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「ヒッグス粒子の謎」を読み終えて

2013年03月21日 | Weblog
ようやく、行ったり来たりしながら200ページあまりの「ヒッグス粒子の謎」を読み終えました。

結論から言って「私の頭では全く理解できなかった」けど「こんなに面白い本は無かった」でした。高校時代から物理や化学は大嫌い、物理の時間は英単語の時間、科学の時間は漢文の時間、数学は世界史の時間、と勝手に決めてテストは赤点(落第点)ぎりぎりで通していましたから全くの基礎知識なし。

でも、分からないことは今はすぐネットで検索、へーそうか、を繰りかえし、「物がなぜそこにあるのか」輪廻転生は物理で証明できるのでは、色即是空も反粒子の考え方で説明できるのでは、など等、夢が膨らみます。

人類は宇宙の96%はまだ知らない、のだそうで、ということは私たちは人間として偉そうにして自然を食い物にし、環境を破壊し暮らしていますが、これははやり物理の法則で解明されると、地球崩壊は計算されるのでは。

宇宙の起源がわかった瞬間に地球が崩壊という、冗談みたいな話ができそうな予感がします。

電子の世界がエレクトロニクス産業へ、放射線の研究でがん治療の研究、ヒッグス粒子の研究が今度は何になるのか、昨日書いたピーターラッセルの言葉では「意識の時代」。つまり産業革命以降まだ250年しか過ぎていませんが
工業製品の開発という外向きの拡大再生産という時代から地球のキャパシティーは100億だとすると、人間の内面への探求が進む時代が始まるということでしょうか。

ヒッグス粒子の理論は1964年、存在が断定されたのが2013年3月、一般相対性理論と量子力学は1980年代からとすると粒子の時代はまだほんの始まったばかり、これからどういうことが解明されて人類に貢献していくのか、今の若い人たちはやることがあって本当にうらやましいですね。

昨日のプライムニュースでエステー化学の鈴木会長が2時間話していましたが、これも大変すばらしかった、です。「社長は少しバカがいい」という本でベストセラーです。日生の営業でトップセールス、こんな人がバカなはずもなく、営業の極意を聞かれて「相手の話を聞くこと」と、まさに恐縮ですがその通り、です。それと事業は「運と勘と度胸」、失敗したら酒飲んで忘れる、いい加減なようですが本当にその通りです。

新しいことにチャレンジして痛い目にあい、またチャレンジする。今はサラリーマン経営者の時代ではない、ということは今の大企業はほとんどダメだということ。
まだ著書読んでいませんが、他人の本に役立つことなんかない、歴史書が先生!と。今でもこういう経営者がいたことはびっくりでした。でも人が見てないところで努力している、そんな感じでしたね。

これからの日本社会、すごいことが起きそうです。

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