GlobalHeart 社長Blog

株式会社グローバルハートの社長がお送りするBlog

大きな力が動きはじめました。

2012年06月30日 | Weblog
昨日、官邸前の原発反対デモに参加してまいりました。報道によると5万人ぐらいということですがこのたびのデモは戦後初めての「民衆」のデモだということです。どこかの組織が半ば強制的に動員しているのではなく、少しはいたかもしれませんが、老若男女大変な熱気でした。子供連れ、体の不自由な人、外人、背広姿、お祭りと勘違いしているのではないかというような若者まで多種多様、本当に自分の意志で集まった人たちでした。評論家や既得権者が多い中、まだまだ日本人は捨てたものではないです、みんな変わろうとしている、そんな感じを受け8時ぐらいまで歩き回りました。このような意思の表明が可能になり、整然とデモが行われ、解散もツイッターでの連絡とのこと。これは私たちが予想して作り上げている「世代党」を創る会のシステムが予想以上のスピードで広がる可能性を感じました。また、大阪の橋本市長の言葉が最近報道されており、特に今日の日経によると「上の世代はもういい」と繰り返しているようです。つまり43歳、自分たちの世代を中心に政策を創る、要は上を切り捨て下に配分する、今の大企業がリストラで業績回復させる手法と同じだということです。つまりゴーンさんみたいにとにかくコストカット、世論やマスコミを引き付け、ぶち上げたそのあとにはどういう世界があるのか。今まで言動を観察してまいりましたが、結局今までの政治の概念と同じ中で政治をつかさどるようです。大衆はかなり期待しているようですが、私たちが注視しないといけないのは「マスコミ」に流されないこと、昨日のデモはSNS、ブログ、フェイスブック、ツイッターで広がりました。第三のメディアが機能し始めてきたのです。

「進んでいる日本人の正常化」

2012年06月29日 | Weblog
本日、ストラテジストの山口先生と話していましたら、先生より「日本の株は上がるぞ、増田君!」との大変ありがたいお言葉をいただきました。おととい私東京電力の株主総会にが大学生と参加し、前から10列目、猪瀬さんの5席隣という「やじと怒号」の飛び交うど真ん中にいました。5時間の缶詰でしたが、要は「日本人それぞれが声を上げ始めた」ということです。消費税、原発、政治、円高、EU不安となっていますがこれらのことを市場が消化している、市場は忠実ですから市場が何かを認識し始めている、訳です。悲しいかな何時ものように日本の機関投資家が株式を売り、外人が日本株を買い始めてます。個人投資家は今まで痛めつけられたため余裕がありません。後2,3年すると株価は2万円から3万円をめざし、上がり始めたら日本の機関投資家が買い始める、歴史は切り返します。日本人が目覚め始めたいい傾向が出始めている、久しぶりに明るい話題です。

本日6時より国会議事堂前で「原発反対10万人デモ」が計画されているようです。参加してまいります!

600年周期

2012年06月28日 | Weblog
表題は文明の変遷の周期、ローマから始まりヨーロッパ文明が世界を制し、アメリカに覇権が移りそして日本に立ち寄ってアジア大陸特に中国です。その文明の覇権は600年周期でこれからはアジア中心の文化が栄える、とはよく言われていることです。日本は徳川時代までは中国から文化や技術を教わり、戦後はアメリカ、今後は誰から教わるのか、だれも教えてくれないし自分たちで開発して行くしかないです。ですから今後は「待ち」の姿勢ではなく「攻め」の姿勢で世の中をみることが肝要です。つまり「陰陽の法則」から言えば「陽」が大切、人間なら「男」がしっかりしないといけない。日本の政治家や政党の「賞味期限切れ」はもちろん、最も困ったものは「マスコミ」、600年周期で第三のメディアと言われている「ネット」が色々ありながら今後も発展していく。このネット革命に乗り切れるかどうかでこれからの社会の生き方が決まります。変わらないものと変わるもの、よく見極めることができるかどうか自分次第ですね。

「世代党」を創る会のHP(http://www.sedaito.org)イベント情報を更新しました。6月18日に開催された「経済・マーケット指標研究会」です。山口先生をお招きし、これからの日本経済と世界経済はどうなるのか、動画を配信しています。日本の政治家の方へDM721件送付しましたが参加者はゼロ、でした。知名度もあるでしょうが、経済音痴の政治家が官僚に何を指示できるのでしょうか、日本の経済をどうするのでしょうか、私たちは日々経済活動の中で生きています。時間が進めば給料がもらえるという社会を壊さないといけません、そんなに甘い時代はとうに過ぎています。勉強しないで自分のこと、自己保身だけ考えるようなリーダーはもういりません。経済を勉強することは人生をどう生きるかにつながります、政治家だけではなく日本の経営者ももう少しきちんと経済を勉強すべき時代ですね。

女性は偉大なのですから。

2012年06月25日 | Weblog
日本の伝統や文化は世界から大変な評価を受けていたと聞きます。近代の礎を築いた江戸時代、明治から昭和初期まで女性の教育の高さが武士社会の隆盛やや明治維新を成し遂げたとも聞きます。確かに私、鹿児島は薩摩隼人と「男が威張っていた」社会でしたが本当のところは奥さんには頭が上がらない、のが実情です。どちらかが偉いのではなくその調和が偉大な歴史を培ってきたのでしょう、特に昨今は女性が強く男が軟弱な時代かもしれません。しかしながら、今日の朝出社途中の電車の中である女性が吊革につかまって立ったまま朝ごはんのパンを食べている光景を目の当たりにしたときにはがっかりしました。うちの娘たちはどうなのかな、と一瞬頭をよぎり他人事ではないと思ったぐらいでした。今の日本社会は何でも自由な社会で、女性に頼って恐縮ですが、男が軟弱な今の時代の「偉大な女性」待望論でした。

ネット革命

2012年06月24日 | Weblog
IT革命と呼ばれてはや20年でしょうか、私たちは自然とその流れに身を任せていますが、企業はタブレットの開発やソフト開発にしのぎを削っています。IT先進国と日本との違いは、企業においてはIT化やソフト化を理解できないまたはリードできない経営者のいる会社は淘汰されつぶれていく、結果として社員をリストラします、最近よく大きな会社で行われていることです。個人においてはメールやフェイスブックができないと世代の違う人たちまたは会社と連絡できません、つまりコミュニケーションが取れなくなります。典型的な事例は政治活動を行うのに有権者へいまだに手紙やパーティーで気を引こうとする、古ーいやり方しかできない政治家は仕事として成り立たなくなりますね。ネットは益々世の中を進化させる道具です、先日ビジネスホテルに泊まると外線の電話がない、電話機はあるのですが外線につながらなく外線にかけるには公衆電話へ、とのこと。つまり皆もう携帯を持っているのでホテル側に経費の掛かる物は削除されるわけですね。日本社会のまだ古い体質のところはこのネット社会に適用していません。つまりそこにこれからの日本のビジネスチャンスがあるのです。日本はこのネット社会に遅れていたことは確かですが、私の田舎の鹿児島で「古いタバコの葉と新しいタバコの葉を混ぜてブレンドしたタバコが一番うまい」と昔教わりました。つまり日本人は新しいものを取り入れて改良し、それ以上のものを創りだすのは優れているはずです。これからのネット社会の構築が新しい経済を築きます。

本日も「サンデル教授の講義」

2012年06月23日 | Weblog
昨日は岩手県一関へ日帰り、行は指定で最後の1席でセーフ、帰りは指定満席で自由席にセーフ、仙台から人がどっと入りとにかく東北新幹線は混んでいました。今や仙台を中心に復興需要がすごいと聞いていましたがなるほどという感じでした。経済が上向くことはお金が回りいいことですね。25年前に2年間住んでいた福島の駅前もほとんど変わらず、そんなに世の中変わらないのかな、と感じましたがやはりちょっと見、人がほとんど駅前にいないような。一関は世界遺産に登録されさぞかしにぎやかかと思いきや駅前はがらん、普通の地方新幹線駅前と同じ様子でした。仮に日本国がつぶれ国債の価値がなくなれば東京の人はいくらお金があっても食べるもの飲むものがないわけで、生きていけませんが地方では、特に東京から遠いほど自然豊かで水や食料が豊富、ちゃんと生きていけます。便利さや華やかさを求めて東京に集まりましたが、予想されている大地震が起きたら地方のほうが安全です、要は東京の人は地方に人脈を持っていないといざという時の死活問題になるというわけで日頃のお付き合いが大事だということです。
本日もNHK教育で2時より「サンデル教授」の講義が1時間ありました、本当にあっという間でした。今日のテーマは「原発、東電、選挙特に若者の意識」でまた活発に議論が交わされました。本当に人間的魅力があります、議論のテーマをわかりやすく絞り、議論を導き出す、発言者に感謝し、場の雰囲気を盛り上げる、こういう人がやはりアメリカにはいるのですね。すごいものです、本当に日本にはほとんどこういう教授はいないでしょうね。私が一番大変なことは「年金と社会保障」について他人、特に若い人に理解してもらうことです。特に金融や年金についてはほとんど学校で教えられていないため制度の話になると「ぐー」と寝込む人が出てきます。自分にどのように関係があるのか、をわかりやすく伝えないとすぐ「わからいところがわからない」ということになり逆効果です。私も「サンデル教授」を見習い、議論を深めていきたいのですが、時間やテーマが絞られておりそうはなかなかいきません。若い人たちに自分が選挙に行かないで意志を表示しなければ自分に対してどのように返ってくるのか、を今後はテーマとして伝えていきたいと思います。

「世代党」を創る会のHPを徐々に更新しています、若い人の意思を表明できるよう今後も工夫を重ねてまいります。

http://www.sedaito.org 「いいね」ボタンを押して、和を広げていくご協力をお願いします。

思わぬこと

2012年06月21日 | Weblog
おとといは札幌、日帰りの予定が思わぬ台風4号の影響で帰りの飛行機が欠航、帰りは台風の雲を上からみながら東京へ。おかげさまで初めての台風見学でした、被害もありましたが最近の自然現象は以上ですね。夕方帰宅しようと新橋の地下通路歩いていたらどこかで見たことある「おっさん」がセンスを見ており、後ろから確認し「よっ、」中学、高校の同級生でした。大阪へ帰るとのことで新橋で一杯、色々な偶然があるものです。運命、宿命、立命という言葉を最近考えていると、何かを自分から動き出すことによって何かが自分に運ばれてくるのか、と思われます。自分から自分の意志で動くことにより物事の変化に対応できるし運命を創っている、そんな感じです。明日は岩手県の一関、です。また自ら動くことで新しい運命が開かれると思うと一日が楽しくて仕方ありませんね(^¥^)。

陰陽の法則

2012年06月18日 | Weblog
昨日はギリシャ、今日はエジプトと大きな選挙が実施されマスコミは何時ものように不安をあおり視聴者を引き付けようとします。これは彼らの仕事ですからまんざら批判するだけが能でありませんのでそれはそれなりに貴重なニュースととらえられます。どの世界でもそうですがこれらの選挙や今後行われる選挙はほとんどが新旧の争い、決別でしょうか。今までの立場を守り現状維持が「陰」だとすると既得権を打破し新しい時代を切り開こうとするのが「陽」。人間では女性が「陰」男性が「陽」と世の中すべて「陰陽」で成り立ち、これを中和して新しい次元に引き上げていくものが「中」とのこと。宇宙全体がそうなのですから地球も当然、またお国でも当然この原理は行われています、ということは今の日本、時の経過、時代の進化とともに変化し進化するところ自然の摂理に反し政治は後退しているとしか見えませんね。経済の分野でも新しい人たちが出てこようとすると「出る杭を打つ」、しかしながら自然の摂理には誰もかないませんから日本ももうすぐ新しいちゃんとした時代になり、新興勢力が動き出すと思われます。この「中」という言葉は真ん中という意味ではありません、かなり意味深い現象を表しています。今日発売の「ダイヤモンド」、新ニッポンの接待。東北の復興や債務残高1,000兆円という大変な問題を抱えるこの日本で建設や証券、特に野村証券が交際費ランキングで2位とのこと、こうやって一つの時代が終わっていくのですね。

右肩下がり時代の処し方

2012年06月17日 | Weblog
少子高齢化が進行し、経済規模が縮小する、単純労働産業は海外移転し新しい産業の芽がなかなか出てこない、約束(年金)を守るため税金を上げ勤労者に負担を強いる。支払う社会保険料をできるだけ回避するために若年層を正社員にせず、古い既得権のある社員や役員がサボる。色々な時代、色々な処し方で庶民は生きてきたわけですが、ことここに至りこの3年前後は大変な変革の時代となりそうですね。以前から読んでいたある本で書かれていたことですが、もともと三菱化成と言う会社が以前ありましたが、初代の社長さんがつけたその意味は、最近では三菱の社員も知らないようですが「化成」とは「化学合成」ではなく「変化して成す」ということ、事業、家業、生活、思想すべて変化する。その変化の中で物事を成していく、これは「易経」の中にあるとのことです。つまりどんな時代でも常に「変化して成す」ことが自然の摂理、生き方というわけらしいです。

「サンデル教授」の講義

2012年06月16日 | Weblog
今日2時からハーバード大学の「サンデル教授」の講義がNHK教育で放送されていました。2年ぐらい前からでしょうか、私のような一般人にもその講義の内容をテレビで見れるようになり、いつも本当に「わくわく」します。また来週放送されるので楽しみです。今日はちょうど今考えていた「お金の価値」特に現代人間にとって「お金」とは何か、ということ。お金がなければ何もできない、という女性の若者、そういう考えが今の汚染された地球環境を作ってしまった、という男性の若者。どちらも説得力があり大したもんだな、と感心しました。それも日本人ながらみなさん英語で答えている、今の若者は大したもんだと一人家で感心していました。いつもながら例えがわかりやすく身近な話で矛盾をついて議論を深め、人に考えさせる、そして発表させる。つい自分も手を上げてしまいそうになる、テレに向かって「そうだ」とか「違うよ」とか言いそうになる、本当に面白いですね。日本にもそういう先生いないのですかね、ったく。でも今日の講義でも結論は「道徳、規範、人間性、思いやり」という伝統的に日本人に大切に伝えられてきたことが本質、というように感じました。社会の在り方が大きく変わり始めているのかもしれませんね。