GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

「持たざるリスク」

2012年12月26日 | Weblog
日本の株式市場は今後上昇します、このブログでも何回も指摘してまいりましたが日本の投資家が買わないうちは日本株は上がり続けます。そして日本株式を待たないリスクが顕在化します、日本の投資家が、間違いなくこれから株が上がると思い、投資動向を「日本株式買い」にシフトした途端にこのたびの上げ相場は一時終了し、外人が今まで買っていた日本株のいい売り場を提供することになります。これは定理?でしょう。

この現象はたぶんルース・ベネディクトの「菊と刀」の現代版でもあれば解明できるでしょうね。日本人、特に一般の方イコール金融機関及びそこの勤め人も同じですが資産運用をしてはいけない民族、だと私断言できます。悲しいですが現実です。

日本が本当の資本主義社会を構築し、投資教育が広く認識され実行されれば違う形での経済発展が望めたのですが、日本の文化や社会に「資産運用」という投資行動は間違いなく不適格だと思われます。

この世界、日本の投資教育に13年間携わりましたが、物事の本質を見極め理解し、そして「投資」という行動をする、という人は日本ではごくごく稀です。そういう行動ができない社会なのだな、と実感しています。

マクドナルドやサントリーなどは欧米の文化を日本に根付かせましたが、これは飲食の世界。ものの考え方とか行動規範は日本の社会ではそんなに急には変わりません。そこが戦争といくさの違いです、日本の2000年の歴史はやはりすごいのです。日本史上、戦争は2回だけ、平治の乱と明治維新と言われています。ほかはは全部いくさ、6:4で勝ったり5:5で引き分けたり、すべてを根絶やしにするような民族ではない訳ですね。

我が国日本人の民族性を研究し、資本市場を通して富の移転を誰が企んで実行しているのか、今後の経済政策の運営で浮き彫りになるでしょう。その時に日本株式の「持たざるリスク」を言い出す人、機関、組織があぶりだされ一定の意図を以てマスコミを使い、また一緒になって個人金融資産を食いつぶすことになるでしょう。

私たちは同じ過ちをしないよう「投資教育」をしっかり実行していきます。

シェールガス革命とアメリカの復権

2012年12月25日 | Weblog
我が国日本は実質的にまだアメリカの支配下である、という論客は日本にはまだ多数いらっしゃいます。そのほとんどがアメリカに留学かアメリカ社会で働いたことのある方々。ご意見を拝聴したり見聞すると、正に今、この日本社会で起こっている現象はスパイ映画を見ているより現実的です。

私のようなものが真相にたどり着けるはずがありませんが、戦争に負けた日本は戦後60年たってもまだアメリカの占領下なのか、と。占領下でも幸せならいいじゃないか、と論客というか一般大衆はそのように考えるという人も多くいます。

このブログでも確かに、今の日本は金融戦争で負けて富をアメリカに移転している、と何度も書いてきましたが、本当の戦争をして命取られるよりいい、という人もいます。

突き詰めて考えると私の頭脳ではオーバーキャパですので、日本人として何が幸せで何が人類に貢献できるか、という価値基準があれば原爆よりも強し、になればいいとも感じます。

今後、現実的にはアメリカのシェールガス革命で双子の赤字が解消に向かう、原発の代わりに日本がその資源を買わされる。昨日の報道では第2パナマ運河の建設に日本からの融資と技術が多く投入され、そのパナマ運河を通ってアメリカから日本へガスが運ばれる。

今、世界の覇権が中国とアメリカで争われている、そして日本は占領国としてアメリカの覇権の下で生きながらえる。まあ、こういうことでしょうかね。

北朝鮮がロケットを打ち上げることで、アメリカからミサイルやイージス艦を買う日本。新型の戦闘機も買うのでしょうね。

これからの日本、2000年の歴史ある日本、民族としての自立と誇りは今どこにあるのでしょうか。森は一つ一つの木が集まって森になります。地球は一つ一つの国、民族が集まって地球です。言葉も文化も違うのが当たり前で、どこがどこを支配することはありえません。

アメリカと言ってもチームの集合体。人口、物量の大きな国の横暴を超える「知恵」が日本の国か日本人から出てこないでしょうかね。

NHK報道番組「日本国債」

2012年12月24日 | Weblog
昨日9時よりNHKで「日本国債」の特別番組がありました、連休の谷間で少々お酒を飲みながらみていましたが、何故、今こういう報道になるのか、解せません。

政権交代時期にどういう意図でこのような報道がなされるのか、つまり益々不安をあおるだけ、昨日の番組はずーと前から言われており今に始まったことではなく、何かわかりませんが別の意図がありそうです。

大体この手の報道はすでに衆知されてから報道され、ことさら問題を大きくする、ことが多いには前から感じていましたが、昨日の日本国債については、金融政策と絡み今後の政策に何らかの影響を与える意図が感じられます。

往々にして報道番組は何らかの意図で一般大衆を誘導しようとしますよね、平和な国日本では特にですが。ここでとくに不安をあおって誰に得があるのか、もうすぐそのうちわかります。

マスコミ世論操縦に対抗できるネット社会も一方では必要な時代となってきました。

ネット選挙と若い力

2012年12月22日 | Weblog
昨日、私が関係しています一般社団法人日本CO2濃度マップ普及協会の「CO2・環境・エネルギー」のシンポジウムを開催しました。年末の忙しいところご参加いただきました方々には直接お礼を言えず失礼いたしました、本当にありがとうございました。

前日に東証マザーズに株式を上場された株式会社ユーグレナの出雲社長その他ご講演をいただきましたが、やはり日本は大丈夫、という確信を持ちました。若い力と世界との競争を勝ち抜く知恵、努力、人物、日本にはまだまだ「人」という資産がある、それを今は生かせてないだけだと益々強く感じました。

また、昨日は自民党の安倍総裁が次期参議院選挙から「ネット選挙」の解禁について前向き発言をされ、いよいよ弊社のもくろみ通りインターネットを使った選挙戦が始まりそうですね。
つい数週間前までは「ネット選挙」なんてまだまだ、という御仁が多数。説明しお話しても50代60代の人は斜めの態度で私の話を聞いているのが見え見えでした。70代の方は「そうかもな」という感じで話をまともに聞いてくれる方が多いようでした。もちろん皆ではなく、私の話をきちんとまともに取り合ってくださる方も私の周りにはいらっしゃいました。大体、態度で感じますね。20、30、40の世代の方々とあまりしっかりとお話しできる人がいないというのも事実ですので私の偏見かもしれませんが、たぶん偏見でしょう。

ネット選挙が解禁になると色々な問題も発生するでしょうが、弊社の目指す「直接民意主義社会」が思ったよりも早く到来するかもしれません。

弊社では「世代党」を創る会でインターネット政党をめざし、システムを構築し、選挙も実践してみました。このノウハウと商標が今後どう生きるか、うれしい思案の最中です。

世の中どうなってるんでしょうか。

2012年12月20日 | Weblog
日経平均株価が10,000円を突破、今日現在は少し安いようです。株式市場、為替市場、ほとんど想定通りに進んでいます。そして、今後は・・・・となるでしょうね。・・・・って何か?私たちの少数の勉強会で披露していきます。

日本の金融機関、特に運用担当者は間違う仕組みなっている、とは常にこのブログで書いてきましたしそのようになっています。でも人の言うことは聞かない、耳に入らない、中途半端なキャリアや知識でいつも間違い他人に迷惑をかける。

このたびの8,500円からの上げ相場を理論的に説明してもわからないから、テレビの流す政局のせいにする。これで企業年金や確定拠出年金の運用ができるはずもなく、間違った制度を維持し、また崩壊に導く。

今日もNPO確定拠出年金法人への問い合わせで、解約したくても60歳まで解約できず、その間手数料だけが差し引かれる、こんな制度おかしいん、じゃないの、とのこと。ですから、法律や制度を変えないといけないのに他人事。また、日本人には人の話とかサービスは「ただ」という認識がある。だからソフト産業はなかなか発展せず、ソフトと言えばゲームでの課金ぐらい、貴重な経験や情報分析にお金を払わない、対価を支払わない、つまり価値を見出していない、ということです。だからコンサルタント業務が成り立たず、資格を取ればお金がもらえると錯覚するのでしょうね。

今後は中小企業のものづくりも世界が舞台、創る人だけで、いったい誰が提案をし注文を取るのでしょうか。このあたりの仕組みも変えないと日本ではソフトやサービス業がいつまでも成り立ちませんね。由々しき現状です。

このたびの選挙

2012年12月18日 | Weblog
自民党大勝で幕がおりたこのたびの選挙でした。予想はしていましたがここまでとは、という人が多いですね。

全体の投票率の低さと若い世代の動向、つまり若い世代の投票率はかなり低いようです。誰の名前も書きたくなかった、また誰に投票していいかわからなかったといういわゆる白票も多数、と聞こえてきます。

要は、急に立候補してもまた名前を連呼されても「わからない」というのは正直なところでしょう。

景気回復と社会保障、年金、介護、医療、この問題を解決していくのはとんでもなく大変な仕事です。誰にでも都合のいい政策は今後も不可能です、でも何とか解決しないと国の信用が落ち国債が暴落するとギリシャのようになります。

若い世代も選挙に参加し投票する、そして責任を分かち合うためにどうしたらいいのか、をGHでは実験しながらすすめています。

「選挙」を食い物にしている業界や企業とは違い、私たちは自ら党を立ち上げ、政策も研究し、直接民意主義社会を目指したいと考えて行動しています。私が困ったとき、迷った時に読み返す本の中にこのような記述があります。


<微力をあきらめてはならぬ>
「現代社会を良く革新するためには、結局どういう人間が必要かというと、一般大衆や俗人と、思想、見解や生活態度を異にした志あるもの、有志者のグループを作ることだ。そうした人々の数は必ずしもそう多数を要しない・・・我々の文明が発達してきたのは、実はこの種の少数のグループのおかげなのである。」

つまり、本当に改革していこうとするには、マスコミに迎合せず、不特定多数の一般の力に頼るのではなく、志ある少数の人の集まりで十分である、ということではないか、テレビに出て有名、だとか逆にこういうのが危ない、ということだと思います。


生活保護特区

2012年12月15日 | Weblog
「世代党」を創る会のフェイスブックで、ある方から「生活保護特区」のご提案がありました。

何らかの事情で生活保護を受けなければならなくなった。人生何があるかわかりませんし人間としての品位、というものありますし、国として国民に最低限度の生活を憲法で保障しているわけですから権利は主張できます。

ところが権利は主張しても義務を果たせない、そういう人をどうするか。いわゆる、年金を決まり通り払わなかったのだからもらえない、これは当たり前のことです。しかし、そういう人をほっときません、といういい制度が生活保護。ならばその生活保護を受けるのにな何らかの条件がある、と考えるのが当然です。国の経済が右肩上がりで人口も増えるのであれば余裕で日本国民を養っていけますが、今後どう考えてもその逆です。


生活保護特区には一応厳しい条件が付き、自由も制限されます。努力して特区から抜けだし自立する人もいればその環境でずーといる人もいるでしょうね。農産物か何らかの労働力を提供し政府が買い取る、そういうご提案ですが、これは一理あると私も考えます。

220万人の生活保護受給者、今後ますます年金が減る社会、高齢者の働く場所が少なくなる社会、今日のNTTの記事ではありませんが40代、50代の賃金を抑える、システムの導入となると、今までのように権利は確保され義務を果たさない、というシステムは成り立たないですよね。

今後は年金とか生活保護とかお金だけでは解決できない社会、いいか悪いか、実験もしないで物事が進むわけないです。

生活保護特区、これも一つの方法かもしれません。まじめに考え、社会のシステムを変えていかないと日本全体が沈没します。

日本列島縦断

2012年12月14日 | Weblog

昨日、5時の札幌です。もう真っ暗でした、今月は鹿児島から大阪、東京、札幌と日本列島を縦断でした。

その地域やお仕事から、景気動向と言ったら大袈裟ですが地域の人と良くお話をします。
総じて変化なし、よくなっている話はここ20年のうち、名古屋で5,6年前にあったぐらいでしょうか。

しかし、今後は今までと同じ「デフレの発想」ではいけません。すでに日本株は長期的には大底を打ち、為替もトレンドが円安基調、インフレへの対応が必要です。

でも日本人は「資産運用」をしてはいけない民族かもしれません。ご本人のために、自分で考えては間違う、という老婆心からですが・・・。

個人個人が問題あるということではなく、そういう文化、仕組みになっている、のできちんとした第三者の存在が必要、ということです。決して日本の「投資信託」ではありませんよ。

今年の忘年会

2012年12月13日 | Weblog

今日これから、札幌です。もちろん日帰り、大切な要件あり本当なら雪景色でも、とのんきなことも言ってられません(残念・・・)。

聞くところによりますと、今年の忘年会、お店側のレジで「千円札」が大量らしいです。つまり小口化、割り勘化しているらしく会社で、とか部で、とか、課でとかが少なくなってるようですね。これも世相を反映しているのでしょう、景気のせいですかね。日本の風物詩、よき伝統がだんだんと少なくなってるようで少々寂しい気持ちにもなります。

しかし、こちらの予測通り、株価、為替もどんぴしゃに当たっています。当てっこしているわけではありませんが、きちんとまともに勉強しているので経済と指標の動きがよくわかります。でも私たちのお話をきちんと聞いていただけるお客様は本当にごく一部、大方の、つまり、一般大衆の方々は一向に私たちのイベントやセミナーにご関心ないようです。

「世代党」を創る会のHPでも経済勉強会をアップしていますし、政治家や政策担当者向けに呼びかけても反応なし、だから今の大企業や政治家、官僚はすべて間違えるのす、有識者と言われるテレビに出てくるような連中は全くの実務経験なし、そういう風に誘導するマスコミのレベルの低さが日本を日本人を益々貶めています。

せめて、来年の忘年会は「万札」が飛び交う景気になってほしいですし、たぶんそうなります。

そろそろ日本の経済人も「冷たい水で顔洗い、素直に私たちの話を聞け」と言いたいです(少々言いすぎですが・・)。

写真は昨日の夕方の銀座です、なんかやっぱり銀座は銀座、少々安心しました。

いい社会。

2012年12月12日 | Weblog
そんなに回数は多いほうではありませんが、日本から出国するとき決まって「海外では危険が多い、ひったくり」に気を付けるよういやというほど諭されます。海外への渡航に慣れている人はそんなもんだ、でしょうが、本当に外国は気を付けないといけないのでしょう。翻って我が国日本では、私、何回か大事なものを無くし、酔っぱらって鞄を網棚に、また財布を無くし、カードを紛失し、新幹線の切符を落とし、で自分悪いのに駅員さんに「こんな変な制度は無いだろう」などと言ってしまい反省しきりです、がなんと、私の不注意による落し物、忘れ物が出てくるのです。誰かが拾い、関係機関へ届けてくれてたのです。昨日もカードを取りに警察まで行きました。

こんな時、何といういい社会なのかと感謝します。色々ありますが、こんないい人たちがいる社会が持続的に発展しないのはいけません。一部自分の立場しか考えないような、人を利用することばかり結果的に行うような、そんな料簡の狭い人が増えただけで日本の大多数は、いい人が多い、と思います。だから今の私たちが後世のためにしっかりした社会を築き残す、ことが求められているのでしょうね。