去る3月19日に発売となった、モデルアート臨時増刊号の「艦船模型データベース番外編」の第六冊目、「帝国海軍大型補助艦艇総ざらい」です。公式サイトでの案内情報はこちら。発売日の翌日に近くの書店にて購入してまいりました。
これでこのシリーズは、航空母艦、駆逐艦、重巡洋艦、軽巡洋艦、戦艦のみならず、補助艦艇を含めたことで帝国海軍の軍艦艦艇の全てを網羅することになるでしょう。今回は大型補助艦艇、ということなので、次に小型補助艦艇の号も出るのでしょう。海防艦、水雷艇、駆潜艇、敷設艇、輸送艦などが紹介されるものと予想されます。あとは潜水艦の号も出るでしょう。
私が手元に保有している500隻余りのなかには、当然ながら補助艦艇も多く含まれています。もう10数年以上前に作ったものばかりですが、当時は補助艦艇キットの大部分はガレージキットでした。いまでは幾つかがプラキット化されて、簡単に作れるようになっていますから、隔世の感があります。
上図にて本の横に並べてあるのは、左より、敷設艦「厳島」(工房飛竜)、工作艦「明石」(ピットロード)、測量艦「筑紫」(工房飛竜)、水上機母艦「日進」(PTエイジェンス)、敷設艦「八重山」(工房飛竜)、敷設艦「白鷹」(PTエイジェンス)、敷設艦「初鷹」(PTエイジェンス)、特設巡洋艦「八十島」((工房飛竜)です。
このうちプラキットは「明石」だけで、現在も「日進」がアオシマよりプラキット化されただけです。
続いては、左より、潜水母艦「長鯨」(ピットロード)、水上機母艦「瑞穂」(PTエイジェンス)、給油艦「足摺」(PTエイジェンス)、敷設艦「津軽」(PTエイジェンス)、練習巡洋艦「鹿島」(アオシマ)です。
このうちプラキットは「長鯨」と「鹿島」ですが、現在は「瑞穂」がアオシマから、「足摺」がピットロードから、「津軽」がフジミから、それぞれプラキット化されています。
戦艦とか空母とか駆逐艦も良いのですが、補助艦艇は色んな役割ごとにタイプがあってなかなかに楽しいので、補助艦艇ばかり作っていた時期がありました。今回紹介した13隻は、その一部です。