漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

日常に忍び込むフランス伝来の食べ物⑬-2 トロペジェンヌ知名度イマイチの理由を考察する

2024年07月29日 09時23分52秒 | フランス伝来の食べ物
  

    昨日の朝ごはん↑


 昭和生まれの人に
聞くと、
昔はフランス菓子では
エクレアや
シュークリームくらい
しか無かったからと、
それ以外が容易には
思い浮かばないようで。


 いろいろあるのは
つい最近になってから
なのだそうです。

 1990年頃の
ティラミス・
ブームに続けと
海外のスイーツや
菓子パンが続々と
発掘され紹介
されて来た流れの
現時点での最後尾の
中の一品といった所
でしようか。

 フランスの菓子を
イメージした
菓子パン販売は
パリオリンピックの
盛り上げに協力
(または便乗)しようとする
飲食、製造、販売等の
食べ物に関わる
業界全体での
3年に渡る大仕事
というのもあるの
でしょう。

 命名者ブリジット・
バルドーの知名度は
20世紀中頃の
日本でも高かった
のではないか?
と思われます。

 それでも
トロペジェンヌは
当時、今時の海外菓子
のようには流行
しなかったという事
なのでしょうか?

 もししてたら
現在、物珍しさは
無い筈。

 コンビニスイーツ
どころかコンビニ
自体がまだ…日本最初の
セブンイレブンさえ
もうちょっと先な
時代。


 インターネットも
無く、白黒テレビ
が残ってたり、
雑誌も今程には
種類が豊富じゃ
無かったらしい。

 あとは、
アメリカ合衆国で
活躍するスターの
影響力の方が
強大だった。

実はこれが一番理由
かもしれません。

 ティファニーや
サブリナパンツを
流行らせた
オードリー・
ヘプバーン程には
命名者が日本で
インフルエンサー
力を発揮できなかった
のでしょう。

 …というのが、
トロペジェンヌが
知名度イマイチの
理由なのでは?
と推測しました。




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