GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

マスコミの凋落と人間教育

2012年01月30日 | Weblog
マスコミの凋落が叫ばれて久しい、とは世の中の常識になっていましたが、ようやくその実態が現実的になってまいりました。まさしく今は誰でもが感じる、インターネットを活用したSNSや動画配信のユーチューブ。お陰様で政治家や学者、官僚の独占的な情報の管理や権限が解放され、その道の良識ある専門家が世の中にいるということがわかってきたことだけでも進歩です。また、常識ある国民の民意が一瞬にして世に出、情報を共有できること、素晴らしい面ばかりではりませんが民主主義のコストとして様々な弊害は乗り越え新しい時代の幕開けのためには、現在の化石のようなマスコミから解放されきちんとした「人間教育」に基づいて物事を判断する能力を私たちは身に着けないといけませんね。今、NHK大河ドラマで放映されています「平清盛・平家物語」は時代の変化と人間のおごりを映し出すのでしょうか、中身はこれからでわかりませんが今の時代タイムリーかもしれません。放送局や大新聞、広告会社、最後の日本のバブルが崩壊し始めていることを謙虚に受け止め、独自の視点で時代の変化についてきてもらいたいものです。新幹線の最前部車両に乗っていたと思ったら折り返しでは最後部車両にいた、とよく例えられます。そして、これは私が一番大切に思う言葉で「偉人は日常にあり」、人の価値は立場や経歴、有名かどうかではない、ということです。

「GKB47宣言!」のバカ。

2012年01月25日 | Weblog
本日の朝刊にも出ていましたが、14年連続3万人超えた日本の自殺者対策のキャッチフレーズ、が表題。全く役人は「アホ、バカ」と言葉は汚いですが、この件だけはお許しいただきたい。人が、自殺する、ということはどういうことなのか、考えたらわかることではないか。身体的理由、経済的理由、いろいろその人には理由がありますが、自殺することはどんなことなのか、この標語に携わった人たちは人間じゃない、とまで言いたくなるのは私だけでしょうかね。AKB48にあやかったのでしょうがあまりにひどい、人間の尊厳をどう考えているのか。中小企業の経営者で最終局面を考え無かった人はいないと思います。命を懸け、事業に取り組み、連帯保証に追い込まれまたは追い込み、どうしよもなく命を絶つ話が周りにはないのか、そんなことがわからない人が他人の税金でご飯食べて生活しているのかと考えたらこちらが滅入ります。うつ病など精神的なもので人生を絶望しているなら、自殺する前にいろんな方法があると聞きます。その一つは、ほふく運動で雑巾がけをする、大体人間はほふく運動しているときは物事を考えられない、そこで拭き掃除して体をうごかすとおなかが減り食べてぐっすり寝られる、おまけに周りがきれいになる、気持ちが清くなる、という話をある本で読みました。事業失敗なら再起を期す、という気合で何とか乗り切ろうとできますが、身体的、精神的なものは気合ではどうしようもありません。昔、小さいころ、庭の草取りや学校の廊下の拭き掃除、やってました。バカなキャッチフレーズ作る仕組みに税金を使うならもっと心のこもった暖かい普通の人にお願いしたほうがよほどいい社会になりますね。

「学ぶよろこび」-創造と発見ー 梅原 猛

2012年01月24日 | Weblog
いい本に出会えると本当に心が明るくなります。かの有名な日本の哲学者「梅原 猛」先生の本が表題です。恥ずかしながら名前は昔から有名ですから知っていましたが読むのは初めて。ふと書店で手に取り、読み進めるうちに思わず買って急いで帰宅、数時間で読み終えましたがその後最近ずっと読み返しています。自然中心が人類存続の道、「草木国土悉皆成仏」で表現される天台本覚思想、
これはもう探究せざるを得ない思いに駆られてしまっていましたが凡人の頭ですからすぐには理解できず、じっくり本とお付き合いさせていただくしかないな、と覚悟しています。まあでも何回読んでも面白いですね。

開拓者たち

2012年01月23日 | Weblog
表題は昨日NHKBSで放映された満州開拓者たちの物語で4回シリーズでしたがあっという間でした。私が子供の頃に聞いた親戚の話と重なり、引き込まれてしまいました。母方の伯父と父方の伯父が二人とも満州へ渡り、一人は満鉄、一人は兵隊、二人ともシベリア抑留でした。満鉄の伯父方はそれこそ子供連れで死ぬ思いで帰国、世が世なら満州孤児だったとよく子供のころに聞かされました。父方の伯父は抑留地で「蛇やネズミ」を食べて生き延びた話、現在も存命で田舎帰ると挨拶に行きますが元気ですね。やはり人間も植物も鍛られると強くなる、とのこと。そういえば植物、野菜など強くするためにわざと栄養分を時期によっては少なくするとのこと。誰がどう見ても物が豊富で安全なこの国の人たちが今鍛えられているかというと自分も含めてそうではありませんよね、開拓するのは土地だけではない、これからは人の心、精神分野を開拓していくのかもしれません。

世の中の変化

2012年01月22日 | Weblog
20日朝7時からある大学の先生の紹介で「勉強会」に参加しました。政治についての勉強会で現役官僚さん主催の勉強会でした。いわゆる若い世代が多く参加している会で学生さんもいました。私が一番の年輩だっかもしれません、いや最近の若いもんは大したものです、しっかりしてました。こういう若い人たちと私みたいな年輩が混ざる、どうなるかわかりませんが活気があるのはいいことです。年輩はもっと外に出て若い人と混ざらないといけないですね。

ネットとフェイスツフェイス

2012年01月18日 | Weblog
昨日、議員歴約40年の大ベテラン先生にご来社賜り、このたびの「世代政党」を創る会につきまして2時間ほどご意見を拝聴いたしました。わざわざ弊社に来社頂き私が恐縮していると、さすがに大人物、気さくにお話しいただきました次第です。昔からの大政党の重鎮ですがこのたびのインターネットを利用する「世代政党」を創る会につきましてはご理解いただいたと私は感じました。特に年金、介護の問題から教育、中小企業経営の問題に至るまでやはり幅広いご経験からくるお話は重みがありました。お話の中で法律や国の制度をつくられた経験をお聞きし、簡単ではないですがやればできるのではないかと私は感じました。ただ、今の政界、2世3世が多く、「これは苦労が足らん」と身内にも厳しさをお持ちのようでした。官僚が悪い、政治家が悪いとばかり批判する人はこの頃特に多いと感じますが、実際直接お会いしお話を聞く機会があれば悪口だけ言ってはいられませんね。インターネットは普及しますます便利になりますがやはりこれは道具、どう使うかが問題であり、一番大切なことはきちんと人と向かい合いお話を聞く、すること。人として一番大切なことを学ばせていただいた2時間でした。

新聞も本も読まない、ニュースも見ない人たち

2012年01月16日 | Weblog
最近少し恐ろしく感じることがあります、表題にあるように「新聞も本も読まない、ニュースも見ない人たち」が責任ある立場にどーもいるようなのです。つまり世間に関心のないひとのことです、それも会社の仕事をして外部の人と交渉をしなければならないはずの人たち。最近特にNHKやBSでとてもいいドキュメントや独自の調査分析がスペシャル番組で報道されていますが、その話題でも「見ていない」とのこと。とにかく人の意見や研究、客観的な情報を仕入れ、自分の頭で考え、判断し行動するのが人間ではないのかな、と思っていましたが私の周りだけかもしれませんが特に年金や株式市場、経済政策、金利、会社法など身近なことの話が通じないのは自分のせいなのかな、と考えてしまいます。つまり世の中の常識と違うのは自分のほうなのか、と。それでいて自分の会社や世間、政治家は批判し「誰かが何とか・・・」とのたまう。我が先生によると大体世の中20%ルールでできている、とのこと。全体の20%しか使い物にならない、100人いたらその中の20人、20人いたらその中の4人、そんなもんかと考えると10人普通の人と話せるには50人と話さないといけないわけで、こちらの努力次第ということでしょうか。まあ、でも話せる人がいるうちはありがたいことです。今日は「話せる人二人と会い、二人とも話せる人」でした、大変いい日でした。

「12人の怒れる男」

2012年01月15日 | Weblog
表題はヘンリーフォンダ(ずいぶん古いですが、50年前くらいでしょうか)主演のアメリカの永遠の名作でアメリカの陪審員裁判の様子を描いた映画です。昨日ビデオを借り、もう何回目かわかりませんが見るたびに心に響きます。そういえば偶然ですが、「世代政党」を創る会の発起人会は男12名、女性1名の13名。ん、「13人の日本の将来を憂える人たち」か、まあ冗談ですが人の世というものは世の東西、時代関係ないものなんだなあと感じます。「世代政党」を創る会のもともとの動機は「年金」、公的年金、私的年金制度と問わずこのままでは今後20年間日本の成長がなく、声を上げられない人たち(年金制度を理解できていない人や、強制的に有無を言わさず徴収する保険料=税金のしくみ、それもこれからこの日本を背負い、楽しく人生を謳歌しないといけない世代に負担をかけすぎることになる、これは世代会計でも証明されていること)を何とかしないといけない、という気持ちから始まったわけで、いいとこどりできないのに調整できない今の国の制度を変えなければなりません。古来より、日本人の美徳は「調和」という仕組みが活かされてきたはず、地理的に、島国であるため狩りをして移動しながら生活するのではなく、決まった土地で皆で仲良く暮らすし社会であったはずだと思います。ところが現在、世代間、地域間の格差は陰の極、このままでは日本人の美徳が失われます。
今日も大阪の橋本市長が朝のTV番組で学者相手に持論を展開していましたが、強烈なリーダーにだけ頼るのではなく自分たちの民意を反映する仕組み、つまり今私たちが進めている現行制度の中でも使えるSNSやインターネット、動画配信を使えば可能です。どーみても日本人は教育レベルは低くはないと皆が思っているはずです。何もやらない理由はもっともらしいですが(つまりTV見てると今日の学者さんかな)リーダー待望論ばかりの今のマスコミの他力本願思考も考えなければいけませんね。
話は違いますが、今日の日経、京都大学の川北教授(日生で運用担当だったらしいですが)と信越化学工業の会長の日本の株式市場についてのコメント、まさに私たちが常に「日本の金融機関と大企業はおかしい」ということと同じことが書いてありましたように私は感じました。様々な場所で今まで指摘し、特に企業年金の運用体制は「おかしい」と私は叫び続けてきましたがどなたも耳をお貸しいただけませんでした。日本国債の格下げを今頃政府やマスコミがとりあげていますが、これもおかしい、そんなことは分かっていたこと。なんだか日本の権威、柱、見識というものが崩れかかっているように最近のオピニオンリーダーと言われる組織、人から感じます。

SNS選挙

2012年01月14日 | Weblog
ただ今、NHKBSワールドWAVEを見ていたら、韓国ではもうSNSを活用した選挙が始まるとのこと。色々な問題が想定されますが時代の変化を国の運営に活かすようです。一方チャンネルを変えると7チャンネルでわれらが日本の総理の番組、なんだかずいぶんのんきな話、レベルがなんかおかしいのではないのか、政治、行政、マスコミ、評論家、金融機関、大企業、かなりおかしいのではないでしょうかね。議会制直接民意主義、インターネットとSNSで展開する「世代政党」を創る会の仕組みづくりを急がないとフランスの国債みたいに日本の国債が格下げされ暴落すると取り返しがつきません。公務員、大企業の人たちは時間が過ぎても給料はもらえる、こんな仕組みがおかしいのだと思います。「世代政党」を創る会、急ぎましょう!

第一回「世代政党」を創る会・発起人

2012年01月12日 | Weblog
昨日、「世代政党」を創る会の第一回発起人会議を開催しました。会の仕組み、HPの作りこみなどを説明しご意見をいただき本当にありがとうございました。特に第三会議室(飲み会)で出たアイデア、20歳以下も選挙権は無いが準会員として参加を求める、というのは実にいいご提案でした。選挙権無いうちからでも自分の国の政治の仕組み、経済の仕組みを実体験として考え参加する、それで親と話し合う、こういう社会が理想ですね。子供の教育は親の教育、一緒に考え話し合えればいいですね。写真は最後まで会議にいらっしゃった方々で弊社中村さんは写真を撮るほうで写っていませんが総勢13名の参加でした。この13名から日本、いや世界が変わるか!などとまだ始まってない状態で喜んではいられませんが結構自分自身、いろんな意味で「いける!」と自信が出てきました。