GOCCIのオトコヲミガク旅(w)

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ボンバルディアDHC-8また着陸事故(主車輪異常で緊急着陸、デンマークでSASコミューター機)

2007年09月10日 | ニュースと「オトコヲミガク旅(w)」


ボンバルディアDHC-8また着陸事故(主車輪異常で緊急着陸、デンマークでSASコミューター機)



夏休みの「男を磨く旅:北欧・シンガポール編」コペンハーゲンベルゲン間SAS」「ボンバルディアDHC-8-400(Q400)」でフライトしたばっかりだったんで少し複雑な気持ちです。





日本でも3月に「全日空機、高知空港胴体着陸事件」を起こした「DHC-8(Q400)」はトラブルが頻発している悪名高き機種なので、航空会社は経済的理由はさて置き、「多くの命」を預かっているんだから、問題が「オールクリアー」になる迄、即刻この機種の使用は停止してほしいと思う。メジャーな路線は多くの航空会社が運行していて、事前に「機種」を選んでフライトするなんて事も可能なんですが、それ以外のマイナー路線は「ノー・チョイス」状態なんで深刻な問題です。




ボンバルディアDHC-8また着陸事故(主車輪異常で緊急着陸。

デンマークでSASコミューター機)カナダ・ボンバルディア製コミューター機、DHC-8型機がまた着陸事故を起こし主車輪(右)が完全に破損する等した。機長が主車輪の異常に気付き緊急着陸をトライ中の事故だった。幸い残存燃料を最小限にする等、事前の着陸準備が間に合い、乗客、乗員73人中、軽傷者5人に止まった。着陸事故に巻き込まれたのはSASコミューターのデンマーク国内線SK1209便=DHC-8-400(Q400)型=。コペンハーゲン発アールビョルグ行き。SAS本社の公式発表によると事故が起きたのは9月9日午後4時10分頃。場所はデンマーク・ユトランド半島北部のアールビョルグ空港。事故機には乗客69人と乗員4人が搭乗し74人収容の客室はほぼ満席に近かった。着陸事故発生前、機長が右主車輪の異常に気付き管制塔に緊急着陸を要請。万一に備え航空燃料を着陸に必要な最小限まで使い果たしランディングした。問題の右車輪は滑走路に接地、数秒後に根元付近から破損。直後右主翼が傾き滑走路に接触し火災が発生した。幸い待機中の消防車が消火に当たり機体の炎上等最悪の事態は回避出来た。乗客、乗員とも脱出シュート等で避難し乗客5人が軽いけが。機体は右主車輪が完全に破壊。右主翼、プロペラ(右)が中破したという。デンマーク政府の航空機事故調査委員会が原因究明を開始した。日本では3月高知空港で全日空の同型機が前車輪を出せないまま胴体着陸。緊急着陸の様子が当時、TV生中継で全国放映され大騒ぎとなった。航空鉄道事故調査委員会の調査で前車輪の格納扉が部品の欠落で正常に作動しなかった事が判明。製造段階での部品取り付け忘れの疑いが濃厚と成っている。DHC-8型シリーズでは車輪のトラブル等が多発、全損事故は6件を数える。主車輪等着陸装置に難点があるとの指摘が多くSASコミューター機の事故で、同型機の安全性が再びクローズ・アップされそう。(2007. 9/10 Japan Aviation & Railway News (航空ニュースJAN) )