GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

九州セミナーからのご報告

2006年03月31日 | Weblog
本日午後の便で熊本から帰社しました、協力者のお陰もあり予想を超えた成果でした。全然知らない会社からDMや紹介で突然セミナーへの参加をお願いし、3月の期末、月末と超多忙な時期にお集まり頂き誠に感謝申し上げます。そこで新たな発見、世界で始めて人口減社会となった日本の今後のお手本は「地方」にあり、です。明治新政府は廃藩置県を実行し、地方から東京へと人材と物を集中していった時代に地方は若者がどんどん都会へ移り、人材を供給してきた地方は人口が減少していきました。それもピークを超え正確なデータはありませんが地方では横ばいになったのではないか、という気がします。人口は減少しましたがその地域にいなくなってはいません。その地域で個性ある仕事をそれなりに続け稼いでいる姿に今後の私たち日本人の進むべき道のヒントがありそうです。「廃県置藩」へ戻すぐらいの改革が行われれば新しい発想で新しい価値を創造できるかもしれないからです。つまり、世界第2の経済国家を作り上げた人たちは日本全国から集まった人たちであること、そういう人材を供給してきた地域にはその土壌、文化や教育の基礎があった事を考えると、多少昔の土台に戻ることで再生していけるのではないか。今後首都圏を中心に都会の近郊では超高齢化のスピードが速まります、既に高齢化のピークを超えた地方では余裕も出てくるでしょう。IT革命と規制改革は本当にすごいことです、でもまだその重要性に地方の人は気づいていないのかもしれません。一極集中ではなく「多極集中」になれば「廃県置藩」に近づくかもしれません、一昔前に人口減社会を経験した地方では町の商店街が火を消し、暗い話で持ちきりでしたが、いよいよそういうことも「陰の極」つまり、もうこれ以上暗くはならないと言うことですが、その中にいると気づかないのかもしれません。しがらみがなくなれば動くことができます、地域独自の個性をもちそれを早く発信することが出来る地域に人と物、お金が集まるでしょう。我々日本人は皆そのチャンスの中に今いる、それに早く気づいた地域が21席世紀の勝ち組です。「磨けば光るダイヤモンドの原石」に気づくも気づかないも「人」の問題です、1400兆円の金融資産もあるし、世界から今お金が日本に集まっている時代に何をすべきかおのずと分かってきます。今回の九州セミナー宮崎が終わってから30年ぶりに学生時代の友人たちと飲みました。それぞれ専門性をもって時代を切り開いているのを感じました、みんなすごいなーです。IT革命と規制改革は地方を救います、日本を救います、だから世界の投資家が日本にお金を移しているのです。あとは行動あるのみ、新しいビジネスを考え行動することで時代が背中をおしてくれる、なんといい時代になったのかありがたいことです。夜の業務(酒飲み)も続き、お土産話も出来ましたので今日は今6時15分、帰って「弾ちゃん」(黒の柴犬)と戯れます。そういえば「弾ちゃん」だけなんですよ、うちに帰って尻尾を振って明るく迎えてくれるのは、残念!。

正社員の時代

2006年03月28日 | Weblog
昨日の続き。今後10年位は日本の経済指標は大変良くなり、史上初めてデフレ経済を克服した国と海外の経済専門家は日銀の福井総裁と小泉総理竹中ラインを称えることでしょう。金利は上がり株価も上がり為替も上がる「3上げ現象」(GHマーケットレポートで実証済み)が日本経済に訪れると考えられます。そうなると企業の資金借り入れコストも上がり、人件費も上がります。大企業は体力信用ありありで大丈夫、しかしながら個人と中小企業は企業経営の3大要素の人・物・金のうち「人・金」が値上がりしとっても厳しくなります。格差社会どころではなくサバイバル社会の到来です。今、世の中で起きている現象、少子高齢化、フリーターの増加、2007年問題、増税、社会保険料の大幅アップ、デジタルデバイド等これらを乗り切っていく為にはチームや個人を強くしなければなりません。今の若者が就職しないとか、起業しないとか言う前に就職に値する会社か、起業するに値する社会かをまず考え対処すべきです。新入社員や転職者がどんどん辞める、自分で起業したことも無い人達がVCや企業審査し助成金や融資担当を担うなどこんな変な話は無いですね。社員が辞める会社には魅力が無いんだ、と自問自答すべきです。金利(借り入れコスト)や人件費が上がる訳ですから今までのデフレ経済からの発想を変えないと企業は生き残れないでしょう。まず、魅力ある会社や社会を作るところからはじめなければ何も進みません。今の現役世代やフリーターと呼ばれる人達は日本の将来に漠然と不安なのではないでしょうか、若い人達だけではなく皆増税の恐怖や年金の減少でなんとなく不安、でもどうしようと言う状態かもしれません。これから、はっきりいえることは目先のコストと将来のリターンを考えて口先だけではなく「人を大事にする、つまり正社員として苦楽を伴にし、企業の信用を共有できる」つまり、そういう制度を構築しなければ企業も社会も存続できない時代が到来したということです。
前回紹介した「人口ピラミッドがひっくりかえるとき」の本のポイントを第1章から我流でまとめてみます。
第1章 未来は人口統計の中にある
・今後20年以内にベビーブーマーの層は高齢者の層に移動、退職者の数が増え経済に深刻な圧力を与え、年金制度と株式市場を蝕むだろう。
・1990年代の終わり、日本は世界で始めて平均年齢40歳の国になった。全体的にヨーロッパの人口は、1348年の黒死病以来類を見ない規模で急減する形勢にある。
・中国は今後20年以内にもっとも急速に高齢化する社会の一つとなる。
・上昇する寿命と下降する出生率が組み合わさり、我々の平均年齢を容赦なく押し上げる。
・西側諸国の高齢化を中和する為には、現状既に高いレベルにある移民を、さらに10倍受け入れなくてはならない。
・米国内におけるラテンアメリカ系住民の購買力は、メキシコ経済を上回っている。
・金融・・・アジアに投資すべき、不動産・・・独身者向けのいい家だけが値上がりする買い手市場、ビジネス・・・製薬部門は確実な勝者であり娯楽産業も急上昇。
・職場・・・規模縮小とポスト削減による組織体制簡素化の波は今後も続き、企業は過剰な中年管理職を振り落とす
・年金・・・多くの国では、公的年金保障を負担しきれず、破産しなくてはならなくなる、それがいやなら到底受け入れられない保険料の引き上げを行うしかない。
アメリカは、特に移民による人口増加によって、21世紀の前半も傑出した経済大国、戦後の勝者である日本とドイツは生産年齢人口の減少によって経済が停滞し後退することで敗者に転じるだろう。

と長すぎました、明日から九州セミナーのため次回は31日となります。書きすぎました。

3年後の現実

2006年03月27日 | Weblog
ヨーロッパ研修より帰り、本日より出社しました。大体8時間から9時間の時差ぼけも年齢と伴に解消に時間かかり書く内容も多少ぼけているかもしれませんので悪しからず。昔読んだ本で「文明の覇権周期は600年」とありました、ローマから大陸へ、次にイギリスそして現在アメリカ(白人)次にアジア(黄色人)そしてアフリカ(黒人)と書いてあったことを思い出しましたが、果たしてそうか?今回の研修ではユーロ経済圏が生みの苦しみを味わいながら懸命に乗り越えようとしているバイタリティーを感じました。戦いの歴史で権利を勝ち取ってきた民族と加工貿易で成り上がった民族との土台の違いを垣間見た気がします。テレビではユーロ経済圏のニュースが途切れなく流れておりアジアについては中国関連が多少流れている程度、日本についてはほとんどない、という寂しい現実を経験しました。地球上では航空機の登場とインターネットの普及で時間と距離が縮まっていますが、私たちはグローバルな社会に適用しているのか疑問です。私たちは夢を見ているのではないか、今の退職者や年金生活者はある程度の企業に在籍していると裕福な生活を送っている、これを見て自分たちもそうなれるのだ、なれるはずだ、と。フランスでは高校生までもが雇用契約の理不尽さにデモや暴動を起こし(他の要因で扇動されている面もありますが)政府に抵抗している場面がテレビで流れていました。翻って3年後の日本はどうなっているでしょうか。①税金の大幅アップ②社会保障制度維持の為の負担金の上昇(既定路線)③強い企業はより強く④若者は生命維持のためにリスクを恐れパラサイト⑤格差はどんどん開きます・・・但し国力は当面強まりますから海外より資金が流入し株高は続くが大多数の個人は貧しくなる、とそうなりそうな予感がします。そうならないためには「日本発新しい価値観」の出現が必要です。マスコミ報道に惑わされない独自の思想が必要な時代です。日本の良さ、日本人のすばらしさをもっと内にも外にも発信すべきですね。これからの日本の企業経営はコスト負担が現実のものとなり大きくのしかかってきます。人件費と金利が上がることにより企業の対応で格差どころではなく死活問題となるでしょう。続きは明日にします。

ご報告

2006年03月17日 | Weblog
昨日は大阪出張、もちろん日帰りです。新幹線は最終に近く帰宅はちょうど12時くらいでした。おかげで本日は終日「ボケッー」、年ですね。でも面白い発見と経験をしてきました。大阪の景気もそろそろ離陸しそうです、心斎橋、梅田を歩いている人の顔つきが違ってきました。前回は1月末でしたか、季節が寒いと言うこともあったのでしょうがなんとなく暗いというイメージから雰囲気が軽やかでしぐさに明るさを感じました。こうなると名古屋より関西と言うことになりそうです、つまり大阪商人という眠れる獅子が起きてきたー、と言うことです。これで日本全体としても景気の回復と新しい時代に自信が持てるようになりリスクも取れるようになります。景気の気は気分の気、気の問題でした。そういえば前回大阪で地下鉄に乗ったとき周りの女性が私を注目し、ジロジロ見ていたので「そんなにカッコいいのかな」なんて澄ましていたら「女性専用車両」、次の駅で降りました。そんなことを考えながら帰りの新幹線では「何かいいビジネスにならないか・・・」と考えていたつもりが気が付いたら新横浜、寝てました。ブログは明日から26日までお休みです、不在となります。そこでお知らせ、私が4年まえに本屋さんで購入し、事あるごとに読み返している本をご紹介します。なにやら、預言書みたいなもので、人口減社会を見事に読み当てています、私も恐れ入っています。本日は本の題名と要点、内容は次回から詳しくお伝えします。時間と問題意識のある方は買って読んでみては。「人口ピラミッドがひっくり返るとき」高齢化社会の経済新ルール、著者ポール・ウォーレス、高橋健次訳、出版社草思社、約300ページ。
<要点>
・人口過密ではなく、人口不足が問題
・30代の女性は、結婚が難しくなっている
・日本の「失われた10年」も人口統計のせい
・アメリカの株はまだ買われ続ける
・アジアへの投資は有利
・投資顧問業は、まだ伸びる
・世代間不平等世界一は日本
・公的年金はねずみ講である
・年金の約束を信じてはいけない
(内容より)
これが5年前に出版されて、私4年まえに実感しました。日本人がいかにお人よしか、とうに破綻している年金制度、世代間の不平等でフランスでは暴動が起きている現実・・・。皆さん、学校の勉強や受験勉強も大切ですが、自分で考えて行動すると言う本当の勉強をする時期ですね。次回から1章ずつ要点を解説していきます。次回は3月27日となります。

そうそう文化

2006年03月15日 | Weblog
弊社のアドバイザーであり、友人ともいうべき方から以前教えていただいたのがタイトルにあります「そうそう」と言う言葉、会話の前に入る接頭語、とでもいえばいいのでしょうか。つまり人が会話するときに「いや、・・・」や「でも・・・」という入り方と「そうそう・・・」と言う入り方が良く気をつけているとあります。自分はどっち派?と考えると大体が男性「いや派」女性「そうそう派」みたいです。同じ会話するなら「そうそう」のほうがスムーズ。どっちがいい悪いと言うことではなくコミュニケーション能力では「そうそう」のほうが勝ると思います。私たちは知らず知らず自分の立場を正当化しているのではないか、一度相手の立場を思い考えることをしたほうがいいのではないか、などと自分自身に言い聞かせて本日の日課を終えます。ただ今6時、帰りましょう。あした、大阪出張ですのでお休みします。

ライブドア事件と月曜日

2006年03月14日 | Weblog
昔、とは言っても私が証券会社にいるころは大体大きな事件の発表は金曜日の引け後、夕方でした。ところが最近、特にライブドアの報道はと言うより地検特捜は月曜日に事を起こすみたいですね。ライブドアの強制捜査は1月16日の月曜日、昨日月曜日には上場廃止、昔はマーケットにやさしい心配りも垣間見られましたが今時そんな「武士の情け」はどっか行ってしまったのでしょうね。そんなことを期待するほうがおかしい時代なのでしょうね、と分かりつつ、一抹の寂しさも感じます。
ライブドア、確かに粉飾はいかんよ、詐欺だからね。ただ、味噌もくそも一緒にしてもいかんよ、未上場の企業が成長のために資金を広く集めて、社会に貢献していく姿勢はきちんと世間も見なければいけませんよね。そのためにもしっかりした取引所と投資家が必要なのに、一番根本(こんぽん)のところの教育がなく、実業で蓄えた富を金融技術の虚業でむしりとられている私たち日本人は一体どういう民族なの?自分で自分の首を絞めて、何がうれしいのか、とどこかに正常なマスコミが
おらんかね。・・・と最近ぐちが多くなってきた自分にあな悲し。

どこかで見た光景

2006年03月13日 | Weblog
毎朝、横須賀線で新橋まで通っています、新橋駅構内でふと考えたのですが、なんだかどこかで見た光景~、うーん、あっ、小学校の夏休み自由研究で「ありの観察日記」あれだー!出勤の到着ホームは地下3F、地下2Fで別のエスカレーターに乗り換え地上まで出ます。黒い頭が地下から同じスピードで上がってきます、自分もその一人、そうか俺も「働きあり、みんな働きあり」なんだ、生き物だから生きていく為に働くから、と考えつつみんなどこ行くんだろ、会社に決まっているのですが、何故、同じ行動できるのだろう、などととってもつまらないことを思い出し、働きありの最後はどうなるのだろう、「ありの自然死は、そういえば観察してなかったな、残念だったな」なんて月曜の朝ボケーットした頭で「ありと人間」の関係を頭に浮かべながら信号を渡っていたら赤でありより先にあの世に行きかけた変な一日でした。本日、次のセミナーのDMを約2,000通出しました。宮崎と熊本です、80円かける約2,000で16万円、通信費やっぱ高いよ、eメールだといくらですむのよ、早く民間にして下さいといいたいですね。でも最近の郵便局の人、愛想がいいわー、どこかのふんぞり返っている金融機関より、よっぽどいいわ。

やっぱりすごいねー

2006年03月12日 | Weblog
昨日、今日と土日会社で仕事してます。平日の銀座、有楽町は毎日通っているのでそんなに珍しいことは無いのですが、昨日は買い物に付き合って久しぶりに銀座界隈を歩いていると、なんと世界のブランドショップの新しいのがどんどん出来てて、一番びっくりしたのは、女性が多いの何の、女房に「なんだ、こりゃ、女ばっか」とおのぼりさん(実際私は田舎者ですが)みたいにいつもの通りをきょろきょろ、娘からは「変なおじさん、あっちいけ」などといわれショック。
今日は、朝から銀座の本屋(福屋書店)でアイドルの握手会かサイン会があるらしく、男どもがながーい行列、日曜の朝早くからなんだー、こっちは仕事だーと勝手にむかむかしてきました。日本は平和でいい国なんだなーと思いつつ、来週以降の準備大方終わったら、今日は頭きたから、酒飲んで寝よっと。禁酒記録くそ食らえ(失礼)、あっ、そういえば5周年記念に「いい日本酒」もらってたことを思い出したので(実は私、鹿児島出身なのですが、福島に2年いたこともあり、日本酒本当はすきなのです、ただ飲みすぎて次の日、ぐらぐら)早く帰りましょうっと。

楽して儲かるはずがない

2006年03月11日 | Weblog
日銀が量的緩和に転換したことはマスコミ報道で承知のこと、だから今後どうなるの、私はどうしたらいいの?と言うことになりますね。金融の世界で間違っても簡単に、楽してお金が増える、なんて絶対勘違いしてはいけません。為替で儲かった、株の誤発注で何億儲かった、デイトレードでいくら儲かった・・・。絶対このような楽でいい話はあり得ません。たまたまうまくいっても「待ちぼうけ・・・」の歌にあるようにトータルでは金銭的な面だけでなく、どこかで大きな間違いを起こすのです。しかし、投資はしたほうがいいです、いわゆるリスクをとると言うことですね。日本の金融機関、銀行を中心に「確定利付き」の発想で事業を行ってきましたが、最近「投資銀行業務」などどと、ようやく欧米並みの業務に足を半歩踏み入れました。保険でもそうです、楽して安心を手に入れるなんてあり得ません。と言うのは、社会全体がリスクをとって日本の経済成長よくて2~3%であれば「おんのじ」だからです。バブル時代を基本に考えると間違います。今が正常、巡航速度であれば、確定の利息ではよくて1~2%がせいぜいだからです。当たり前ですよね、経済成長率より利息が大きくなるのはあり得ませんから。今後は、確定物だけではお金は増えません、きちんとした考え方と教育を受けてリスクをとって下さい。「リスク」と言うのは「危険」と言う意味ではありません、「変動幅」と言う意味です。小さくなって何かにしがみついていれば誰かが何とかしてくれる(以前は国や企業が面倒見てくれました)時代ではなくなったのです。私も、「他人ごとではない、自分はどうするのよ!」と女房の声が聞こえてきますー、残念、がんばろう。

どうするのー!年金・退職金

2006年03月10日 | Weblog
最近マスコミが騒がなくなりましたね、年金問題。何も解決してないんですよ、いや、前より厳しくなるのですよ、私たち現役世代。2007年から3年間で団塊の世代700万人が年金を受け取る時期に入ります。国や大きな企業に勤めている人にとっては「約束はほとんど必ず実行されるのが当たり前」ですが、今後の勤労世代はこれから年金をもらう他人へ払っていかなければいけないのですよ。当たり前、だって約束したのは国や企業だから(公的年金と企業年金混ぜて書いてます)、との理屈です。世代間で見ると、とても不公平なことは時間を追って解説していきますが、強制徴収が益々盛んになることは間違いないでしょうね。いったい我々が年金を受給できるとしになって、物価も考慮に入れて、今の制度でそのままでいいのでしょうか?アメリカのGM、見てください、確定給付はOBまで、今後の社員は確定拠出年金へ変わります。今の大企業に勤めている人はセーフ!多分50歳以下はアウトとなりかねません。不安をあをっているのではありません、現実問題、日銀の量的緩和でインフレになれば物価は上がり、お金の価値は小さくなります。金額だけ保証されても物価との連動がなければ実質価値は目減りするのです。30代、40代の働き盛りの皆さん、勤めている会社がつぶれたことありますか、リストラされたことがありますか、家でも買っていませんか、ローンありませんか、年齢重ねれば体力は必ず衰えます、いつまでも若いと思っていませんか、それとも怖くて考えたくないのではありませんか、と言いたいぐらい年金の問題を他人事のように考えている方々があまりにも多い現実に、出来れば、警鐘を鳴らしたいです。「自己責任」という言葉の裏側にこれからの厳しい現実があることをマスコミが取り上げないのなら自分たちで対処していきましょう。