行きつけの美容院が、改修のために10日ばかり休業している。
そんなときに限って髪が気になる。
そういえば、明日は、久しぶりの人たちとの会合がある。
通りがかった街角に、美容院を見つけた。
店の入り口に、受付係らしい女性が二人立っている。
馴染みでない店でのカットには、ためらいがある。
切れば、いつもの美容師さんに、今度行ったときに気がねがある。
とっさの数秒に、それらのことが頭の中をよぎった。
迷いながら口をついて出た言葉は、
「この髪、おかしくないでしょうか?」だった。
突然現れて、おかしくないでしょうか、というへんなばあさんに、店員さんは、声をそろえて、おかしくありませんよ、と言う。
じゃあ、やめとこうかなあ、と極めて優柔不断に頭を下げて引きさがった。
だけど、どう考えても、ぼさぼさに伸びきっていて見苦しかったはずである。
あの人たちは、お客様に対して、どんなにおかしくても「おかしいです」などとは言わないように訓練されているのだろう。
心にもないことを言わせて、気の毒なことをした。ごめんなさい。
そんなときに限って髪が気になる。
そういえば、明日は、久しぶりの人たちとの会合がある。
通りがかった街角に、美容院を見つけた。
店の入り口に、受付係らしい女性が二人立っている。
馴染みでない店でのカットには、ためらいがある。
切れば、いつもの美容師さんに、今度行ったときに気がねがある。
とっさの数秒に、それらのことが頭の中をよぎった。
迷いながら口をついて出た言葉は、
「この髪、おかしくないでしょうか?」だった。
突然現れて、おかしくないでしょうか、というへんなばあさんに、店員さんは、声をそろえて、おかしくありませんよ、と言う。
じゃあ、やめとこうかなあ、と極めて優柔不断に頭を下げて引きさがった。
だけど、どう考えても、ぼさぼさに伸びきっていて見苦しかったはずである。
あの人たちは、お客様に対して、どんなにおかしくても「おかしいです」などとは言わないように訓練されているのだろう。
心にもないことを言わせて、気の毒なことをした。ごめんなさい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます