問に思ってしまう。


漢方薬と新薬の違いでいうと、精力増強強化には「イカリ
エキス」を取るか「バイアグラ」を取るかといわれたと
き、多少時間がかかっても、医者にかからず、副作用が小
さく簡単に自生栽培できる「イカリ草」を取るというふう
な喩えがわかりやすいのではないだろうか。




郷土愛とはなんだろうと思い歌を書く。キキウ科の1年草、
原産地/北半球。花期は5~6月。最も多く栽培されている
種で、メジュウムで、新たに改良されたメイシリーズで9
月にタネを蒔けば、翌春には花を咲かせる風鈴草。花言葉
は「感謝」。


コメント
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