GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

管理型資本主義社会

2014年05月29日 | Weblog
とうとう、私が予期してきた管理型資本主義社会のまとめに入るようです。最近、市場をエリートは管理できる、と勘違いしているようだという本も出ていますが、今の日本の市場は完全にコントロールしようとしているようにしか思えません。

「経済は生き物」という言葉を信じるなら生き物を殺すような政策では真の経済成長につながらない。まさに現在表明されているような政策は経済が成長するような要素がないことが明白になってきました。

特に、大企業優先の政策ではベンチャー企業が誕生するはずもなく経済が活性化することもない。TPPの参加、原発再稼働、財政再建後回し、増税、社会保険料のアップ、マスコミ統制どれをとってもおかしいのに、デモもない国。

自然の摂理に反して恐ろしいことが進行しているのに「タイタニックの沈む船で演奏会」をやっているようなもの、の現実はどうなっているのでしょうかね?

・・・などと今まで私が予想してきたように現実は進んでいます。ならばどうするか?温故知新しかないですね。


今、アメリカのNSAの盗聴をスノーデンが暴露した本「暴露」という本を読んでいます。インターネットを制する者は世界を制す、アメリカ政府はすべての自国民他国のネット利用者問わず盗聴していた事実。

こんなに大変なことが現実に行われていたのに日本では対岸の火事のような報道。この件についての日本政府や日本のマスコミの反応は狂っているとしか言わざるを得ないですね。

アメリカのネット企業と政府にコントロールされている現実。こんな恐ろしいことに何も感じなくなったのか、不感症国家国民、これでいいのでしょうか。恐ろしいことですね。

平成の侍

2014年05月25日 | Weblog
昨日、地球システム・倫理学会に参加してまいりました。講演会と二次会、大変有意義でした。

講師は村田光平元駐スイス大使、テーマは「国際社会の信頼を回復するために」つまり原発は何故いけないのか。

村田光平元駐スイス大使の著書、論文、官邸への手紙、講演をとおして人物の偉大さは重々承知していましたが、昨日の講演をお聞きし原子力村と文明への危機、それをおひとりで正そうと孤軍奮闘され決して名誉やお金を求めず、いのちをかけて行動に移す、之こそ昔の日本の「侍」なんだろうな、と改めて昨日感じました。

聞けば聞くほど、日本の原子力政策とそこから利益を受ける企業軍団のおぞましさが分かり、その企業に勤め知れっとしてテレビ宣伝や一流企業などと平気な顔で仕事をしている人たち。本当に「恥を知れ」と言いたくなりますが村田光平元駐スイス大使はそんな汚い言葉ではなく、正面から正々堂々と原発問題に取り組んでいらっしゃいます。

村田光平元駐スイス大使の論文や記述を弊社が運営しています「川内原発再稼働反対サイト」に転載していいとの許可も得ましたので、今後このブログと川内原発再稼働反対サイトに掲載してまいります。

村田光平元駐スイス大使のご指摘は今の日本人には大変厳しいですが、最後のチャンスです。未来世代に顔向けができるように今の私たちは苦しみを我慢しなければならない時期に来ていることを自覚しなければなりませんね。

世界の現実と日本

2014年05月24日 | Weblog
昨日、UNIDO(国際連合工業開発機関)主催のアフリカのレソト王国レセプションに参加しました。レソト王国は南アフリカ共和国に囲まれた人口約200万人の小さな国でイギリスから50年前くらいに独立した国です。

レソト王国ではニットなどの繊維産業を国策として発展させ、アフリカ及び欧米に輸出したいとのこと。

弊社が進めています自動横編み機、昨年特許を取得して提携先を探していたところ、お誘いを頂きセミナーに参加しました。

弊社のすすめています自動横編み機、既存の機械の8倍から16倍のスピード、逆に言うと8分の一から16分の一のコストダウンができる。試作機製作のためにパートナーを募集していますが、日本ではこの技術が分かる人や会社に出会うことが無く、海外のそれも今後繊維産業に力を入れている国と組むのが一番早くて近い、ということが解り方針を変更して動いています。

今週水曜日には大阪へ参り、アベノハルカスも見てまいりました。この一カ月で福島県郡山、群馬県高崎市、大阪、長崎、鹿児島と国内を回り人とじっくり話してきました。

アフリカの人の話、日本の人の話、それぞれであるが何と言っても日本は平和。これは最高の事です、がハングリー精神が無いし創業精神もない。国の未来を背負ってはるかかなたより20数時間かけて日本に来る人の心境を察すると、言葉に変えられないものを感じます。

自動横編み機の技術が仮にレソト王国の産業に貢献できればこの技術がアフリカ人のためになることになる。そう考えると、儲けや自分の立場ばかり考えている今の日本の人たちより少しでもいい気分になれ、そのあと利益がきちんとついてくるかもしれないししないかもしれませんが、とてもやりがいがります。

なんせ、お別れした後2時間後にレソト王国の大使館の人と来週火曜日に詳しい打ち合わせをする段取りが決まりました。

これからの社会は共生社会、これが宇宙の原理であり生物の原理であると千島学説では記述しています。集まって溶け合って次の次元のものができる.
弱肉強食、強いものが生き残るまたは変化に適応したものが生き残る、というダーウインの法則これは歴史と思慮の浅い西洋科学から発祥してきた考え方であり間違いである、ことがこれから私たち日本人が証明していけば宇宙の原理に従って生き延びるし成長できる。

国の導き方を欧米追随から180度転換するときですね。

今日はこれから「地球システム・倫理学会」です。今日は元スイス大使村田光平先生の講義でそのあと懇談会。千島学説と村田先生の最近のお話の内容が大変よく似ておられると私は感じています。共生社会、女性文明待望論、もちろん原発反対。
講義の後は川内原発再稼働反対のパンフ配りです、一人でも多くの賛同者を集めることが私のちいさな一歩です。

また、アフリカの人たちに日本の昔の技術を改良し発展させた私たちの自動横編み機の技術がお役にたてればありがたいです。

鹿児島と福島県郡山市を訪問して

2014年05月19日 | Weblog
先週は鹿児島と福島を訪問してきました。

ケイ素健康ランドの展開に向けて少しずつ内容を詰めています。鹿児島では川内原発再稼働の動きがありお話した地元の社長は福島に在住の経験があり事情をよく理解していて「反対に大賛成」ということでした。賛成反対という単純軽快な判断ではなく人類のターニングポイントにあることを理解するかしないか、の問題であることをよく理解されていました。しかし現実は被害が無いためにこの件でははっきり判断できない人が多数かもしれないと思われました。

福島では下記の件で何とかしなければならない、ことを感じました。普通の方々は今までのように表面は生活されていますが、実際内心は複雑であることがよくわかります。

・子供を持っている若い人は地元を離れている。
・避難所は郡山だけでも1,000個が7地域ある。昼間、パチンコ屋さんと温泉の駐 車場は満杯状態である。毎月保証金が15万円もらえ、働くともらえなくなる。避 難所に一日中ずーといるわけにもいかなく、パチンコするしかない現状。昔「待 ちぼうけ」という童話がありましたが、人間働かなくてもお金が入るようなこと を経験するとおかしくなる、という切なさも感じられました。
・福島出身ということだけで外では差別されることを恐れ、隠さざるを得ないと の話をよく聞く。特に今後被ばくした子供たちが就職、結婚、出産で身の狭い思 いをするのがかわいそうである。

今日聞いた話によると、福島での内部被ばくの測定装置はアメリカ社のある1社に特定されているとのこと。こういうことを聞くと「だれの指示できまったのか」下種の勘繰りをしたくなるのも事実です。こういうことが開示されているのかいないのか、マスコミは何をやっているのか、由々しき問題、かもしれませんね。


地方の現実

2014年05月14日 | Weblog
先ほど鹿児島より帰京しました、羽田空港の滑走路が一時閉鎖されいつもより30分遅れて到着、無事に到着できてよかったです。しかし一昨日、鹿児島出張の日地震があるとは・・・。ちょうど電車で羽田に向かっており一時ストップ。3.11のときは長野新幹線の車中、当時を彷彿とさせました。明後日は福島県郡山です、野村証券福島支店当時のお客様で私が大変お世話になった地元の経済界の実力者の方と10年ぶりにお会いします。まさか地震は無いことを、祈ってます。

昨日は色々と具体的な打ち合わせがあり、夜は懇親会。田舎ですので車で移動して帰りは代行を頼みます。代行の運転手さんと話しながら、年配の方で一番困っていることは年金が少なくこれからもずーと働かなければいけない。仕事がいつまであるかわからない、特に景気のいい時が無いので働くところも少なくなっている。行政の長や議会は何やってるのかの私の質問に、馴れ合い、だれがなっても同じ、市長はペーパーを読んでいるだけ。とのこと。

全国の地方はどうなんでしょうかね?少子化がますます進み若者は働くところを探すために東京へ。益々地方は人口、若者が減る。

政府自民党は打つ手なし、選挙でも自民党に入れる。それに代わる政党が無いから、とのこと。つらい現実を聞くとお酒も覚めて実家で寝る、そうすると朝母が「鹿児島の実家に何時間帰ってきたの?」と皮肉る。後ろ髪をひかれながら帰京。東京の発展はいいことでしょうが、行きすぎはどこかで反発があります。

廃県置藩、今後の日本は工業社会から農業社会へ大転換、などというと、また誰かさんより「バカ言うな」と怒られそうですが、機中に読み終えた「原子力と日本病」(村田光平)、「核という重い扉」(代々木壱咲)の本によると私の提案、まんざらでもない、感じがしてきました。開けてはいけない核という扉を人類はこれからは何が何でも閉めなければならない、そのためには農業社会へ回帰すること、大変な有識者がちゃんと述べられていますから。

千島喜久男の本をようやく2冊手に入れました、50年も前にIPS、STAP細胞、について記述している、今の小保方さんと理研のやり取りが今から50年ほど前の千島学説と学会のやり取りとうり二つ、全く同じことが記述されており先ほどびっくりしました。おんなじ構図、やり取りなんですよ、本を読んでいたら。ビックリ、つまり人間は変わらない、んだ、とがっかりもしましたが読んでいて面白くもなってきました。教科書に書いてあることがすべて正しい、とは限らない。そういう実証をされると、だれが困るのか、既得権の方々。昔も今も同じ、なんですね。

年金受給年齢75歳(選択)

2014年05月12日 | Weblog
ようやく報道され始めました。

昨日のNHK、今日の日経新聞。これは私たちが想定していた方向と同じです。

いくら選択制とはいっても、なし崩し的に70歳までは公的年金をもらえる年齢はひきあがります。

この政策無しには制度が成り立たない、訳です。今日の報道を聞いて我が女房「これでまたみんな納めなくなる、70歳までどうやって暮らすのよ(~~)」

しかしながら政策はこれしかないのか、今後ますます世代間の不公平は大きくなる。まだ誰も動かないのか不思議です。

TPPや原発再稼働、外にばかり気を使い、国民を見ない政治は根本的におかしいわけで「天誅」を食らうかもしれません。

要は、個人個人でしっかりするしかなく今までのような無関心ではこれから耐えられなくなるのは必然です。

つまり現政権も前民主党政権と基本的には変わらない、ことがだんだんわかってきました。このあたりを株価が織り込んでいるようです。わたしの想定通りもう一波乱あってようやく大きな上昇トレンドに乗る、そのもう一波乱が一番怖いところですね。

明日は鹿児島出張です、私のいないときに大きな地震がありますので要注意!!




川内原発再稼働反対サイト協力者、昨日時点で38名です。大変ありがとうございます、とにかく「原発は人類の汚点」であることことを下記のように知りました。

現在の福島原発の事故を想定し、2002年「原子力と日本病」という本を書かれた元駐スイス大使の村田光平先生と会合で何回かお会いし、先生の書かれた本を読んでみましたが、恐ろしいほど的確に書かれていました。これは日本病、責任感、正義感、倫理観の「三かん」欠如のたまものである、と10年も前に強烈に警鐘を鳴らされていた村田先生。二次会でお酒を酌み交わされているときは失礼ですが普通の好々爺という感じですが、やはりこの方も「偉人」です。まだ良識ある偉人が頑張っていただいているうちに何とか舵を切らないといけませんね。明日鹿児島でもう一度、「いかんことはいかん」と叫んできます。








今日のNHK、朝番組

2014年05月11日 | Weblog
本日朝早くいつもように盲目の愛犬弾ちゃんを散歩に連れて行き運動し、なんだか最近元気になったようでこちらもうれしくなっています。昨日の続きをやろうと会社へ早く来るつもりでいつものように朝食をとりながら新聞のテレビ番組を確認。NHK討論で「年金」問題、これはみようと朝6時に起きて8時に出社するつもりでしたが・・・。期待してはいませんでしたがいつもように年金問題の表面をなぞっただけ、でしたが八代さんはやはり深く問題をついていました。1時間の討論番組、なんだかNHKはガス抜きを狙ったようなあたり障りのない構成で、またか、でした。が、そのあと10時からの番組にくぎ付けになり心を打たれました。

南相馬市、先月女房と二人で鎮魂の旅に行き、「奇跡の一本松」にお祈りをしてきた場所の「老老介護」と原発事故、地方の実態をある一人の86歳のおじいちゃんを取材した番組。息子さんを津波でなくし家が流され、奥さんは介護状態。

おじいさん一人で「頑張るしかない」を繰りかえし繰り返し言いながら過ごす毎日、奥さんが「死にたい」というとおじいさんは「死ぬまでが大変なんだ」と福島弁で会話する、私福島に3年いましたので方言のトーンで気持ちが分かり、ここは笑うところでは本当は無いのですがストレートな物言いと長年連れ添ったから言える言葉にこれが夫婦、なんだと明るく切なく聞こえつい一人で笑ってしまいました。

9時からのなんだか知れない形式的な年金番組より10時からの南相馬のおじいさんの姿の報道番組、私の田舎も全く同じ、ただ放射能汚染が無いだけで環境は同じ、が深く心に残りました。

寿命まで元気に生きる、為の活動を益々加速させたいと念じています。

-ケイ素と赤外線温熱による医療革命ー東博士の「ケイ素健康学」、ただいま執筆中!!

2014年05月10日 | Weblog
ようやく、表題の解説書の構成ができました。これから中身を入れていきますが、ケイ素について学んだのが昨年の2月、それから実験と現地視察を重ね、ようやく人に伝えられるまでに理論を学んできました。

そしてようやく本(解説書?)が書けるまでになりました。その間、昨年はヒッグス粒子発見でノーベル賞、文系の私には頭を抱えつつ、東先生に教わりながら、また、ネットで調べ、本を読みまあまあケイ素と健康について伝えられるまでになったと思います。

世の中、健康食品や水、ケイ素のことを話しても大体の人が無視。実際に長崎県諫早の施設では回復している人たちが大勢いる。なんで人は私の言うことを信じてくれないのか、ずーと不思議というか虚無感にとらわれてきました。

しかし、相場や年金のこと、社会情勢、ほとんどこの15年間の私の予想、想定は間違っていません。兎に角、世の中わからないことだらけなので本を読んだり人の話を聞いたりして学習すればいいのにと思いますがそうしないのか無視しているのか。こんなバカみたいな平和な時代が続くはずがないのに今日の延長が明日みたいに安易に考え行動している人が多いのに驚きます。

これからの大変な時代、体が資本、早く世の中の人にこの本を読んでいただき肉体的にも精神的にも健康を取り戻してほしいですね。

「日独・国際原子力問題シンポジウム」に参加して

2014年05月08日 | Weblog
昨日、桜美林大学四谷キャンパスにて「日独・国際原子力問題シンポジウム」が開催され参加いたしました。

原発賛成、反対、中立?それぞれの立場での良識ある講師陣からの発表と終わってからの懇親会、大変有意義でした。

3.11後、ドイツは原発廃止を実行。一番苦しんでいるはずの日本は再稼働。この矛盾が世界の非常識、ではないか。いや経済を維持するためにはベストミックスが必要だ、とのご意見。昨日のシンポジウムはそれぞれの立場を尊重しながらの進行。とても分かりやすく、評論家的でもなく、いいシンポジウムでした。

いつからか知りませんが社会問題をテーマにしなくなり、特に喫緊の課題の原発の話はタブーなのか、と思われるほど私の周りの人たちは無反応を決め込む人が多い。

私は世代間格差問題について取り組んでいますが、これはお金の問題だけではなく、今生きて生活を謳歌している人たちのエネルギーの将来負担(廃棄物のリスク、将来の処理)をこれからの若い世代に付けを回すことと同じです。

日本にはまだ良識ある人々が多数おられる、しかし大変な岐路にあることを自覚しないと取り返しがつかないことになる。不道徳社会と化した日本社会、之では益々国際社会から取り残される。福島切捨てから日本切り捨てとなる前に何とかしよう、という提案が皆の心を打ったと感じました。

深い問題ですが喫緊の課題であるという危機管理が今一番必要なことだと思いました。






「地球システム・倫理学会」、HP川内原発再稼働反対ネット署名掲載!!

2014年05月02日 | Weblog

「地球システム・倫理学会」が川内原発再稼働反対のネット署名について同学会ホームページに掲載して頂きました。

http://www.jasgse.com/

上記「地球システム・倫理学会」は大変権威ある学会です。会長は「世界遺産」を提唱創設された服部英二先生です、先週の会合ではエジプトのピラミッド研究で有名な吉村作治先生、その前は国連で活躍された明石先生でした。

日本には世界に通じる偉業を成し遂げ進めている方々が大勢いることに勇気をもらっています。

千島喜久男先生著「女性文明待望論」(1979年)をもうすぐ読み終えますが、温故知新、21世紀は「やり直し文化」の始まりかもしれませんね。

5月2日現在、川内原発再稼働反対サイト署名協力者34名となりました、ありがとうございます。