GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

うわっ!

2007年11月30日 | Weblog
長いことブログお休みでした、今日で11月が終わり明日から師走。銀座のネオンや中央通りもイルミネーションで飾られもう年末の雰囲気満々。今月中旬からいろんなことが動き始め、老体に鞭うっていたらあっという間に月末でした。本当に光陰矢のごとし、時間の過ぎるのが早すぎて困ってしまいます。それでも日経新聞の「私の履歴書」で野村證券元会長田淵節也氏のシリーズが今日で終わり明日からは森光子さん。ちょうど私が大学でて野村に入った時の社長、そーか上はそういう人だったのかといまさら分かり、我々の時は典型的な「ノルマ証券」でしたが、証券の成長期で大きな仕事も出来て楽しかった面も多々ありました。私が本店営業部にいた頃、その頃役員室は2F、相場を見にたまに降りてこられ、我々は電話にしがみついて必死で営業中に突然課長席に座り、「最近の営業はどのようにしているのか」と目の前に30分ぐらい座ってじーと見ていられたのには今でも冷や汗を感じます。バブルの崩壊と金融後進国に導いた戦犯はやはり・・・とのこと。日本は大国の属国になるか、せめて地方が日本から独立した方がいいのでは、という時代かもしれませんね。

時代後退の始まり

2007年11月19日 | Weblog
いやはやこの日本社会、残念なことに私がブログで書いてきましたように動いていますね。まずは日曜日の日経記事一面トップ「銀行の業務規制緩和」、これで金融庁(昔の大蔵省)の復権です。こんなこと書いては怒られるでしょうが、以前から何度も書いてるように日本の金融は銀行をトップに2つか3つ残すピラミッド型の仕組み、一番上が都銀、次が証券・保険、次が地銀・信金、そしてその次に他雑金融。銀行を頂点に金融を取り仕切る、つまり間接金融昔の大蔵行政の復活、これでは時代が100年後退しますわね。日本の金融のどん詰まりの根本の原因を分かっていない行政とそれを修正できない政治家、世も末、かも知れませんね。金融は体に例えれば血液です、血液が人間の体を本能と倫理に制御されながら自由に流れないと死に至ります。こんなに情報化が発達した社会で規制や管理を変に強化したら人間の本能は暴走を始めます。規制が強化され押し付けられる社会はインターネットや航空機が発達したグローバル社会で存続していけるでしょうか、もう少し人間の本能と知性、それと日本人を信じておおらかな政策を打ち出さないと日本経済を完全に潰し、アメリカか中国の属国になるしかない、状況をなぜ日本のトップが推し進めるのか私は不思議です。諸悪の根源はどこにあるのか、評論家や毎月給料が確実に入る方々には分からないのでしょうか。銀座に創業から通っているお店、居酒屋さんがあります。ここは銀座の景気のバロメーター、私が創業したての頃は毎日のように仕事で通い(ここをグローバルハートの第3会議室と呼びますが)、夜の打ち合わせをやっていました。当然そこは銀座の入り口、きれいにドレスアップや着物着たお仕事前の女性が「同伴」という手法で「かもねぎさん」とお待ち合わせの場所。創業時は最大の不況現象、でも銀座のネオンは消えてませんでした、バブルの頃は高級ホテルのロビーかなんかで待ち合わせ、で1本数万円のお酒を飲みにご出勤!で不況の時はそういう人が私達が行く第3会議室に多くいた訳です。で、少し景気がよくなった2,3年前はほとんどそんな華やかなカップルはいません、いるのはいつも飲んだくれてるおじさんたち(これ私も含みます)だけ、ところが最近、またなぜか7,8年前のように銀座のお姉さん方が沢山お待ち合わせ中。昔はタクシーの運転手さんに聞けば本当の景気が・・・、と言われましたが、どーも私の見るとこ、最近は銀座の居酒屋さんに景気のバロメーターがありそうです。治世とは大変難しいものでしょうが、やはり人間、将来に明るい見通しや楽しいことがないと人は動かず、縮こまるばかり。物騒ですが、そろそろ、中小零細企業、個人事業主、が団結してこの世の中を変えていかないと日本で生き残れるのは公務員と一部の大企業。これじゃ人間として日本人として生まれた意味がない。

リーダー不在

2007年11月16日 | Weblog
衰退する企業や業界には共通項があるみたいですね、いけいけドンドンの時は少しのフライングおおめに見られて帳消しになりますが、今みたいな縮小経済を前提に経済政策が仕切られているとどうしてもこすい(せこい)ことをやってしまう、のが世の常みたいです。先の見通しが逆に立てられる人はそんなにいる分けないです。こういうときこそ確かなリーダーが必要なんですね、明日はわが身、とならないようしっかり舵取りしなければ、と気合を入れなおして今週は終わりでした。

ご老体?

2007年11月14日 | Weblog
最近、特に体の不調を感じるのは、風邪かご老体か、両方なんでしょうが、背中が痛み新聞読む時はめがねを外さないと見えずイラつき、歯は痛むし、で情けなしです。こうなると思考や行動がネガティブになり悲観的になるのは人間だから勘弁してもらうことにしても、最近の(またグチか?)人は自分で考えて行動する人が少なくなっているらしいです・・・。企業社会では古株はリストラし次に派遣社員や若手社員を機会のように使う風土、最近の食品表示偽装問題も内部告発。規制やルールを厳しくするだけで権力を集めている中央官庁とそれに従うだけの地方自治体
。ぜーんぶがおかしい、というのではありませんが「楽しみ、明るさ、希望」を求めるのが人間の本能。政治がどうあれ民間で明るい社会をつくる、そろそろ経済の政治離れがおきてもよさそうです。これからはしがらみのない地域が明るいリーダーに率いられると爆発的な発展を伴うかもしれません。アイデアと行動力次第ですね、今、電話した仲のいいパンフレットつくりの業者さん、バイクで大事故を起こしてしまい両肩骨折、でようやく今日一応事務所に出てきたとのこと。偶然仕事の件で頼みごとがあり電話しましたが、打ち合わせできる状態でない為に他でやることに。どんな大型バイクに乗ってたのかと聞くと、なんと50CC原付のバイク、との事。都内の移動にバイクが便利で利用していた、との事でした。交差点でひっくり返り、横を大型ダンプが猛スピードで通過、命拾いしたとのこと。「命あってよかったね」との言葉に「人生何があるか分からないですよ、増田さんも気をつけてくださいね」と逆に励まされ注意を喚起された次第。「俺、車ないから」と答えましたが、ふと「どういう備え、リスク」を考えていればいいのかなと瞬間考えてしまいました。「円天」とか「FX」とか「ヤクザマネー」に引っかからないようどうしたらいいか「投資教育」を受けるしかないでしょう、と最後はいつもの宣伝、する元気がまだありました。

大底も近し

2007年11月12日 | Weblog
ただ今真っ暗闇、夜だからではなく今、夜の7時ですが)、株式市場が下げています。昨日のNHK特集でも「ヤクザマネー」が新興市場に入り込んで闇の勢力が資本市場を蝕んでいる、との報道。今までの経験上、NHK特集で報道された時が世の中の現象がピークであり、大底でもあるように私は感じます。バブル時代、後から考えてもHNKの報道があった時がピークのとき、バブル崩壊が止まり不動産価格が大底を売った時が(2003年7月)最悲観論、昨日の報道は既に5,6年前から衆知のこと。ヤクザ屋さんと絡んだら資本市場では生きていけないとは皆が熟知していることをあのような報道は警鐘を鳴らすと言うより、時代を100年戻すようなもの。だから一般の投資家の方々はマスコミにおどろされ、誰が責任者かわからない報道に、特に悲観論に迎合する、このような仕組みを改めないと、金融後進国我らが日本の沈没は早まりそうです。但し、理屈は後からついてくるでしょうが、もうそろそろ大底も近いかもしれません、株価は。但し本当に円高と商品市況(金、原油、穀物)の上昇でインフレに向かいますから、弊社の「投資教育」を受けていない方々は十分ご注意を・・・と願って止みません。個人的には今が一番の新興企業銘柄の買い時であると自信を持っていますが、優良企業でも連れ安したいい国際企業の買い時が近づいていますね。日本の「包装紙文化」を変えないといつまでたっても歴史は繰り返す、ですね。

自己防衛

2007年11月09日 | Weblog
最近色々物騒な出来事が多発していますね、今日のニュースでも自殺者がまた3万人超え、一番起こってはいけない現象ですね。明日はわが身にならないよう何とか生きれるだけ生きる、そんな時代。人間は食べるだけに生きているのじゃない、とは文学だけの世界ではなく、今の日本では将来の夢や希望、明るさが見出せない、のかも知れません。生き物には本能がありますから、今の私達は縮こまるように防衛しているように感じます。国の政策や経済活動が規制強化され、弱いところはより弱くなってきている現実で何が出来るのか、知恵が必要です。特に地方経済は壊滅状態、もう一度「廃県置藩」に戻り、行政区分を小さくし、飛行機、新幹線、高速道路をタダに、なんて、誰かこのバカみたいな政策をぶち上げないでしょうかね。日本という国が日本人を生かせない、こんなばかげた社会はないですね。株価の下落はずーと私が予想したとおり、万年強気の私もこれからの混乱は少し気味悪いです。

政治の混迷と経済

2007年11月06日 | Weblog
世界的に政治の混迷が起きているようです、政治と経済は車の両輪、舵取りが難しい時代に入っています。株式用語では「乱に利有り」と言いますがこれは基本的に政治の安定があって成り立つこと。このような調子だとどこかで政変があれば直ぐ世界に波及します、特にインターネットの発達で地球が一つの頭脳として動き出すと止められません。ピーターラッセルが書いた「グローバルブレイン」では次の世界は「精神、宗教」。正しい心を持つところに価値が生まれる、との事。日本の政治はこれからどうなるのか、ナロウロードを渡るのでしょうか。

半世紀生きて

2007年11月03日 | Weblog
先月とうとう48歳になりました。あと2年で50歳ということで、よく世間の人からは歳はとりたくないとか聞いていましたがこのことか、と最近実感します。急に目が見えなくなり、つまり新聞読む時はめがねない方がよく見える、少し疲れると直ぐ歯が痛くなる・・・とほほほ・・です。先週ははほとんど帰宅が12時前になり、それもお酒飲んでたり日帰りの大阪、京都出張でさすがに週末背中、肩と痛くなり昨日は頭が痛くなり「風邪」の症状。少し熱がでたみたいで大好きな風邪薬飲んで寝たらだいぶ元に戻り本日はひさしぶりに会社のパソコンに向かい「わが半世紀(反省期?)」のこのブログです。そういえば昨日は「always 3丁目」の映画があり私の同級生の女房とぼーと見てましたら、今度の続3丁目は昭和34年が時代背景との事。つまり夫婦が生まれた歳が時代背景、誕生月も重なり昭和から平成への転機にその時代を生きてきたことが走馬灯のように・・・・、と格好良く行かず、路傍の石のごとく「あっちでけられこっちでけられ」の連続でしたし今後もそうかもしれませんね。偶然、日経の「私の履歴書」は今、野村證券元会長の田淵氏、私達夫婦が入社した時の社長、これも偶然か時代の流れか。但し、この欄に投稿されるとその後「デスノート」ではないですが次の世に旅立たれる人が多く、まだまだ生きていく知恵を教授して頂きたい人ほど早く逝かれる、ほんとうにそういう世の中なんですね。上の娘が就職活動に入り、そういえば最近私との会話が増えてきましたが、この間「野村證券の就職説明会に参加してきちゃったー」なんて言い出し、「まさか受ける様なことは・・・」と女房と顔を見合わせ、「これからの金融は厳しいよ、投信を売らされるだけで大変だよ・・・」などとネガティブキャンペーンの私に横で女房が笑っていました。私が転職する時は「男が転職するなどとんでもない」という時代でしたが今は新入社員の3人に1人が3年以内に転職という現実。昭和の後半と平成のはじめを生きてきて、まさか50歳前にこのような生き方をしているとは全然予想できませんでしたが、やはり一番良かったことは「本心でお付き合いさせていただいている友人、株主様、お客様、同級生」に恵まれてきた、ということだけでした。人はなぜか大きな会社や大きな組織に属すると、つまらない人物になるものなのでしょうかね、これは私の偏見なのでしょうが、個人的にはすばらしいのにな、と思うことが多々あります。これから益々やりたいことがあり、この年になると早く実現したくなります。老体とまではまだまだですから体に鞭打って、やりたいことを一つずつ実現していきたい、と考える今日この頃でした。