車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

日々を建設的思考で過ごしていく

2020年05月11日 22時32分13秒 | 日記
報道を見ていると、中には海外の情報も散見されるのだけど、そこから察するに「あの国の選手たちはこれで活動を再開できるんだろうな」と考えたりする。

緩和からの感染拡大傾向なんて報道も各国であるから、まだまだ予断を許さないだろうけど、そもそもその情報にはそれに対する各国の対応まではまだ聞こえてこないので、海外の選手達がどのような活動をしているのか、出来ているのか、再度中止となったのか、あるいは未だ出来ていないのか、それはあくまでも勝手な想像でしかない(仲の良い選手には直接聞くことも出来なくはないけど、さすがに今は控えている)。

けれど、その想像が自分を焦らせる感覚もあれば、モチベーションになっている部分もある。

国内のトップ選手(張本君や石川佳純さんなど)は、ちゃんと練習を行えているように思う。

どこで?どうやって?

これも報道を見た上での僕の勝手な想像。

でも、全然可能だと思う。

これは卓球という競技の特性で、わずかなスペースでも可能なものだから。

お金をかければ、僕にも実行できる安全な手段が思いつく。



この状況下でも活動している選手たちがいる。

それに対して自分の今の状況はどうなのよ・・・

と、焦る・・・悲観する・・・

ことは案外無い(笑)

確かに、台でボールを打つ練習は全く出来ていない。

一応その為の準備を怠らないようにしているとはいえ、いざその時になったらちゃんと打てるかどうか不安はある。

でも、現時点で出来ることはしっかりと行うことは出来ている。

ボールを打つという直接的なトレーニングではなくとも、それを支える為のトレーニングは出来ている。

そこに手ごたえも得ている。

さらに、その内容はアップデートも出来、思考範囲と活動内容の幅も広げられている。

良い傾向にある。



「思想の健康は肉体の健康に勝る」

大好きな言葉だ。

今はイレギュラーな状況で、思うように活動が出来ない大変な事態になっている。

そんな時だからこそ、思想を健全な状態で維持することが大切なのだと思う。

口で言うほど簡単じゃないことは分かるし、そう気楽に言えない方も少なくないことは承知しているつもり。



だからこそ、敢えて言わせていただきたい。

思想の健全な状態が大切なのだ。



そうでなければ、つい感情的になったりと、思考の幅も狭まるだろうし、人の話も聞けなくなってしまうだろうから。

そうなると、それまでに構築した人間関係にも綻びが生じかねない。

負のスパイラルに陥ってしまうことになる。

逆に、健全な思想の状態にあれば、真逆のスパイラルが生じるように思える。

思考が健康であるからこそ、足元を見て悲観するのではなく、先を見て、上を見て、そこへ進むための手段を考え、その為の一歩を踏み出せて行ける。

こんな時だからこそ、現状を悲観したり、誰かを否定するのではなく、現実を肯定的に捉えてその先を見定め、それに向かって前進していこうとそちらにエネルギーを費やすことが大切なのだと考える。



今の僕に出来ること、海外を含め他の選手と比べれその範囲は狭い。

でも可能な範囲の中で濃い活動を行うことは出来ている。

食事も申し分なく出来る。

憂いることは無い。

ボールは打てない。

でも、ボールを打つイメージトレーニングは出来る。

あとは、その時にイメージ通りの動きが出来るよう今しっかりと身体づくりをやることなのだ。

これだけ間隔があくとイメージ通りに打てないんじゃないか?と不安な思いは確かに無くはない。

でも、それとは比べ物にならないくらいの「その時が楽しみ!」という気持ちが僕にはある。

今日もトレーニングのメニューを少し修正し行った。

その結果、若い頃から経験のある筋トレ後の「心地よい疲労感」に見舞われた。

僕の経験上、最高の疲労感であり、心身ともに満足度の高い状態を表す指針なのだけど、自宅で行うだけの内容でも、それをこうして感じられるのは非常に嬉しいことだし自信になる。

僕の思考は健康状態だ。

ちなみに今は心地よい疲労感を通り過ぎ、純粋な疲労感へと変化してきている(笑)



今は我慢を繰り返すしかない。

個の我慢の向こう側に、また幸福の満ち足りた世界があるだろうから。

ポジティシンキング。

プラス思考。

それは、自分に都合の良いことばかりを考えること(笑)

それで幸せになれるなら、こんなに簡単なことは無い。

幸せとは、感じたもの勝ちなだけかもしれない。

さぁ、明日も頑張っていこう!