GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

夜明け前

2007年12月31日 | Weblog
今日で2007年が終わります、私は一人後片付けと私の机周りだけのお掃除、年末の挨拶連絡で一人出社。ひさしぶりにじっくり来年のことを考えています。「ユーフォリオ」という言葉をご存知でしょうか、10数年前J「ガルブレイス」?の本でバブルの発生と崩壊を解説した本に書いてあったこと。経済関係者なら常識のところですが、結論から言うとバブルの発生は避けられない、熱狂と共に現れて悲観と共に過ぎ去る、経済現象とのことです。つまり、人間社会では特に資本主義社会では「振り子」の振幅が大きく極端に行くことが多い、歴史上、つまり経済活動やその指数は人の心理で動く、ということです。で、私の当らない(ひょっとしたら当る)かもしれない来年からの予測は、日本経済は来年後半から長期上昇波動に入る、新しい時代の幕開けとなる。最近ようやくマスコミや素人の皆様が来年は超不況、株価も10,000円割れる、との悲観論が出始めています。経済活動やお金の流れがグローバルになった今の社会では狭い範囲の付き合いやマスコミからの情報で物事を判断すると大間違いを引き起こします。但し、経済の発展にはその地域の魅力が必要ですから経済指数はよくなっても生活の実態は格差が益々広がります。東京は世界都市ですから益々発展、地価も2010年ぐらいからまた上がり始め、地方は伸びるところと衰退するところが益々はっきりします。その違いは地域リーダー次第、何もしない保守的な地域は逆疎開せざるを得なくなり、成長産業を育成しない地域もそうなります。
それで全体を見渡すと日本経済が堅調ですから世界から益々お金が集まる、今度は東京の土地以外に、企業の株式とその地域の土地、にも投資が集まります。あくまでも世界と戦える産業のあるところですが。産業の血液である金融が今みたいならあと1年くらいかかるかもしれませんが、そこはまだ優秀な人材の残っている金融庁次第です、もしこの流れに逆行するようだと本当に日本沈没、となり株価も10,000円割れたら新安値7,000円。こうなるとパニック、要は切羽詰っているかどうか、国の経済は切羽詰っているから何とかしないと、という動きが始まっていますが地方経済は本当に切羽詰っているのかどうか分からないところもありますね。これでまた補助金や公共投資事業が始まれば何も変わらない、と言うことは時代の流れに遅れていく、だから人が去る、ということ。今の政党は世間とずれています、法律を変えるか新しくつくらないとやっていけないのに今の政治家は世襲で大企業の課長か部長みたいなことばかりやっている。世界と戦える新しい政党が出てくる時代かもしれませんね、来年は。私の考えるところ、もう既に世界のお金が日本の優良企業や土地に入り始めています、今後悪いニュースがでればでるほど日本人が自国の資産を売ってそれが外人に買われる、そういう現象が既に始まっています。ユーフォリオ(熱狂)の後の悲観の中で新しい芽が育ち始めます、逆に悲観の中で新しい芽をつくり育てるチャンスが来年前半だと私は感じています。平たく言うと株式で資産を作りたい人は来年前半までに日本の会社で世界NO1の会社の株、買っとけば・・・、ということです。一つ、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

クリスマスプレゼント

2007年12月25日 | Weblog
昨日はクリスマスイブ、家族やカップルでそれぞれのイブを楽しんだと思います。一応、用事があり銀座のオフィスで仕事ちょとして、帰りにデパートめぐると大変な人盛り。やっぱ東京のクリスマスは盛大ですわ、クリスマスイブは大体休みならほとんど家にいるか平日ならまっすぐ帰宅が常道。子供達が小さいと、色々イベントもあり親が逆に楽しんだ記憶があります。そこでわが娘に、プレゼント何がいい?と聞くと、下の子はバカみたいに高価なものを言うから、こちらは無視。上の子は「内定」ですっ、と。最近就職活動で煮詰まっているらしく、クリスマスプレゼントに「内定」とは?そこで、私「よし、わが社に内定」を出してあげよう、というと「それだけはいりません」との何とも失礼な娘。大体学生は見る目がないもの、テレビで有名な企業ばかりを考え、社会の厳しさを知らない、本当はベンチャー企業で苦労したら社会人としても一人前。会社の名前で仕事している、のがほとんどなのに。んー、と一人ぼやきながら、考えても分からないので、それぞれに「マフラー」をプレゼント。サンタさんを信じていた頃が懐かしく、そういえば、親友黒シバ「ダン」へのプレゼント忘れてました、だからかな、昨晩は機嫌悪く、夜中に起こされ、朝方4時に散歩に行かされました。一緒に遊んでくれるただ一匹の親友に今日プレゼント(高級おやつ)かって帰ろうっと。

規制強化への道

2007年12月21日 | Weblog
世の中規制が強化され、中小零細企業は利益が出ず、小売や建設業もジリ貧状態。今年もあと少しで終わろうとしていますが来年はもっと厳しくなることが予想されています。なんせ、物が売れない、時代。どうやって稼ぐのか、新しいリーダーが出てこないと「日本沈没」。UFOや宇宙人で騒いでいるマスコミと政治、末期的症状かもしれませんね。明日から世の中はクリスマスをはさんで3連休、お昼ご飯をそばやで食べていたら隣の数名のサラリーマンの方が「今年ももう終わったな、来週は毎日忘年会やろうか」と大声で、いい会社にお勤めで、とうらやましくもあり、もうちょっと真剣に仕事せいや!と関係ないのに一人カッカしていました私、来年もいい年でありますように。

離れ

2007年12月20日 | Weblog
いやはや日本人はやはりすごいです。マスコミは日本人をたたき、バッシングして仕事をしている振りをしているようにも見えますが、ちゃんと地方や日本人は努力しもがき新しいものを作っている、ところもあり人もいます。今週はそういういい地域頑張っている人に会えて本当にありがたかったです。批判中傷する事ばかりに世の風潮が傾くのは「自暴自棄」というもの、いいところをきちんと見れば見るほうも正しくよくなる。そろそろ経済の政治離れと私達日本人の自立を考える時ですね。娘達の活動を見ていると「親も子離れ」しないといけないな、と少々かなり寂しさを味わっている今日この頃です。

風習と社会性

2007年12月16日 | Weblog
本日午後から出社、事務手続きの資料作製でした。昨日は夕方から「利き酒会」、来週はほとんど親しい方々との年末のご挨拶と来年に向けての戦略会議?です。日本の社会は恒例としてこういう風習があるからいいですね、日本の文化はやはり世界に誇れるものがあります。そこで昨日、これは「いかん」という現象にぶつかりました。結論から言うと「居酒屋に子供連れでくるバカ親がいる」ということです。そんな固いこと今風じゃないよ、というなかれ、これは大事なこと。小さい子、全然分別がつかない子供に居酒屋で酔っ払ったり、大声で飲んで騒いでいる風景を見せてはいけないし、見せるものではない、のです。子供の世界と大人の世界は全く違う、子供達は純粋な目で生まれてきて世の中に少しずつ出て行く、理想と現実はちがっても真剣な努力をする所に生きる意味や価値がある。まだ、そんな大事な基礎もできていない子供には目の毒、のはず。しかしよく考えると、うちの娘、18歳でコンパや居酒屋でバイト、自分も18歳から学生だーと勝手にそういえばお酒飲んでた。まあ、しかし、質が違うと言う言い訳を自分にしながら、日本の風習っていいな、となんか変な今日の日記でした。

本日

2007年12月13日 | Weblog
本日これから札幌出張、何だか寒そうですが、色々な人の動き、経済の動きはじかに体感しないと分からないものです。来週から発明の事業化に向けて企業及び自治体との関係を築く活動に入ります。年の瀬も近くなりあわただしさを感じますが、日本人の底力を信じて動けると言うことはありがたいことです。それと一番は人のご縁、この度の企業化についての企業や自治体との交渉は結果はどうであれ本当にありがたいことです。自分だけの私利私欲だけではないことが伝わる、これこそ理想の営業です。でも民間は結果が全て、厳しさも同居していますから気合が入ります。

人の一生

2007年12月11日 | Weblog
この1年で大学時代のゼミの交友が二人亡くなりました。28人のうち二人、うち一人はクラス、サークル一緒で東北出身の甲子園経験組みで頑強な体格の持ち主。亡くなった事を最近知り、昨日は急遽集まれる人だけでお弔いでした。風邪の症状で胸が少し痛むので入院、3日目に急変、奥様と二人の子を残しそのまま帰らない人となったとのこと。全く信じられなく、恥ずかしながらこちらも右往左往。仲間内でこんなに身近な人間が亡くなったのは初めてのことでした。九州と東北、何故かしらお互い田舎の出身と言うこともあったのでしょうが気が合い、彼はマージャンが強く、授業に出ようと校門に入るやつかまり、そのまま雀荘に直行。私よりさぼっていたように見えても成績は彼の方が上。サークルは「オールラウンドスポーツ愛好会」、彼は人徳もあり部長で私が補佐役、仕事も順調で会社でも出世頭だったとのこと。惜しい人ほど早く先に逝くものなんでしょうかね、残念ですね。人の一生って分からないものです、みんなから人望があったのにこんなに早く死んじゃったら何にもならないじゃないか、とあの世の彼をどやしあげたい、気持ちです。お蔭様で今日はひさしぶりにひどい「二日酔い」、ようやく回復してきたのがただ今夕方の6時。「おまえさんの残した時間を俺が頂いて」誰かのためにいい社会を作って行くからね、あの世で待っててください、また野球、テニス、マージャンやろうな、バイバイ。

技術開発と産業再生

2007年12月10日 | Weblog
銀座椿通りの並木もすっかりイルミネーションに飾られ、中央通りも忘年会のシーズンたけなわで行き交う人ごみと熱気にあふれているここ東京の夜景。華やかさの一方で地道に研究開発し日本の産業を再生し、世の中に役に立つ技術を開発しようと寝食を忘れ命を掛けている一方の日本人もいる。人生で一度出会えるかどうかの発明を事業化していくプロジェクトがスタートしました。国際特許の出願も終わり、いよいよ事業化の開始、久しぶりのビッグビジネスに身震いを感じ、男冥利に尽きる、事業に参加できる幸せは何とも言いがたいものです。若い人が保守的だ、今の日本に夢や希望がない、などと私もここで書いたりしますが、とんでもないことを証明していただいたのがこの発明。おごらず、悲観せず、寝食を忘れ技術開発に没頭する姿、2,3年したら今はない「プロジェクトX」版に堂々と呼ばれそうな技術開発です。以前にもここで書きましたが、この業務に50年の年月を掛けていますからかなう人がいない。今、私に出来ることは、この技術が事業化できるよう、共同で運営してくれる企業と地場産業の担い手となってくれる自治体を探し企業化することです。既に両方の足がかりが出来そうで楽しみです、やはり日本人てすごいですね。

就職戦線

2007年12月04日 | Weblog
私の上の娘がただ今就職戦線最前線です。OB、OGを交えての色々な会社の説明会やプレゼンに参加し、面接や応対についてそれなりに小さい胸を痛めている様子を見ていると、悪いけど、面白くて仕方ありません。どこそこの会社では面接官の対応が悪いとか、「コネ」しか採用しないくせに世間体があるから一応面接するとこ、まあ、色々な情報を持っていて話しきいてるほうが面白いことを発見します。新聞読んでないので時事に弱いみたいですが、最近はネットからの情報で時事問題を掌握しているみたいです。面接で必ず聞かれるのは「学生時代何をやってきたか」「ゼミは?」などなど。自分はこれをやりたいと、こんな特技があると、というようなことがあまりないらしく最近では「自分分析」というようなことをやるみたいですね。但し、東証一部のよくCMやっているような企業に何人就職させたかが「就職課?」の成績は今も昔も同じみたいですね。面接の時に必ず聞かれる「ゼミの専攻」は法学部で「犯罪心理学」のゼミらしく、ゼミで何を研究してきたか聞かれたら何て答えるの、と聞いたら「企業犯罪についてっ!」と答えてみようかな、などとしらっと言ってました。そーいえばここずーと大企業のお偉いさん達が謝ってばっかりのテレビ報道を見ている昨今、すかさず私も「それ、いいかも」などと相槌を打ち「絶対落ちるね」とゲラゲラ。でもまじめに「それ、いいかも」は少し私の本音です、内部告発やネットの普及で公表しやすくなったのも事実ですが、人を尊重しない企業は必ず崩壊します。悪いことやったのは現場、注意が足りませんでしたと平気な顔でテレビに出ても、こういうご時勢、「うそでしょう」と皆に思われてしまいます。3年で3割以上辞めて転職する時代、就職戦線も異常あっていいんじゃない、ともっとおおらかな生き方でGO。午前中、家に忘れ物をしたためTELし、長女がおきたら会社に電話してと義母に頼んだところ、TELあったのが4時、夕方の4時。15時間ぐらい寝たらしく、これでいいのか、かなり不安になってきたこちらもアホな親でした。

不作為の作為

2007年12月03日 | Weblog
「不作為の作為」というと何だか難しい法理論の解釈みたいですが、これ常識でいうと「やるべき人が何もしないことまたはしなかったこと」という意味。現実そうではないでしょうか、規制を強化し、おとなしい人民を法律で縛り、強い立場の人には「努力義務」という何だか訳のわからない言い訳の逃れ道を作り、「若者よ、大志を抱くな」という政策ばかり打つ。今の政治家という人たちは「出るくい」ばかり打ち、責任は取らない。心ある人たちは外国へ新天地を求めて旅たつ、または行かざるを得ない。日本が安全で平等な国という神話はバブル崩壊と共に消え去ったのに、新しい国づくりを政治家がしないから国民は路頭に迷う。これこそ「不作為の作為」と言います。現状のままで行くと株価が示しているように「生殺し」状態が続き、体力のある組織だけが生き残る、これだけは避けないといけない、と思う人も多いはず。今新しい事業を立ち上げていますが、今までの商慣習ややり方では通じないのに動こうとしない。だから益々縮こまる(知事困る、ではないですが)。このままほっとくと「逆疎開」が始まるのではと心配です、「逆疎開」とは私の造語ですが、地方から益々都会、東京へ人口が集中し、日本が均衡ある発展をしないで一極集中が強まる。つまり、大多数の人が生まれ故郷を離れ、大企業や大組織の歯車になり、これ、外資が日本企業を買収したら、日本人が外人の支配下に入ることですが、そういう政策を強烈に進めているように感じます。ひょっとしたらCIAの陰謀かも、という小説みたいな現実がおきていますよね。日本国内で規制を強化すればするほど日本の富は外国へ移される、これは国防の新しい手段なのでしょうか。これも「不作為の作為」です、今不況ビジネスがじわじわと進んでいます。昔は「サラ金」という助け船もありましたが、今は弱い人をもっと追いやる「お化け」が控えています。消費者保護とか自己責任などの美辞麗句が並びはじめたらその裏側に「お化け」が口をあけて待ってる、こんなこと「ゲゲゲの鬼太郎(?)」の漫画だけにして頂戴、世の先生方。