GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

勝負あり!

2009年04月29日 | Weblog
良いか悪いかは別にして、最近の世の中は「勝負あった」という感じですね。代表的なところは日本の金融、完全に銀行が一番上に来てその下に証券、保険。金融のピラミッドが出来上がりました。それも安田を除く旧財閥を頂点に三菱と住友が金融の頂点、しかしながら日本の金融は欧米に比べて30年遅れており今回の世界的な金融危機で大逆転の可能性があったのに、本来の使命、産業の血液を流すことをせず、旧態依然たる「金貸し」または損させて手数料を取るような時代錯誤の経営は日本経済をも後戻りさせてしまいましたね。資本市場を近代化し、直接金融の文化を創るチャンスだったのに出来ませんでした、残念ですがこれ現実、当面我々民間は忍ばらるを得ません。「都市と地方」これも勝負あった、ですね。行政の無策以外に地方は人材を供給し中央政府からお金を回してもらうことに慣れてしまい、独立自治の精神がなくなってしまった。代表的なのがテレビで有名なタレントが自治の長、結果今です。それらを選んだ地方の人たちの自己責任、余計なお世話ですがつけは回ってきてますます疲弊します。「インターネットとモバイル革命」これからの情報化社会の道具、人類の進化の歴史は道具に依存してきた過程を見ても、インターネットや携帯という道具がこれからの社会の道具、道具が使えないでコミュニケーションや戦い(ビジネス)が出来るわけ無いですよね。2010年からの経済と人類特に日本の進歩はこの道具使い方にあります。もちろん一番大事なことは「人間の知性」ですがそれを伝えるには道具が必要、使える人と使えない人の「勝負あった」は残念ながら現実。私自身、老体に鞭ながら、必死に時代についていく努力をしています。自分でわからなければ、恥を忍んで聞く、お金を払って勉強する、こういう姿勢が右肩上がりでない収縮経済の生き方かもしれませんね。大変な時代、土日休んで仕事お金頂戴、というそんな楽な社会ではなくなっている現実に早く日本人は気づくべきですね。給付金や休みもらって喜んでいるようでは今まで日本を支えてくれたご先祖様に申し訳ない、と最近つくづく考えます。

不作為の作為

2009年04月25日 | Weblog
今日、ここ東京銀座は冷たい雨です。久しぶりにこのブログに向かいますが、世の中変わってきたな、と最近特に感じます。限られた短い時間、いかにいい時間をすごせるかが人生の最重大事。10年かけてきた仕事の成果がようやく感じ始め、今時間が足りなくて無駄な時間をすごす事が出来なくなってきたように感じます(先が短いのかも)。10年、企業年金制度改革特に日本版401kに携わってきて感じることはそろそろ投資教育が法律として明文化されるのではないか、という事です。まじめな話、私の勘、先を読む、ということは自分の業務だと思って常に訓練していますから、大体この5年ほどは外れなくなりました。特に日本の株式市場の転換点、大体マスコミや一般の人と反対の行動になるのですが、ほとんどそのとおりになっています。私、相場の「あてっこ」をしている訳ではなく、人の動き、経済の状態、マスコミなどの動きから先を読む、事を訓練しています。日本の企業年金制度は確定給付給付型は企業が不足額を穴埋めしなければなりませんが、日本版401kは自己責任、でも企業の受託責任は確定給付も確定拠出も同じです。少々難しいことになるかもしれませんが、現在確定拠出年(日本版401k)を導入している企業と業務を請け負う運営管理機関は「投資教育」の義務を履行せず(実態調査や強制移換者の激増から)受託者責任を放棄しています。これを放任するということは法律を管理する行政の「不作為の作為」となります。これは「何もしないことをした、又はする」という事で要は責任放棄という事です。以前「薬害訴訟」で厚労省がたたかれましたがこれと同じ現象がいま「日本版401k投資教育」で行われようとしているのです。お役人さんは「前例」があれば必ず対処します。加入者数が300万人を突破し制度も進んだ今、私は必ず「日本版401k投資教育」は何らかの法的拘束力がかけられる、と感じています。それに確定給付型の企業年金を選択した企業と確定拠出年金を選択した企業とで受託者責任がこんなに違いが出てくるということは、企業にも加入者にとっても「大きな差別」となります。行政官の気持ちや社会現象を読むと「日本版401k投資教育の法的指導」が何らかの形で現れる、と私は感じています、それが「世の中の正道」だと。最後に、ホームページ1面ニュース欄更新しました。

苦節10年・「君の年金は俺だー」

2009年04月11日 | Weblog
今日は土曜日、ここ東京銀座は真夏みたいな天気、冷たくて暗い季節より少々暑くても明るくて人が外に出て動いているほうがいいですね。自分に特にいいことがあるわけでもないですが、若いカップルがぶらぶらしてるの見ると、正常な社会に少し安心します。苦節10年、会社立ち上げてこの7月より10期目になります。日本の年金制度の改革を担う、と手を挙げたのですがそこはビジネスの世界そんなに甘い話はなく「苦節10年」ようやく地に足がついてきた感じがあります。昨日は人生の大先輩と女房と偶然7時から銀座の安い「焼き鳥屋」さんで一杯飲むことになり「よく10年やってきたな、最近顔つきが変わってきたぞ」との大先輩のお言葉に「酔って」いい気分に少々なりかけ、で隣で私の奥様「でも、私の年金、老後はどうなるの?」の一声に急に酔いもさめかけましたがすかさず「俺が、君の年金だー」などと「訳わかめ」の言い訳をしている自分が少しおかしくて・・・、こんなせりふ、酔ってないと言えませんよ、本当に。でも、われながらいい事言うな、世の男性諸君さま、言ってみてください、どういう反応するか、戦友は。
今日は世の中休みですが、来週以降の予定が詰まり資料つくりで出勤です。一人で静かに作業すると暗くなりますから、家から持参したCD聞いていると「大滝えいいち」の音楽が流れ、「電話を持つ手がしびれ・・・」の歌詞に、そーか時代が違うんだ、今は「ケータイもつ手が・・・」になるんだろうな、と。こんなこと気づくことに「歳を感じ」ます。
来週金曜日は日帰りで私の故郷へ、この件、またこのブログで報告します。

世の中どーなってんのか

2009年04月09日 | Weblog
ただ今春の安全週間なんでしょうか、朝出勤の時小学校の前や駅前の横断歩道に黄色いたすきを掛けた町内会の人たちが旗もって横断歩道に立ってますよね。かなりご年配の方が立って子供が渡る時に車を止めてくれようと・・・するのですが、そこはそう若い人みたいに反射神経が動くのに時間がかかる、から渡っていいものかいけないものなのか、車、渡ろうとする人、旗もってくれている人で三つ巴。昔は商店街の若いお兄さん達がいてくれてましたが今はもう商店街も若い人がいなくなった証拠なのか、それとも町内会というものが機能してない、のが現実なんでしょうね、悲しいことです。それと、ただいま銀行の帰り、銀座のある有名なお店をのぞくと、4時過ぎからビール飲んでいる人が多い。春、特に今日は暑いくらいの天気、冷たいビール飲んでるお店の中覗くと、ここもかなりご年配の方々でいっぱい、4時過ぎですわ。お酒はいつ飲んでも個人の勝手でしょうが、世の中若い人働いてる、のに少ない給料から年金、保険、自動引き落とし、これもどーでしょう。消費に貢献もいいですが、もっとこれから日本を支え本当に苦しくてもがんばってる人が報われる社会にならないと本当に不条理です。一体、日本人と日本の社会はどうなってるのでしょかね。

変化への対応

2009年04月08日 | Weblog
このブログで何回も書いていますが、世の中の変化に対応しない人があまりにも多いのが今の日本社会ではないでしょうかね。経済が成長しない、良くて巡航速度は2から2.5%のGDPといわれているのにまだ経済が成長している時代のものの考え方をしている甘え。携帯やPC使えなかったら世の中に置いていかれるのに使おうと努力しない、始めは誰でも自分もそうでしたが、なれない事はしたくない、では済まない時代なのに、これは努力や恥をかくことをしないからではないでしょうかね。新しいものを追いかける、ということではなく、進化の方向についていくということ。日本人が守りに入ってから世の中おかしくなったわけで、チャレンジを応援する風土が今の日本社会に一番掛けているところかも知れませんね。果たして自分はどうか、50近くになってチャレンジと叫んでいる現実は、これ一体何なんでしょうか、ようわかりませんわ。

桜の花と家のチーママ

2009年04月06日 | Weblog
今日の東京最高のお天気です、温かく風も無く、通勤の時に見えた桜が満開です。桜が日本人の心を揺さぶるのもパッと咲いた爛漫さとサッと散る潔さ、かな、などと感傷に浸れるくらい本日の桜は見事です。先週末から3日ほど上の娘の引越しの手伝いで女房がいませんでした。家のことが分からない身にとっては先ずは「食べる」心配です。そうすると、家にはおばあちゃん、犬、下の娘、と自分ということになります。連日私特性の焼きそばかカレーというわけにいかず、どーなることかと思案してましたら、なんと下の娘が取り仕切ってみんなの面倒を見てくれる、という現象が起こりました。いろんな料理をつくってくれて後片付けまで、ほんとにまるでチーママさん、いつの間にやら何でも出来るようになっていて感心感心。つまり、親心でやってきたことが過干渉、ほっとけば一人でやるのに、何でも手伝う、ことがかえって邪魔になるんだな、と。自分も今日の桜のように散り際をサッとできたらいいのにな、と考えても凡人は無理なんでしょうかね。

歩く歩く。

2009年04月04日 | Weblog
健康の為ではなく、最近我ながらよく歩きます。お蔭様で足が疲れ夜はぐっすり眠れます、何でかなと考えてましたら、そーいえば最近東京の地下鉄が張り巡らされてかえって駅の間が近くなり以前はとても歩いては行けなく電車を乗り継いで目的地に向かっていたのに、次の目的地が見えている、から歩いていってしまう。営業の基本は訪問、相手のお客様がどのようなところで仕事されているのか何を考えておられるのかを知る為には訪問するしかありません。黙って口あけて注文が入る時代ではとうの昔に無くなったわけで、お蔭様でよく歩くし靴が早くはけなくなります。成長戦略が描けない大変な社会、知恵を使うしかない社会、こういうときは「犬も歩けば」方式に限ると、昔先輩に教わりなるほど実行していると何かにぶつかります。マシーンとマインドの進化が同時でない時代、今後はマインドの進化が求められている時代、何をすればいいか歩きながら考えるしかありませんね。

フレッシュとオールド

2009年04月01日 | Weblog
今日の朝の電車はそれこそ新入社員です、という人たちでいっぱいでしたね。改札口やホテルの入り口で固まって毎度同じ色の男女ともスーツきて、入社式が終わりましたー、という顔して、何だか今年の新人は顔が根っから笑っているように感じられず、不安だけで社会人になってしまった、というような雰囲気を私勝手に感じてしまいました。家の娘もひとり大阪で入社式、何とかやるだろうとは思いつつ親ですからいくつになっても気がかり。そういえば、自分の母親から先日「風邪引いてないか、顔色が悪い・・・」などと50の男をつかまえて子供みたいに言い聞かせる口調で。自分もこれからオールドの仲間、せめてフレッシュマンの邪魔にならないようにしなくては、と新年度の初日に考え、今月の標語分からないので3月バージョン継続。しかし、何もしないオールドビジネスマンが世間には多すぎる、規制を守り、自分の立場を守り、チャレンジャーを追い落とし、もっとまともな時代に早く日本はなーれ、と今日は自分の家のお風呂に入れるか心配している、私もオールドビジネスマンでしょうかね。