今日で2011年が終了、大変な年でしたが天災だけではなく人災も加わり長い日本の歴史から振り返る時があれば大転換のきっかけの年になっているかもしれません。今の日本の問題はすべて予想されたこと、社会保障制度、経済問題、世代間の不均衡、地域間の不均衡など。来年はすべてやり直しのスタート元年です。政治の仕組み、経済の仕組み、教育の仕組みをすべて変えなければなりません。評論家の仕事は終わり、実行部隊の登場です。インターネットと航空機の発達でコストは下がり、すべての仕組みを変えることが可能となり実行できる人か組織を持つことが今必要です。やり直し日本
やはり、人生とは不思議なものです。年末ということもありふと自分史を考えて数字として眺めていましたら、何と「私の人生12年周期」で大きく転換しているではないですか。ここはブログで手前勝手なことが書けるので羅列してみると、1976年(19歳)鹿児島の田舎から大都会へ出てきて(大学入学)、12年後の1988年野村証券という国内の企業からモルガン・スタンレー証券というグローバルな企業へ(転職)、12年後の2000年会社設立、その12年後が来年2012年、何が起こるのか(実は2月よりリリースしますが、ある企画を世の中に問い、日本社会のためになるであろうことを立ち上げます)。単なる偶然かもしれませんが、我ながら不思議な運命を感じます。50年以上生かさせていただいているのでいろんなことがありますが、この12年周期とは不思議なもので、精神的には上昇トレンドの12年周期、肉体的には下降トレンドですが。今の日本社会の閉塞感を打ち破る、人の役に立つことをやりたいと念じています。
表題の言葉、最近気になりましたので、調べてみました。よく耳にする言葉で、私の誤解ならお許しいただきたいのですがあまりいい意味につかわれていないような感じがしています。政治家や行政官の治世術の話のときによく引用されますが、これは論語で有名な孔子の言葉です。
<間違った使われ方>
民衆は服従させておけばいいので、民衆に知恵をつけてはいけない。民衆は何も知らさずに引っ張っていけばいい、強制支配していけばいいという独裁専制主義の言葉である。
<解説>
孔子・・・人間開発、民衆教育のためにささげた人。何千年の歴史に至聖、聖賢の至れるものとして崇拝されている。
孔子が政治家、役人を戒めた言葉。民衆というものは、「これを由らしむべし」。由るということは信頼すること、政治家たるもの、役人たるものは民衆に信頼せしめよ、信頼される人間になれということ。「これを知らしむべからず」とは、民衆というものに知らそうとしても難しい、民衆というものは皆自分の目先の利益に支配されるものである。民衆に国家のためだとか、十年、百年の大計というようなことを言ってもとても理解しない。しかし、信頼はする。自分はよくわからないけれど、自分の尊敬するあの先生の言われることだから付いていく。あの人の言うこと、することならば間違いないだろうから任せておく。これが民衆の本当の心理である。
ということで、政治、行政をつかさどる人への戒めの言葉です。つい(自分もそうですが)知ったかぶりして使いたくなるような言葉ですが言葉の正確な意味を知らないで使うと恥をかきます、ただし、最近こういう言葉を使う人も少なくなった感じも残念ながらするのは私一人でしょうか。
<間違った使われ方>
民衆は服従させておけばいいので、民衆に知恵をつけてはいけない。民衆は何も知らさずに引っ張っていけばいい、強制支配していけばいいという独裁専制主義の言葉である。
<解説>
孔子・・・人間開発、民衆教育のためにささげた人。何千年の歴史に至聖、聖賢の至れるものとして崇拝されている。
孔子が政治家、役人を戒めた言葉。民衆というものは、「これを由らしむべし」。由るということは信頼すること、政治家たるもの、役人たるものは民衆に信頼せしめよ、信頼される人間になれということ。「これを知らしむべからず」とは、民衆というものに知らそうとしても難しい、民衆というものは皆自分の目先の利益に支配されるものである。民衆に国家のためだとか、十年、百年の大計というようなことを言ってもとても理解しない。しかし、信頼はする。自分はよくわからないけれど、自分の尊敬するあの先生の言われることだから付いていく。あの人の言うこと、することならば間違いないだろうから任せておく。これが民衆の本当の心理である。
ということで、政治、行政をつかさどる人への戒めの言葉です。つい(自分もそうですが)知ったかぶりして使いたくなるような言葉ですが言葉の正確な意味を知らないで使うと恥をかきます、ただし、最近こういう言葉を使う人も少なくなった感じも残念ながらするのは私一人でしょうか。