漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

何でお菓子なら食べられるんですか?

2011年07月28日 21時07分47秒 | 第20話/麗しのクレール

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *


 作者が毎年会社で受ける、健康診断の結果成績表の説明書きによりますと、

体重 ( ㎏ ) ÷ 身長 ( m ) ÷ 身長 ( m )

で、男子の場合、数値が 18.0 より下の数値だと痩せている、
逆に 26.0 以上だと肥満なのだそうです。

 ランクとしては、

A 普通 20.0 ~ 23.9
B 痩せ気味 18.0 ~ 19.9
C 肥満気味 24.0 ~ 25.9
D 痩せています < 18.0 ← ハリソンさんはここ
E 肥満です ≧ 26.0

… なのだそうで、ハリソンさんの身長が 1.75m としたら、
体重はどれくらいになってしまうんでしょうか?

 作者、理数系の技術職に就いてて、
毎日毎日計算ばかりしているくせして、
実は数学が苦手で、この答えがパッと分からんのでした。

 でも、作者自身の身長と体重から計算すると、

A ÷ B ÷ B = C で、
C × B × B ≒ A となったので、

病気の出現率が最低となる理想数値の 22 では、

22 × 1.75m × 1.75m = 67.375㎏

―― なくてはならないのに、
それよりずーっと低い体重となってしまうんですけど。
ハリソンさん、アヴィニヨンの強風にブッ飛ばされなかったんでしょうか?

 この物語、日本では江戸時代 ( 将軍は10代目家治様 ) の頃なんですけど、
2コマ目、時代劇で時折お見かけする、
すっかり徳川の平和ボケなお殿様の、
おバカっぷりにうんざりしながらお説教する家来の図みたいですな~。

 それからハリソンさんが食べているお菓子、
何だかカリソンみたいなんですが、エクス・アン・プロヴァンスの名産なのに、
クレールさんとこでも売ってたんでしょうか?

 今の日本なら同じ都道府県内、あっちの方角の端の地域のお土産用お菓子が、
こっちの方角の端の地域の町のお土産物店やスーパーでも買えたりしますけどね。
それと同じような事が18世紀のフランスでもあったんでしょうか?

 カリソンは日本でも都市部のお菓子専門店では売ってるだろうし、
同じくフランス菓子の中で、
「 トリストラム・シャンディ 」 第7巻32章を読んで、
初めて存在を知ったマカロンなんてのは、
もーすっかりメジャーで、
田舎のスーパーでも安けりゃ1袋100円とかでも売ってるよなー。


 確かに不思議よねー。
お腹一杯でもお菓子は食べられたりするもの。
ハリソンさんは 「 別腹 」 の事言ってんのよね。


 次回の更新は7月31日 ( 日 ) の予定。



 

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