風子ばあさんのフーフーエッセイ集

ばあさんは先がないから忙しいのである。

警視庁

2011-02-08 14:20:02 | 時事
 電話セールスだ、おれおれ詐欺だのと、近頃は電話が鳴ると、ろくな事はない。

 昨日も夕方の忙しい時間に電話が鳴った。
風子は、ばあさんだから、電話に出るときは、気取った声で、はい、と名乗る。

 いきなり、男の声がして、「警視庁に協力している被害者救済機関です」……という。
  警視庁! と聞いただけで、ドキッとする。

 しかし、昨今のばあさんは、疑り深い。
警視庁に関わる機関がうちあたりに電話をしてくるわけがないよね、と、すぐ思う。

「べつになにも被害はありませんから」と言ってガチャンと受話器を置いた。
切ったあとで、まだ少しドキドキしている。

 何かこちらを騙す手口だったのかもしれない。
それにしても、警視庁をかたって、いったいどんな儲け話と結びつけるつもりだったのだろうか。

 もう少し騙されたふりをしてみても面白かったかもしれないと野次馬根性が疼いたが、
 
やっぱり、ヤバイ! だろう、たぶん。


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