遺伝的にアルコールを受けつけないたちである。
夫も息子も、
オールアルコール不可の一家である。
正月も、誕生日も、なにがあっても、いきなり、
イタダキマ~スとご飯である。
つまんないね~と言うのは風子だけで、
べつに呑みたくないものを欲しいとは思わないというのが
我が家の男どもである。
風子は呑めないけど、呑みたい。
居酒屋なんか大好きである。
で、酒呑みの練習の意味をふくめて、
晩酌にワインをほんの微量だけたしなむ。
フルーティな香りがして美味しい。
もっと呑みたいのだが、
ほんのちょっぴりで身体中が赤くなりドキドキしてくる。
ああ、もっとぐいぐい呑みたいなあ。
そこで思いついた!
ワインが美味しいのだから、
ぶどうジュースだっていけるかもしれない、
よし、今夜はぶどうジュースでグイグイやろうと決めた。
いくぞ~っと 唐揚げや魚と一緒にジュースを飲んだが、
甘いばかりで、ちっとも、うまくなかった。
ああ、強くなりたい、のん兵衛の風子さん、なんて言われてみたい。