風子ばあさんのフーフーエッセイ集

ばあさんは先がないから忙しいのである。

小樽運河

2010-06-09 15:20:00 | 旅行
 風子ばあさんは、ギターは弾くが、歌はまるで駄目である。
だが、例外はあって、都はるみの「小樽運河」だけは、ずっと前に一度だけカラオケで唄った覚えがある。

 セピア色した雨が降る~~ああ、小樽運河~
 小樽運河への知識はそれだけであった。

 その小樽を観光した。
 鰊漁場だったという海は、最盛期には海が見えないほどおびただしい数の鰊で埋め尽くされたという。

 ともかくも、かっては活気にあふれた街の名残りは、今も重厚な石造りやレンガの建物を遺し、かつてのトロッコ跡も見ることができる。

 寿司屋通りというのがあって、寄ってみたかったが、哀しいかなツアーでは別の昼食が用意されている。
 指をくわえて通り過ぎたが、まあ、名物にうまいものなし、というから、痩せ我慢ながら、あきらめた。

 運河のほとりに待機していた人力車は、いつかテレビで見たことのある京都を本部にした観光人力社の支部のようである。

 イケメン揃いの車夫さんが、優しく膝にケットをかけてくれるわ、ガイドをしてくれるわで、あれはなかなかに良かった。

 一緒に行った友だちは、私のように重いのを乗せて走らせるなんて、気の毒でできないと頑張ったが、無理やり乗せた。

 けっこう楽しそうにピースポーズで写真におさまっている。

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