GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

恐ろしい実態

2012年08月30日 | Weblog
今、厚生年金基金総合型加入企業さんより色々と相談を受けていますが、まずは加入している基金がスタートから現在までいくら掛け金を集めいくら給付を行い、いくら事務費を使い、いくら金融機関に事務費として払っているか、そしてその結果どういう財務状態になっているのかを知るところから始めます。通常公的業務を代行しているわけで、厚労省へ決算書を提出しているはずなのに、資料やデータが出てこない。逆に「なぜこういうことをするのか」と逆切れする事務担当者もいます。私は多く経験していますから「ははん、またか」と切り返しますが、普通の方は「尻込み」します。要は高飛車なのです、調べてみると、とんでもない実態がわかります。担当者が悪いことをしているとか能力がない、というわけではなく、結果的に厚生年金基金は「失敗作」に今後なることが確実なのです。其れが最近分かってきたようですが行政のほうは以前より警戒していました。要は私たちの代表国会議員が「何もしなかった」わけです。そして今度は確定拠出年金がどうのこうの、と最近期待するような報道がありますがこれも「欠陥商品」です。本当に国民のために企業年金を構築するのなら思いきった制度変更が必要です。権力ばかりほしがる政治家より実務ができる政治家を選びたいですね。

恐ろしい実態

2012年08月30日 | Weblog
今、厚生年金基金総合型加入企業さんより色々と相談を受けていますが、まずは加入している基金がスタートから現在までいくら掛け金を集めいくら給付を行い、いくら事務費を使い、いくら金融機関に事務費として払っているか、そしてその結果どういう財務状態になっているのかを知るところから始めます。通常公的業務を代行しているわけで、厚労省へ決算書を提出しているはずなのに、資料やデータが出てこない。逆に「なぜこういうことをするのか」と逆切れする事務担当者もいます。私は多く経験していますから「ははん、またか」と切り返しますが、普通の方は「尻込み」します。要は高飛車なのです、調べてみると、とんでもない実態がわかります。担当者が悪いことをしているとか能力がない、というわけではなく、結果的に厚生年金基金は「失敗作」に今後なることが確実なのです。其れが最近分かってきたようですが行政のほうは以前より警戒していました。要は私たちの代表国会議員が「何もしなかった」わけです。そして今度は確定拠出年金がどうのこうの、と最近期待するような報道がありますがこれも「欠陥商品」です。本当に国民のために企業年金を構築するのなら思いきった制度変更が必要です。権力ばかりほしがる政治家より実務ができる政治家を選びたいですね。

恐ろしい実態

2012年08月30日 | Weblog
今、厚生年金基金総合型加入企業さんより色々と相談を受けていますが、まずは加入している基金がスタートから現在までいくら掛け金を集めいくら給付を行い、いくら事務費を使い、いくら金融機関に事務費として払っているか、そしてその結果どういう財務状態になっているのかを知るところから始めます。通常公的業務を代行しているわけで、厚労省へ決算書を提出しているはずなのに、資料やデータが出てこない。逆に「なぜこういうことをするのか」と逆切れする事務担当者もいます。私は多く経験していますから「ははん、またか」と切り返しますが、普通の方は「尻込み」します。要は高飛車なのです、調べてみると、とんでもない実態がわかります。担当者が悪いことをしているとか能力がない、というわけではなく、結果的に厚生年金基金は「失敗作」に今後なることが確実なのです。其れが最近分かってきたようですが行政のほうは以前より警戒していました。要は私たちの代表国会議員が「何もしなかった」わけです。そして今度は確定拠出年金がどうのこうの、と最近期待するような報道がありますがこれも「欠陥商品」です。本当に国民のために企業年金を構築するのなら思いきった制度変更が必要です。権力ばかりほしがる政治家より実務ができる政治家を選びたいですね。

厚生年金基金「脱退」判決、長野地裁裁判記録。

2012年08月28日 | Weblog
本日、長野地方裁判所へ出向き「厚生年金基金脱退判決裁判記録」を閲覧してまいりました。約2時間この記録を詳細に読み、色々なことがわかってきました。仕事柄、企業年金特にDC(確定拠出企業年金)についてはNPO法人を立ち上げ、DBにつきましてはあるCB企業年金基金の理事として立ち上げから携わってきました。厚生年金基金総合型では丸5年にわたり色々と取り組んでまいりましたが、このたびの裁判の件でようやく企業年金制度の全体像と現実、これからあるべき姿が浮かび上がってきたように感じます。過去の制度の欠陥をあげつらい批判することより、過去の問題に気づいたら将来のために改める努力をする必要があります。このたびの裁判は新聞報道の表面だけ見ては間違えます、つまり様々な時代背景と人間模様が交錯し「実録、厚生年金基金の空虚」とでもいえそうなそんなドキュメント番組が製作できそうなのです。もったいぶった言い方になりますが、AIJの問題を契機に世の中の人たちがこの制度矛盾に気づいても「誰が、何を、どうしたらいいのか」きっとまともな解決策が見いだせないと私は確信します。この制度の行きつく先はどこなのか、バブル崩壊後の「住専」問題の解決手法を使うのか、厚生年金とごちゃ混ぜにしてサラリーマン全員で負担するのか、いづれ「近いうちに」その判断をすることになることだけははっきりしています。最後にこのたびの判決文を読んで「不足金だけ出せれば自由に脱退できる」と新聞報道を読み取ると大きな取り返しのつかない「アリ地獄」に落ちる可能性があることを私は理解しました。

<追伸>
本日夜11時、テレビ東京の「WBS」番組解説をみると「SNSを活用した選挙、政治」について報道されるようです。ただ今弊社が取り組んでいます「「世代党」を創る会の仕組みやシステムとは異なるでしょうが、世の中の流れが私たちが考えているように進んできている証拠だと思います。どのような報道番組なのか楽しみです、このブログご覧いただいている方は是非本日のWBSをご覧ください。「世代党」を創る会では9月後半に「ネットプレ選挙2012夏」を開始する予定です。本選挙も近づいているようですが「直接民意主義」社会の実現が近づいているこの時代を切り開いていけるよう努力しています。「縦社会の人間関係」から「横社会の人間関係」へ、IT革命のなせる業、ということでしょうか。

金融経済政策の大失敗

2012年08月27日 | Weblog
何故こうも金融経済政策をつかさどる部署や人が「ぼんくら」なのか、日本の今一番の不幸は金融政策をまともに運営できないことである、とはよく言われています。先週23日の日経「経済政策」での「中央銀行の総資産」の推移表、2007年1月を100として指数化すると、英国中央銀行450、アメリカ連銀330、欧州中央銀行230、日銀30。つまり株や不動産などの資産価格の上昇率が日本は米国の10分の一、マネタリーベースを増やして資産価格を上げるべき時に何故かしら逆に下げるような政策を知ってか知らずかとっている。だから日銀は批判される、バブルの後遺症で「羹に懲りてなますを吹く」状態になってしまっていたことがこの表でよくわかります。政策当局をコントロールしない政治家も社会主義政策を推し進め、市場が冷え込むような政策ばかりを進める。他の中央銀行に比べるとこの5年間日銀は何もしなかったのだからこれからでもまともな金融政策を実施すれば株や土地が適正な取引価格に収れんします。逆にここで何もしないと取り返しがつきません、政治家や政策担当者の不勉強が最近特に甚だしいと感じます。党利党略で自分の選挙のことしか考えていないのかもしれませんが、今このときに日本の資産価格を上げる政策を打てば多少の円高を吸収し、経済は上向きます。政治家の先生、一体全体何をやっているのですか?税金を上げ、社会保険料を上げ、経済を低迷させ、国民を苦しませるのが為政者でしょうか、政治家のレベルは国民のレベル、私たち自身が猛省しないといけませんね。

問題の本質

2012年08月26日 | Weblog
厚生年金基金の判決記事が昨日は日経では一面トップ、大衆紙代表の朝日と読売では朝日は地方版、読売は社会面で多少解説記事が添付されていました。ただし、どの記事も問題の本質は捉えきれていません。専門家では無いので当たり前でしょうが、問題の本質は「変化のときに対応しなかった」不作為の作為です。総合型の問題は企業年金連合会で何回も議論され合併や解散についての分厚いレポートや本が出されており警告されていても何の手も打たなかったところに問題はあるのです。よく似ていませんか「原子力事故調査会」の発表と。つまり日本の古い体質と産業、行政のもたれあい、ここでも加入企業特に中小企業と加入者が「バカを見た」わけです。これらの問題の本質を理解しないで今後の対応策は出てまいりません。これからが正念場です、日本のまともな企業年金制度の構築を進める最後のチャンスです。

厚生年金基金、加入事業者の脱退認める 長野地裁判決

2012年08月24日 | Weblog
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG24004_U2A820C1MM0000/?dg=1&n_cid=DSGGL001

本日午後の速報です、こういう判決が出るとは全く知りませんでしたがただ今あちらこちらから連絡入ってきました。

つまり、これは初めての判決なのです。私たちは中小企業の社長へ厚生年金基金の不条理を訴え、対応策を提案してまいりましたが基金側は「足抜け禁止」という江戸時代の理論を持ち出ししばりつけていました。この制度で得をしたのは金融機関と基金の事務局だけ、です。其れを私は実証してきました、ただこれはどうしても「血を流す」覚悟が必要だったため社長しか決断できないものなのです。こういう決断は担当者では無理ですし、自分の年金が減るのでもろ手を挙げて賛成し進める人はいません。そこにこの制度の「不条理」があったのです。このたびの判決で被告基金が上訴するのかどうかわかりませんが世の流れははっきりしてきました。私がこのブログで何度も主張してきましたようにこの制度は「無理」なのです。ただ延命させて損するのは企業と加入者、もうかるのは金融機関、こんな矛盾は世の中で成り立つわけがありません。いよいよ日本の古い体質と既得権にメスが入り、正しい時代に向かいそうです。だから日本の株は今後長期的に上がるのです。
今私たちは、この問題の次のステップに着手しています。時の流れでこのような結末は時間の問題と予想していましたので、問題はこれからどうするか、弊社には「答えがあります」。厚生年金基金総合型基金の解散と脱退が今後雪崩を打って始まります、これから一番大切なことは「正しい制度」を構築する、ということです。其れは人の心、ということなのです。
明日の新聞でどのように評価されるか、マスコミ各紙のレベルがわかります。

「厚生年金基金総合型」加入企業の社長様へ

2012年08月23日 | Weblog
拝啓、厚生年金基金総合型に加入している社長様。
猛暑お見舞い申し上げます、日本経済低迷の折、ご商売はいかがでしょうか?大企業のリストラの大波が産業界を襲っています、この大波は次第に中小企業へも波及しすでに到達しているかもしれませんが大変厳しい経営環境とお察しいたします。追い打ちをかけるように消費税増税の衝撃も計り知れません、また社会保険料の厚生年金保険など毎年掛け金が上がっていきます。何処を見ても真っ暗という状態ですが構造改革や企業の退職金・企業年金などの制度改革を実行しているところはまだ今後生き残れる光は見ることができます。大変恐縮ですが、不幸なこと従業員のため、業界のため、国のためと歯を食いしばり税金や社会保険料を収めてきたのに時代が変わりあだと言っては語弊がありますが社長様へはむごい仕打ちが待っていました。厚生年金基金総合型基金加入企業の社長様、昨年成立した「年金確保支援法」をご存知でしょうか?基金を事業所が脱退するときは不足金を一括拠出して、認められれば脱退できますがそれだけの余裕がありますでしょうか?また、どれだけ基金に借金しているか把握しておられますでしょうか?銀行に借金したら認識は当然ありますが、従業員のためにやってきて基金に借金、いくらあるのか、基金に確認していますか?積み立て不足のない基金は少数です、特に古い業界はとんでもない不足金です。最近相談された会社では一人当たり300万円、30人いたら9,000万円です。これを払わないと基金を脱退できないのです。昨年8月10日に成立した「年金確保支援法」はネーミングはありがたいですが、これ、基金が「みなし脱退」と認識したら不足金を一括で払わないといけないのです。公的な性格がありますのでどこまでもついてきますし、すぐ差し押さえされ身ぐるみはがされるのです。これは決して誇大表現しているのではりません、このような現実がすでに始まっているのです。このシステムはもう成り立たないのです、でも抜けるには巨額の掛け金を一括で徴収される、社員のため福利厚生と思って続けてきたことが社長様を苦しめる結果になっているのです。気づいていらっしゃいますか?私の勘ではほとんどの社長様がどうしていいか解決法を持っていないと思います。時間が過ぎればすぎるほど解決は難しくなります。先送りできないところまでもう来ているのです、国や金融機関は助けてくれません。特に金融機関は解約されると手数料や事務費がなくなり稼げませんから知らん顔ですよ。腹をくくるお手伝いはできると思いますので腹が決まりましたらご相談に来てください、再起不能になるまえに。  敬具

「Think Simple」ケン・シーガル著

2012年08月21日 | Weblog
表題は昨日読み終えたアップルのスティーブ・ジョブスについての本です。有名ですから読んだ人は多いと思います。普段は東洋の書物に関心あるのですが、生意気にiPadを使っておりIT音痴ではありますが興味あり読んでいるうちにどんどん引き込まれてしまい感動しました。伝説になっているスティーブ・ジョブスについては皆知っているでしょうがパートナーとして観察してきた観点でのこの書籍はすばらしのひとことでした。今の日本社会の組織や企業運営はひっくり返ってもこうはいかない、やはり天才いや努力家だったのでしょうか。おいおい感じたことをこのブログの記録に残したいと思いますが、今日は一番最後に書いてあること「シンプルであることは複雑であることより難しい。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。だが、それだけの価値はある。なぜならひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ」-スティーブ・ジョブス
成功したりお金を儲けたり有名になれば後になって「あの人は天才だ!」などと一般的にはよく言いますが、本当の成功者は懸命に努力している、ということではないか思います。いまの日本社会で懸命に努力している人、どれぐらいいるのか、自分も含めて恥ずかしくなりました。

銀座のパレード

2012年08月20日 | Weblog
本日11時より銀座でのパレード、やはり人ですごかったですね。私は銀座8丁目で立っていましたが最後は時速30kmぐらいのスピードで通り過ぎていきました。驚いたのは選手のバスが通り過ぎる時、皆一斉に万歳かと見違えるほど手が上がりました。要はデジカメか携帯の写メ、です。これを見て私たち日本人は大丈夫、と再認識しました。後ろの人は前の人を押さない、警備員の言うことはきちんと聞く、立ち止るな、と言われれば立ち止らない。選手が通れば一斉に同じ行動をとる、見ていて滑稽でしたが憎めない、日本人らしさを感じました。ようやく20年たって新しい時代が来ているのかと一人会社に帰るときに考えながら、私たちがビジネスとして取り組んでいる今一番古い業界のリストラに貢献できそうだとさらに発奮した次第です。