まさしく不死鳥のようなお茶です・・・
老茶狂様から頂いた凍頂ウーロン茶のおかげで十数年ぶりに日の目を見た感のあるウーロン茶・・・
お店の10度ぐらいまでしか温度を下げない冷蔵庫に、缶の中に封もせずに入っていたお茶はヒネ臭(古茶臭)がしてとても美味しく飲めそうもなかった・・・
でも何となく・・・いや、どうしてもその十数年の歴史を飲んでみたくなって火入れをした・・・数十グラムなのでいつものミニチュア焙煎機で・・・
およそ30時間・・・正直ここまで美味しくなるとは予想していなかった・・・元の香りを嗅いでいたから・・・
恐る恐るいつもの蓋碗で淹れたお茶は元の香りを完全に忘れさせてしまうくらいの変わりよう・・・さらに驚くのはヒネ香にマスキングされていた萎凋香が復活したこと・・・決して褒められたものじゃない環境の中に置いてあって香りを維持していたのは・・・
萎凋により沸点の高い香気成分が増えるというのは分かっていたつもりけど・・・こんなことがあるのか(+_+)ビックリです・・・
開設からの連続アップ1216日目