車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

継続は力なり

2021年12月20日 23時18分14秒 | 日記
PDCAサイクルって考え方があったけど(最近ではもう既に前世代の理論になりつつあるらしい)、その「サイクル」という考え方に僕は強く共感する。

繰り返しの作業が他にはない大きな価値、財産を生み出すことは例え無意識でも誰もが認識していることだと思うし、それは歴史からも確認できることだと言えるから。

反復。

子供の頃に九九を覚えるのはみんなそうしたはず。

文字の練習だってそう。

暗記はみんな書いたり読んだりを繰り返すことでクリアしてきたと思う。

繰り返し繰り返し行うから身につく。

日常生活の中でそれを行えるのであれば自然と体が覚えるのだろうけど、生活習慣以外の行為や知識であれば反復活動、その為のいわば「学習の時間」を設けないと身につかない。

となると、その時間を設けるマネージメントが必要になるし、その時間を効率的かつ有意義に過ごすための集中力や持久力も欠かせない。

そもそもになるけど、その差が成長の差になるように思う。

それが「努力」なのだと思う。

その時にどれだけ集中して行っているか、意識して行っているか、どれだけ意識高い系でいるかどうかで、同じことをしても得られるものには差が生じるのだと思う。

それが「質」の違い。

それに気づかないままでいるとただ「何時間頑張ってる」という時間の長さだけで評価してしまって、さらにそのままでい続けると、そうでない人との差はどんどん開いてしまい、気が付いたときにはもうどうしようもないことになっているだろうし、そこに残るのは後悔だけ、なんてことにもなりかねない。



なんて偉そうに(笑)



質は高いに越したことは無いけど、まずはきちんと繰り返し行うこと、それが大切なんだとあらためて思う。

継続は力なりって言葉があれば、石の上にも三年って言葉もある。

ある意味効率よりもあえて直向きに継続することに美意識を持つのが日本人のアイデンティティなのかもしれないし、それこそが日本的「道」の精神の根幹にあるのかもしれない。

まずは続ける。

そうすることで、質を高めていけるはず。

すると質をより高めていくことの必要性に気づけるし、自分で改善点を見いだせるようになる。

「慣れ」は成長の証だと僕は考える。

だからこそ、慣れた時点でさらにアップデートをしていくのだな。

そうやってさらに成長していくものだと思っている。



逆に良くないと思うのは、ころころと取り換えること。いろいろ変えてしまうこと。

実は卓球あるあるなのだけれど、使う用具をあれこれと取り換えることが実に多い。

「とっかえひっかえ」は個人的にどうかと思うし、「目移り」という言葉が良い意味で使われることは無い。

隣の芝生がより美しく見えるその気持ちは実によく分るけど、その感情に流されるのはまた別の話だと思うし、個人的に合う合わないは別として、一つの用具を腹落ちするまでずっと使い続けることに僕はすごく大きな意味があると思っている。

それが「継続は力なり」とか「石の上にも三年」ということになるのだと思う。

継続するからこそ積み重なっていくものがあるわけで、ベースとなる自分のスタイルが確立できてもいないうちからあれこれと目移りしてちゃいかんと思うな。



なぜこんな話をしたかというと、1年前にラケットを変更して、今また新しいラケットを試しちゃってる自分への戒め(笑)

だって、六角形ラケットがあまりに魅力的だったから(笑)

これを持っているだけで話題になるので、これはきっと友達を増やせるラケットだと思う(笑)

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