GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

金融の呪縛

2007年10月26日 | Weblog
ここで何回も書いていますが、はやり「歴史は繰り返す」のでしょうか。もし私が外資のファンドマネージャーだったら、今これから日本のマーケットで一番大儲けできる仕組み作りに入りますね。物騒な話をするわけではありませんが、簡単に何千億、何兆円も利益を出す仕組み、が可能なわけです。金融後進国わが国日本では「円高になれば利益の出る仕組み」をしておくだけで数年先には莫大な利益が転がり込みます。なぜか、簡単です。外債や外国投信を大量に日本人は買っていますよね、買えるだけ買わせて、地球的規模でドル安に持っていけばドル債はパンクです。これは風説の流布ではなくて、日本の投資の基本は全て「上がる」事が前提で上げ相場には強く下げ相場には弱い国民性、他の言葉で言うと「熱しやすい」とでも言いましょうか、マーケットはあげるエネルギーより下げるエネルギーの方が少なくて済む、だから「買い」偏重の思想の持ち主は必ずどこかで「下げ」に負ける、だから私は決してFXや先物は絶対やめることを進めています。但し現物は違います、特に何回も書いてその通りになっていますが商品市況も上昇しますので、現物でじっくり持たないといけないのにいまだにバカみたいなFXや先物で損を必ずする。「円天」みたいなわけの分からないものを信じて、本当の企業投資理論や話には耳を貸さない、特に今、日本経済の新陳代謝が必要な時にベンチャー企業投資が出来ない。金融の呪縛に何とか打ち勝てないものでしょうかね、長期的な円トレンドをサブプライム問題と書き綴り、またもやミスリードするマスコミと日本の市場のリーダーを自ら放棄したとある証券会社の責任は将来どのように評価されるでしょうか。そういえば最近ネガティブマインドで評論ばかりしているとだんだん心も暗くなりますね、「夜明け前が一番くらい」とも言います。ひょっとしたらいまが「夜明け前」かもと思いたい自分もここにいます。

NHK特集をみて

2007年10月24日 | Weblog
先週の土曜日、NHK特集で3時間「日本の農業・主食・米つくり」というテーマで番組が報道されていました。正にこれからの大事なテーマですから生産者、消費者、それぞれの立場で真剣でした。難しくて大事な問題ですから一朝一夕に誰もが納得できる解決策が簡単に出てくるはずもありません。世界と競争するだけがが全てではありませんから難しい問題です、日本人の食生活も変わり、私自身も一日に一回もお米を食べない(特に夏は顕著です)日があります。(悪い頭で)思いますに、日本は第一次産業は共産主義に近い政策で、第二次、第三次産業は資本主義に近い政策で、といいとこ取りするしかないのでは、当分、そういう風にだんだん思えてきました。そんな話しある分けない、でしょうが、日本ではハードランディングよりソフトランディングのほうがあう。歴史上ハードランディングは「平治の乱」と「明治維新」と言われておりあとは大体、ソフトランディング。これでやるしかないでしょうね、大枠が決まれば後は作業の問題ですから何とかなります、つまり日本は資本主義社会か共産主義社会か、なんて大上段に構えるのではなく、人類の歴史上の失敗と成功を組みあわすことで新しい社会を創る、ということは私権を制限する、ということ。一つの国に複数の経済体制ができ、国家権力もある地域では増大すると言うことです。なあーんか、偉そうな経済学者みたいな空想を書いてしまいましたが、現実今の様々な矛盾は一筋縄では解決できない、それに急がないと取り返しがつかない。「そんなに急がなくても、じっくり検討して・・・」などと平気で言ってくれる人もいますが、私のようなふがいない人間には一日でも早く健全な社会になる夢を現実に体験したいわけなのですよ。
でも何だか最近、こうなったら良いなと思うこと(国の政策の面ですが)が反対になっていく、とても恐ろしく感じています。ですから、多少のヘッジも掛けながら進まないといけない、昔竹中さんが言ってましたが「ナロウ・ロード」、狭くて厳しい道をか弱い足で歩き始めているみたいです。

マスコミの退廃が日本を潰す

2007年10月23日 | Weblog
与えられた民主主義と権利を謳歌している今の私達日本人の生活は今後短期的(10年から15年くらい)には大変厳しいものになる、というのは最近よくここで書いています。私は基本楽観論者のつもりですが、危機感のないところが一番の恐怖です。先週は京都から大阪へ入り、今日は午後から静岡へ日帰りの旅でした。とんでもない現象が今の日本に起きているのに、伝えるべきマスメディアが存在しない。京都、大阪へのビジネスの旅、宿泊先を決めず、男一人何とかなるわい、と京都、大阪で当日の夕方片っ端から探しても「本日はご予約で一杯です」との事。駅構内の案内センターで探してもらい、ようやく1室キープ、事なきを得ましたが、思わずカウンターの女性に「今日は何かあったの?」ときくと「個人の旅行客で一杯です、いつものことです」、平日の木曜でもこんなに旅行客が多いのか、と唖然。旅行や観光するのが悪いというわけでは全くなく、経済活動のためには大変良いことですが、その結果は大手資本と既得権者に入るだけのこと。今後年金や介護保険のアップと一人当たり赤ちゃんまで含めて約700万円の借金を私達一人一人がいま抱えていて、消費税は大幅上げ、規制は強化、金融は斜陽産業、一部助かるのは世界と戦い勝っている企業と従業員。そんな近未来の現実に何の恐怖もなくいつものとうりに過ごせている自分達。格差は益々開き、世代間の不公平観はどうしようもなく募ります。政治屋はたくさんいても本当の政治家がいない、自民党も民主党も昔の大企業みたいで世襲制のサラリーマンみたいです。いいところのおぼっちんばっかり。つまりそういう政治家を選んでいる自分たちに問題があるのですね、年配の方々は選挙に行きます、が、若い世代が選挙に行かない現実。こういうときにマスコミの良識が働かないといけないのに、どこのチャンネルでも今の話題と食べることとやせることばっかりです。人間とは人の間と書きます、人が集まる政策をうたないと人は生きていけません。一度全てをやり直す勇気と覚悟が今必要なのかもしれません。

関西へ

2007年10月18日 | Weblog
これから京都、大阪へ出張です。12時の新幹線で明日よる10時くらいに帰り着くスケジュール。リニア新幹線が出来ると東京大阪間が1時間との事、だんだん地球の距離が短くなります。人間の技術的はどこまで進歩するのか分からないくらい進みますが人の精神がついていけるのか、大変難しい問題ですね。何だか退化しているような気がするのは私だけでしょうか、現場の皆さんとお話しヒントを頂いてまいります。

今週

2007年10月16日 | Weblog
ただ今新規事業構築中のため走り回っています。人間必死で取り組むと何かしらいいことにぶつかるものかもしれませんね、なんせ今後の日本社会は短期的にはクラッシュを伴う事態が予想され、何らかのショックがきてそれを乗り越えたところに新しいいい時代が来そうだからです。つまり目先、短期的には中小零細企業や個人、特に団塊後の世代は負担に耐えられない、大変厳しい時代が想定されます。ただその後がいい社会。金融後進国日本が独立を保って世界と戦えるか、大きな疑問です。ただ今3時30分、これからが私の本番、日本にはお酒という潤滑油があってよかった、と思う今日この頃。

本日4件訪問

2007年10月12日 | Weblog
最近よく歩きよく人に会っていますが、それでも1日営業時間にお会いできるのは限られています。今日は朝一番からお昼に1回会社に返り、午後2件お会いして帰社が4時半、もう夕方。出来るだけ効率を考えてアポイントを頂いていますがそれでも4件が一日の限界かもしれません、ついでに今日はお天気が良く汗拭き拭き、お昼に5百円のカツカレーを見つけ、大満足。やはり外にでていい人と会えてお話しさせて頂くとラッキーもあります。今週は出っ放しの為、明日は資料つくり、としましょう。来週は大阪出張もありほとんどアポイントで埋まっていますが、人間目標が持てることはありがたいことですね。今日はこれから久ぶりに娘と一杯、誘ったら「いくいく」ということはなーんかあるな、就職活動親子相談会かも知れません、今時のバカ親してきます。

変化の時代

2007年10月11日 | Weblog
最近いたるところで変化に突き当たります。正に今激動の時代に名実共に入っていることを感じています。このような時に一番やってはいけないことが「変化しない」ということですね、つまり過去の経験や規則にとらわれて何もしないか出来ない、という状態が最悪の状態を自分にもたらします。もう既に右肩上がり経済と過保護社会に見切りを付けて変化しないといけないのに以前と同じ事をしている人や会社は生き残れない、そういうトレンドに入りました。私、株価のチャートを勉強してきて本当に助かっています。過去の経済の動きが今のチャート、そのトレンドを見る力が人にはそれぞれ備わっています。「君子、豹変す」る時代かもしれません。大学の経済学部の教授が「円天」に引っかかった、と聞きました。いかに人間の浅はかさがでているか、私達の目指している「投資教育」にその解決策があると自負しています。

銀座の赤とんぼ

2007年10月10日 | Weblog
今日は朝から外出する機会が多く、我ながらよく歩きました。気付いたら新宿、半蔵門、新橋、銀座を2周ぐらいしており、私歩く時は早足で歩く為気付いたら汗びっしょりでハンカチがぐっしょり。午後3時半ぐらいに会社に戻りましたが会社の前で「赤とんぼ」を発見。そういう季節かということとなんで銀座に、という感じ。10月に入り、キンモクセイの香りがして外を歩くには絶好の季節ですが、ここコンクリートジャングルでは季節を味わう自然はないと思ってたら「銀座の赤とんぼ」。今月は4?歳の誕生日を迎える月、娘のアルバイトのお迎えで夜遅くなるため出口で待っていると、店長さん(女性)とでてきて、「お父さん、若いね」って言ってた言葉に「にんわり」している自分が「情けなし」。

これから

2007年10月08日 | Weblog
ここ2週間ほど、まともに自宅にいれたことがなく久しぶりに土、日自宅でゆっくりしようと考えてましたが、土曜日は女房と御徒町のアメ横から上野の忍ばずの池を散策しました。平日の銀座中央通りからブランド街はアジア地域の人たちで歩道をふさがれていますが、アメ横の人だかりはほとんど日本人。上野公園、忍ばずの池界隈をゆっくり歩いたこともなく、行っても夜、年末あたりに酔っ払っていくことはありましたが、昼の上野界隈もなかなか良いものでした、こちらもほとんど日本人、それも家族連れか独りすずめに豆あげてるご老人。少子高齢化と格差社会が間違いなく早いスピードで進んでいる日本の社会はどう考えても今後10年から15年は個人の生活は厳しくなりますね。そんな時に「忙中有閑」という言葉を思い出し、昔の人からこれからの日本を生き抜く為に必要ないい言葉を教えてもらい、今日の日記に書いてみることにしました。文章を書くということはやはりある程度考えますし心の整理にもなります。「六中観」といいます、1、「忙中有閑」2、「苦中有楽」3、「死中有活」4、「意中有人」5、「壺中有天」6、「腹中有書」この中で3つぐらいは日常使われていますから大体は分かりますが、若い頃この六中観が良く理解できなく「ふーん」てな具合でしたが、最近は「なーるほど」という感じです。やはり人間、どん底とか切羽つまるとか、あまり経験したくはありませんが、こういう局面に出くわし対処する立場にならないとなかなか分かるものではないですね。分かるということは体で経験し修得するということで意味を教えてもらって暗記することではありません。こういう私はこの六中観をほとんどを分かっていません、まだまだこれからです、きっと分かった頃に「棺おけ」なんでしょうが、自分流に解釈すると、分かろうと努力するところに生きている間の価値があるのかも、などとオフィスに独りでいると夢ばかり膨らみます、本当に昔の人は良いこといいますね。

友あり

2007年10月04日 | Weblog
何だか最近の世の中の世知辛い現実に打ちのめされかけていましたが、良く考えると、これが世代交代と時代の変化なんでしょうね。社会人として25年、四半世紀過ぎ、子供達が親離れしつつある現実に未練たらしい自分がいる、アー秋ですね。で今日はこれから久しぶりに社会人1年生からの友人と一杯やることに、会議で東京に来た、との連絡あり、うれしいことに8時の最終まで時間あるからと。同じ時間を過ごしてきた仲間と会えることに喜びを感じる年になったということですね。もう10月というのに今日の銀座はまだ歩いてると汗をかく、でもカレンダーの上ではもう秋。「友、遠方より来る、また楽しからずや」という一節がこの古い頭に浮かんだ次第、でも友だちはやはり良いものですね。