原作 浅田次郎「輪違屋糸里~女たちの新撰組~」観て見ました。
録画しておいた、原作 浅田次郎「輪違屋糸里~女たちの新撰組~」観て見ました。
原作本を読んだのが2005年7月なのでもう2年以上前になるんですが、その時の好印象がこのドラマを見るきっかけでした。
主役の「上戸彩(糸里)」をCM以外でブラウン管で見るのは初めてだったんですが、原作の糸里と意外とイメージが重なる容貌だし、演技もそこそこ及第点でした。
顔が小さく首の細長い彼女の和服姿はなかなかキマッテいました。
私生活ではボロボロの「中村獅童(芹沢鴨)」もいい芝居をしてましたし、からくりTVで見せる天然さを微塵にも見せない「浅田美代子」の演技にはびっくりしました。
ドラマ自体、混沌とした潔さと理不尽さが渦巻く幕末の世相が「男と女」を苦しめてゆく・・・・、
そんな辺りはきっちり押さえられた構成で醒める事無く長い時間を見ることが出来ました。今度時間をとって、再び原作本を読んでみようと思いました。