アルミ箔に包まれ送られてきた茶は台湾烏龍茶・・・
「子英選庄」の銘が付けられた1920年頃の製造だとか・・・
球状ではなく條形をしているその茶は文山包種茶のような大柄な茶ではなく煎茶のような姿・・・
時を経て褪色し白っぽい・・・
香りはプアールにも似た古茶独特のもの・・・
あまりに貴重過ぎて飲まずに永久保存するしかないかなと思う・・・
そういえば1920年といえば日本統治時代でしたから、ひょっとして煎茶に似ていることと関係があるのでしょうか・・・?
今、台湾の方々にお世話になりウーロン茶や蜜香紅茶の勉強をさせていただいている身としては、この茶の出来た頃には考えられなかった状況に感謝しなければなりませんね・・・
今を生きる自分たちは、今生きる者同士の良き付き合い方に努めなければ・・・
圃場№45【やぶきた】品評会出品茶専用の予定・・・まだ植わってませんが・・・
今日ようやく測りだしを終えた・・・
80m×9畝という細長い圃場ですが以前の東西畝では42畝でしたから作業性がね・・・
それに積雪を考慮しなくてはいけない産地においては南北畝の方が間違いなく有利です・・・
これで我が家の茶園は傾斜地の1か所を除きすべて南北畝になります・・・
畦畔茶から専用茶園に移行したこの産地では東西畝が当たり前でしたのでちょっと異質・・・?
機械化が進んだおかげで東西とか南北とか言わなくなりましたが、この例のように畝が長くなる方に変えることはあっても短くすることはないでしょうね・・・
南北にこだわる【極】はたとえ短くなっても南北ですが・・・
いや、それよりも雨が降らないとマルチも敷けないし植えられません・・・
年間雨量1300mmと少雨の産地・・・
ゲリラ豪雨なんていらないし・・・
10mmほどで結構ですので今・・・
まるひろ入間店ギャラリーで昨年に続き行われたイベントに参加した・・・
入間市商工会青年部主催のこのイベントのお手伝いは手もみ茶の実演と販売・・・
手もみ茶の売り上げはすべて義援金として寄付をします・・・
今年もたくさんのお客様が強風の中を来店してくださり募金箱は中身を入れるのが大変なくらいでした・・・
ありがたいことです・・・
我々「狭山茶」も被害を受けていますが東北の被災者の方々の比ではありません・・・
それに自分たちも多少は大変な思いをしているからこそ応援したいという気持ちになっていることもあります・・・
もちろん大きなことが出来る訳ではありませんが「手もみ茶」を通じて何かが出来るのなら続けていかなければと思います・・・