GOCCIのオトコヲミガク旅(w)

旅行記や、日常の面白い、或いはキレイなモノの写真を中心に
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タイ・プーケット空港でマクドネル・ダグラスMD-82 墜落

2007年09月16日 | ニュースと「オトコヲミガク旅(w)」

タイ・プーケット空港でマクドネル・ダグラスMD-82 墜落



「プーケット」はここ十年くらい殆ど毎年一回は行く馴染みのところなので、このニュースは少なからずショックでした。

いつも行くときは「TG」「ANA」なので「ワン・ツー・ゴー航空」というのは乗ったことが無かったんですが、ここ数年来、全世界で「格安航空会社(ローコストキャリア、低コスト航空会社)」が躍進しているみたいですね。

全てが全てそう言う訳では無いんですが発展途上国の「格安航空会社」が格安の運賃を提供できるのには訳があるようで、「徹底的な無駄の排除」をし「大手航空会社のお下がりの機体」を使用し、「低賃金で働くパイロット(未熟練?)」が運行しているというカラクリがあるようです。

学生時代の20年くらい前、サンフランシスコからニューヨークに行くときに「ピープルエクスプレス航空」という格安航空会社の奔りみたいなキャリアに乗ったことがあるんですが・・・・・

原因は不明なんですが離陸した途端、天井から大量の水が降って来た事があって、その時には、正直「生死」について真剣に考えた記憶があります。

この前の「SASのボンバルディア・DHC-8の事故」「那覇空港・中華航空炎上事故」もあったばかりですが、事故の事を考えると「海外旅行」なんかは行けなくなっちゃうんで、気にしてもしょうが無いですが・・・・・・・

自分で出来る防衛策はせいぜい「評判の悪いキャリアと機体」に乗らないくらいなんで、航空関係者の方には、ただただ「完璧な整備」「安全な運行」を励行していただけるよう願うばかりです。




格安航空会社、ワン・ツー・ゴー航空国内線。悪天候で"ゴー・アラウンド"試みる?

日本人観光客も多いタイ・南部プーケット国際空港で9月16日午後タイ国内線マクドネル・ダグラスMD-82中型双発ジェット旅客機(乗客・乗員128人搭乗)が着陸に失敗し大破、炎上した。現地のTVチャネル7は『60人が死亡』と伝えた。現地プーケット県の高官は『事故の状況から少なくとも90%近くが死亡』と悲観的な見通し。事故発生当時、積乱雲の通過で豪雨、強風に見舞われる最悪の気象条件だったという。機長が着陸をやり直そうと『ゴー・アラウンド』を試みたが間に合わなかったらしい。バンコク・ポストなど地元メディアによると着陸に失敗したのはタイの首都 バンコック・ドンムアン国際空港発プーケット国際空港行き、ワン・ツー・ゴー航空、国内線OG269便(マクドネル・ダグラスMD-82型機)。乗客123人と乗員5人が乗り組んでいた。16日午後3時35分頃、事故が起きたという。ワン・ツー・ゴー機はプーケット空港に一旦着陸、速度を落とさないまま滑走後、滑走路をはずれ近くの樹木に激突。機体はすぐさま炎上、胴体が真っ二つに割れ客室はほぼ焼け落ちた。火の回りが早く、5分で機体全体を包み途中爆発音も聞かれたらしい。空港常設消防隊に加え近くの市町村から消防車、救急車多数が乗客、乗員の救出に当たった。生存者もいたが現地から『犠牲者は100人以上に上る』との未確認情報が伝えられている。プーケット県副知事も『事故現場の状況から(乗客、乗員128人)9割が犠牲になった』と悲観的な見通し。バンコックの日本大使館は『乗客名簿から日本人らしい乗客は見当たらない』という。事故発生当時、プーケット空港は豪雨と強風の悪天候。視界は極端に悪かった。積乱雲の通過で気象状態は最悪だったらしい。タイ運輸省の関係者は『事故機は滑走路が十分視認出来ず着陸をやり直すため"ゴー・アラウンド"操作中だった』と話している。プーケット国際空港の滑走路は長さ3,000メートル(幅45メートル)でMD-82型機には十分な長さ。ワン・ツー・ゴー航空はオリエント・タイ航空の子会社で格安運賃が売り物。マクドネル・ダグラスMD-82型機はボーイングと合併した旧マクドネル・ダグラス社が開発。1979年に初飛行。カリフォルニア州ロングビーチの旧マクドネル・ダグラス工場で1999年までに合計1194機を生産、世界の航空会社へ販売した。機体は全長45.1メートル、全幅32.8メートル、全高9.05メートル。乗客数は152人~172人。エンジンはP&W社製JT8D-217A/Cを胴体最後部の左右両側に一基ずつ装着。尾翼のT字翼と合わせ外見上の特徴。巡航速度は毎時811キロ、航続距離は3,798キロ。(2007. 9/16 Japan Aviation & Railway News (航空ニュースJAN) )