書き終えた・・・
すっかり忘れていていつものように締め切り直前になって書き始めた原稿・・・
もちろんお茶のことを書くのだからそれなりのネタは考えてはあったけど・・・
いざ始めてみれば文字数の制限もあるわけでそう簡単には・・・
見直して、見直して、書き直して、書き直して・・・
いくらやっても後から見れば不満だらけだとは思いますがとりあえず・・・
後は引き取りに来られるまで・・・
最後のあがきか・・・f^_^；
ほとんど記事になることがない圃場№４７E【ふくみどり】・・・
様子を見に行った茶園でふと気がついた・・・
何が目立たない存在なのか分からないが思い出そうとしても浮かばない・・・
古くもないし新しくもない埼玉県生まれの品種・・・
味にも香気にもキチンと特長を持っているんだけど・・・
面積の少なさで言えば少ない方から5番目だから真ん中・・・
摘み取りの時期も早くもなく遅くもなくだし・・・
っていうか、だからなのか・・・？
たまには登場させないと拗ねるといけないので・・・
艶々の柔らかい芽が・・・
来春に期待できますね・・・
昨日発表になった第65回全国茶品評会の審査結果・・・
普通煎茶4kgの部に出品したかみさんと【極】の成績は・・・
何と全く予想もしていなかった1等3席と1等6席・・・
超ビックリですよ・・・
かつてない香気が出ていた今年の出品茶だったから関東ブロック茶の共進会にはいくらかの期待をしていた・・・
が、結果は銀賞と見事に期待はずれだったからまさか全品で・・・
しかも開催県は完全アウェーの鹿児島県・・・
こんなことがあるんですねぇ・・・
寝ていたわけじゃありませんがブログ更新せずにいたから舞い込んだ果報か・・・？
結果を知ったのも静岡の友人にお祝いを伝えたことで分かったぐらいで・・・f^_^；
普通に2番茶まで摘み取ってその後に3番茶が出揃った圃場№５２【さやまかおり】・・・
2番茶がしっかり伸び切ってから摘み取ったので残り芽などもなく3番茶は綺麗に・・・
が、他の圃場のように2番茶以降にハサミを入れたところはまったく発生していないタンソ病が・・・
気温は低めで雨が多く湿度が高い・・・
防除をしていないからまさにタンソ病天国・・・
これ以上広がらなきゃいいけど・・・
※TV番組のご案内・・・今までに何度となく放送されてきましたが NHK BSプレミアム アインシュタインの眼 特選映像ファイル「匠（たくみ）の技をとらえた」が8月24日（水）午前11:45～午前11:58に放送されます・・・少しですが手もみ茶のシーンで協力した番組ですので時間のある方はぜひご覧ください
遅れましたね・・・
それでも一時よりだいぶ追いついたと言えなくもないですが・・・
自然仕立ての管理は難しい・・・
もちろん機械仕立てが簡単なわけじゃありませんが・・・
ただ一年に何度もハサミを入れる機械と比べ自然仕立ては1回のみ・・・
その深さや時期がその後の生育に大きく影響する・・・
一番怖いのはほとんど葉っぱがない状態で迎える梅雨・・・
今年のように6月下旬から少雨＆高温となればそのストレスは途方もない・・・
害虫のタイミングをずらしたいと5月下旬を選択し・・・
枝数を減らしたいと深めにハサミを入れることを選択・・・
そして半端じゃない猛暑とくれば・・・
雨は降ってくれるようになった・・・
気温も平年並みになりそう・・・
後は【極】の管理次第か・・・
秋に茶園の様子が堂々とアップ出ればいいですが・・・f^_^；
※TV番組のご案内・・・今までに何度となく放送されてきましたが NHK BSプレミアム アインシュタインの眼 特選映像ファイル「匠（たくみ）の技をとらえた」が8月24日（水）午前11:45～午前11:58に放送されます・・・少しですが手もみ茶のシーンで協力した番組ですので時間のある方はぜひご覧ください
締め切り・・・
いや実際はいつが締め切りなのかも把握していないのですが・・・f^_^；
手もみ茶についての原稿はきっちり纏めなきゃならないぐらいの文字数・・・
そぎ落とせるだけのボリュームで速攻準備しておかないと・・・
何回見直しても気に入らないに決まっているのですから・・・（+_+）
※TV番組のご案内・・・今までに何度となく放送されてきましたが NHK BSプレミアム アインシュタインの眼 特選映像ファイル「匠（たくみ）の技をとらえた」が8月24日（水）午前11:45～午前11:58に放送されます・・・少しですが手もみ茶のシーンで協力した番組ですので時間のある方はぜひご覧ください
紅茶を・・・
リーフルから注文してあったSUNGMAも届きましたが今日は２００９年産蜜香紅茶・・・
もちろん台湾の花蓮研修の際に購入したもの・・・
一番の生産者のところで一番気に入った茶を買ったんだから良くて当たり前ですが・・・
２年経ってもまったく魅力が変わりません・・・
今年の【極】製も飲んでみました・・・
品種が違うし遜色ないとは言わないけどここまで来たかって言えるんじゃないか・・・
ダージリンとも違い台湾とも違う・・・
他の国産とも違う【極】製・・・
何となくこの先にはもっと面白いことがあるような気がしてきた・・・
※TV番組のご案内・・・今までに何度となく放送されてきましたが NHK BSプレミアム アインシュタインの眼 特選映像ファイル「匠（たくみ）の技をとらえた」が8月24日（水）午前11:45～午前11:58に放送されます・・・少しですが手もみ茶のシーンで協力した番組ですので時間のある方はぜひご覧ください
一昨日は３８℃もあったのに・・・
半袖じゃちょっとなんて思うほどの外気・・・
TVじゃ夏も終わりですなんてコメントしている予報士さえ・・・
暑過ぎて乾燥なんて茶にとっていいはずもないけどまだまだ生長してくれないと来春の準備は完了しない・・・
若干無理をして８月上旬にハサミを入れた茶園もかなりあることだしね・・・
３番茶の充実は来春の新芽に大きな影響を及ぼす・・・
今年の春の収量が少なかったのは冬季の乾燥と昨夏の高温＆少雨の影響があったのは間違いない・・・
これ以上ないなんてことまでは贅沢かもしれないがやっぱり普通レベルにはいて欲しい・・・
もちろん普通がいいのは気象だけじゃなく・・・
※TV番組のご案内・・・今までに何度となく放送されてきましたが NHK BSプレミアム アインシュタインの眼 特選映像ファイル「匠（たくみ）の技をとらえた」が8月24日（水）午前11:45～午前11:58に放送されます・・・少しですが手もみ茶のシーンで協力した番組ですので時間のある方はぜひご覧ください
なかなかの出来じゃないですか・・・
春摘みの包種茶【むさしかおり】・・・
自園の原葉ではなく埼玉県農林総合研究センター茶業研究所から試験用に摘んできた・・・
半分以上は受注生産に回したが残っている分も販売しないと・・・
ここのところ店頭販売で半発酵茶【てふてふ】シリーズをキチンとラインナップしていない・・・
あまりにも作る種類が増えすぎて対応できてない茶がいくつも・・・（+_+）
紅茶の生産が増えたことも大きいいかな・・・
あらためて試飲してみて今年の【むさしおかおり】なら【きらびやか】を名乗ってもいいんじゃないかと思う・・・
火入れの試験をしてみてからだけど・・・
台湾烏龍茶用品種【硬枝紅心】の血統はダテじゃない・・・
これも震災の影響でしょうが・・・
近くのホームセンターで売っていたペットボトル水・・・
台湾から輸入されたものらしいからこれで台湾茶を淹れてみたらなんて・・・
で購入して家に持ちかえってラベルを見たら・・・
んっ・・・
ボトルドウォーター（純水）硬度ゼロだって・・・
こりゃ台湾製だろうが日本せいだろうが関係ないかな・・・
しかも安いと思ったら１．５リットル・・・ｆ^_^；
まあとりあえず阿里山を水で・・・
面白い事に気がついた・・・
中火の阿里山の水だしは【極】製微発酵釜炒り茶に似ている・・・
湯じゃないと揮散しない香気成分を取り除くと近い存在になるということか・・・？
さまざまな試験研究が繰り返されて記録として残り、それを利用することが出来るということ・・・
当初は闇雲に新しい茶、面白そうな茶に挑戦をしてきた【極】ですが・・・
それを繰り返してきたおかげでたくさんの方との付き合いが出来てアドバイスをいただいたり資料を目にする機会をいただいたりできた・・・
とっくに行き詰っていた紅茶づくりでも台湾での研修の機会を得たり・・・
送っていただいた途方もない数のサンプルを試飲することでイメージを広げたり・・・
適応する品種の選定だってそれなりの所の協力がなきゃ無理だったし・・・
手元にあるたくさんの書籍が参考資料となっているのは当然ですが・・・
これを記して残してくれた方々がいたから参考にできるわけで・・・
今日、ずっとお世話になってきた先生が書かれたものを読ませていただいたら・・・ふと・・・
自分もこの世界に生きるのだから何か一つぐらいはそうやって役に立ちたいと思います・・・
お茶人生もまだ先は長いわけだし・・・
お盆のせいでしょうか・・・？
新しい刑事ドラマの話・・・
なんていうことを記事にする訳もなく・・・
茶の品質を決定する要因は実にたくさんあるということについて・・・
原料で言えば品種に始まり栽培方法に生育環境、摘み取りの時期ｅｔｃ・・・
製造だったら萎凋を含む生葉管理に殺青方法や殺青工程のタイミング、揉み工程の配分や強度、乾燥だって程度やかける時間など・・・
これらの組み合わせを考えたらやり方は無限大に広がる・・・
だからやろうと思えばオリジナリティーを持たせることは十分に可能なんだって・・・
もちろん実際にやるというところまでいくのが難しいのかもしれないが・・・
今年作った紅茶の足跡を辿った・・・
そして乾燥を工夫した茶を従弟に飲ませた・・・
「二煎目が香りも良くおいしい」・・・
「一煎目は味が濃厚すぎる」・・・
もちろん淹れ方もありますが間違いなく普通に作った茶にない特長が生れた・・・
やっぱり茶づくりは楽しい・・・
ここまで変わるんです・・・
ふと見ていたHDDに保存してある茶園の写真・・・
２００８年８月圃場№４４【ゆめわかば】の定植２年目の写真が・・・
１年生の小さな苗を植えたので２年目でもまだこんなにスカスカ・・・
冬の遮光用の寒冷紗も片づけていないということはこの冬もトンネル被覆をしたということ・・・
それが３年後にはここまで生長する・・・
この間にはクワシロカイガラムシの脅威にもさらされたが結局は問題なし・・・
昨冬の寒干害も隣の【むさしかおり】には被害が出たが【ゆめわかば】は何事もなかったかのよう・・・
特長のある香りといいかなり優秀な品種なんじゃないですか・・・
って、【極】が惚れ込んで日本で一番最初に導入した品種ですから良いに決まっています・・・
育成してくれた埼玉県農林総合研究センター茶業研究所の先生方には感謝ですね・・・m( _ _ )m
紅茶づくりも終わったし・・・
もう一台入るのに車庫が狭くなってるし・・・
攪拌機を移動してシートをかける・・・
氷点下６０℃の超低温冷凍庫を移動する・・・
生葉コンテナを掃除して移動する・・・
５０枚ほどのカレイを棚ごと台の上に載せる・・・
ゴミを片付ける・・・
スペースが確保できました・・・
たぶん秋までですが・・・
猛暑も一旦は収まるらしい・・・
久々に茶業公園からの眺めをカメラに・・・
夏の景色って茶園の場合にはイマイチ・・・
春みたいに一斉に芽吹くということもなく・・・
中には葉がないところまで刈り落としてあったりする茶園もあるぐらいだし・・・
積乱雲とかが真っ青な空に立ち上る的な条件でもあればいいけど・・・
それでも誰かが育てている向日葵はこの時期じゃなきゃ撮れないわけで・・・
まあ撮れるものを撮ればいっか・・・
とは言っても黒い機材は日なたに置いたらあっという間に焼けちまいます・・・
