GlobalHeart 社長Blog

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3年後の現実

2006年03月27日 | Weblog
ヨーロッパ研修より帰り、本日より出社しました。大体8時間から9時間の時差ぼけも年齢と伴に解消に時間かかり書く内容も多少ぼけているかもしれませんので悪しからず。昔読んだ本で「文明の覇権周期は600年」とありました、ローマから大陸へ、次にイギリスそして現在アメリカ(白人)次にアジア(黄色人)そしてアフリカ(黒人)と書いてあったことを思い出しましたが、果たしてそうか?今回の研修ではユーロ経済圏が生みの苦しみを味わいながら懸命に乗り越えようとしているバイタリティーを感じました。戦いの歴史で権利を勝ち取ってきた民族と加工貿易で成り上がった民族との土台の違いを垣間見た気がします。テレビではユーロ経済圏のニュースが途切れなく流れておりアジアについては中国関連が多少流れている程度、日本についてはほとんどない、という寂しい現実を経験しました。地球上では航空機の登場とインターネットの普及で時間と距離が縮まっていますが、私たちはグローバルな社会に適用しているのか疑問です。私たちは夢を見ているのではないか、今の退職者や年金生活者はある程度の企業に在籍していると裕福な生活を送っている、これを見て自分たちもそうなれるのだ、なれるはずだ、と。フランスでは高校生までもが雇用契約の理不尽さにデモや暴動を起こし(他の要因で扇動されている面もありますが)政府に抵抗している場面がテレビで流れていました。翻って3年後の日本はどうなっているでしょうか。①税金の大幅アップ②社会保障制度維持の為の負担金の上昇(既定路線)③強い企業はより強く④若者は生命維持のためにリスクを恐れパラサイト⑤格差はどんどん開きます・・・但し国力は当面強まりますから海外より資金が流入し株高は続くが大多数の個人は貧しくなる、とそうなりそうな予感がします。そうならないためには「日本発新しい価値観」の出現が必要です。マスコミ報道に惑わされない独自の思想が必要な時代です。日本の良さ、日本人のすばらしさをもっと内にも外にも発信すべきですね。これからの日本の企業経営はコスト負担が現実のものとなり大きくのしかかってきます。人件費と金利が上がることにより企業の対応で格差どころではなく死活問題となるでしょう。続きは明日にします。

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