車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

気分一新の春!

2021年03月02日 22時13分44秒 | 日記
この一年間、練習はホームのみで行ってきて、他所で車椅子同士で練習したのは秋頃のごく僅かな時間だけだった。

その間に自分の積み重ねてきたものがどうなのか、その成果を確認したいし、確認するまでは逆に不安が付き纏うし、それは精神衛生上良くはなく、集中力やモチベーションにも悪影響を与える。逆に不安がなければそれは単なる井の中の蛙で大海に出て打ちのめされるだけかもしれないし、大海を悠々泳ぎ切るだけの蛙にになることはそう簡単なことではない。

だから外部との交流、言わば武者修行が不可欠だと思っている。

がしかし、それを強く拒むのが今のこのパンデミック。

でもその隙間を掻い潜って外に出るのは決して難しいことではないので、やろうと思えば簡単に出来たりもするけれど、その行動が社会的にどうなのか?不要不急ではないのか?その線引きも人によって異なるし、足枷となるのはむしろその部分と、ウィルスへの恐怖そのもの。

だから、結果的にこの一年間の練習は「引きこもり」だった。

でもそろそろ、という気持ちがより強くなってくる。

確認したくなる。

だから、選手としてもう少し「遠慮せずに」動き出す決意をする。

その判断と行動もまた自分磨きの一つにもなるから。

自身のレベルアップ、ステップアップの為にこのコロナ禍のおける行動もステップアップを試みていく。

もちろん感染対策の気を緩めることのないように取り組まなければならないし、その判断を誤らないように心がけた上で。



暦の上でも体感的にも、季節は「春」になった。

だからこそ、気の緩みのないように気をつけなければならないけれど、ギアチェンジをするには良いタイミングだと直感的に思えたし、行動はまだまだ制限される部分はあるけれど、気持ちはもっともっと前を、上を向いて、物理的にも自分をそちら側へ運んでいけるようにありたいと思う。



コンディションはすこぶる良い。

手応えは十二分にある。

STIGA JAPANの協力もあり、最近は色々と新たなことにもチャレンジ出来、視野も情報も広がっている。

今月からホームの卓球台もメーカーの協力でなんと、2019年チーム・ワールドカップ東京大会センターコートの台となった。

卓球台も塗料やそのコーティングなど、毎年進化を遂げているけれど、これは現時点でまさにトップクオリティのもの。現状ではナショナルトレーニングセンターにある2020東京大会の台「MOTIF」と同じ天板らしい。

連日その台で練習させていただいているけれど、ワクワク感がとまらない(笑)

気分はまさに春、なのだな。



でもつい先日コーチから新たな課題も指摘されたし、自分でもそれを痛感しているので、その課題をどう克服していくかのトレーニングもより具体的に行っていきたい。

人間は幾つになっても、どういう状況下にあっても、成長していけるものだと確信している。

それがある意味僕の信念でもある。

その為に必要なことは、まず自身の決意。

それに尽きる。

情報、協力、環境云々は二の次。

それはあるに越したことはないけれど、自分の気持ちを上回る条件にはならない。

ハードルが生じたり、向かい風が吹いたり、壁が立ちそびえたり、或いは足元を泥濘に取られたりすることもしばしあるけれど、気持ちの強さ、大きさがそれを超える力に直結するし、それを回避するにしても、その判断の速さや行動の素早さにもそれが直結するはずだと考える。

よし、頑張っていこう。

負けられないぜ。

挑んでいくのだ。

この春が全ての人にとって心地よい素晴らしい季節隣、心地よい風が吹くことを願っている。

花粉が混じっていることは承知の上で(笑)

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