「さくらい食堂」の室内の一角はガルパンコーナーになっています。初めて入ったナガシマさんに楽しんでいただこうと、近くのテーブル席に着きました。大洗には数多くの食事処がありますが、色々なグッズが数多く豊富に展示されているガルパンコーナーがあるのは、私の知る限りではここ「さくらい食堂」だけです。
こうしたガルパンコーナーのあるお店を挙げると、「いそや」「大勘荘」「肴屋本店」等の宿泊施設、「丸五水産」「ウスヤ精肉店」「黒澤米穀店」「カワマタ」等の食料品店、そして「江口又進堂」が挙げられます。それ以外のお店においては、コーナーというより店の各所に貼ったり並べたりしている感じです。一定の展示スペースを確保してそこに全てまとめて並べる、といった形の本格的なガルパンコーナーは、思ったよりも少ないです。
オカアキさんのカメラに気付いたナガシマさんです。その後に背後を振り返っていろいろな展示品を見ていました。
ガルパンコーナーのなかでも存在感を放つのが、ガルパン戦車プラモデルとキャラクターフィギュアですが、「さくらい食堂」は、その展示数が際立って多いです。以前には黒森峰女学園チームの全ての戦車が並んでいたような気がしますが、それだけの数の戦車キットが展示されているのは、他には「大勘荘」だけです。このへんで他のお店との差がついていると思います。
(写真撮影 オカアキさん)
料理が運ばれてくるまでのひとときを、談笑して楽しむナガシマさんとホシノでした。このときホシノが手にしていた湯呑みはお店のオリジナルデザインで、グッズとしても人気が出そうな品でした。
(写真撮影 オカアキさん)
やがてナガシマさんのオーダー品が運ばれてきました。有名なガルパンメニューの「歴女チームのカツ丼」でした。早速スマホを構えるナガシマさんに、ちょっと待って、と言いながらお約束の旗を並べてあげたホシノでした。
(写真撮影 オカアキさん)
ガルパンモードの料理に大喜びのナガシマさん。魚介類が食べられなくても、大洗には他にも美味しい食べ物やいい料理が沢山あるのですよ・・・。
びっくりしたのは、かなりのボリュームがあるその「歴女チームのカツ丼」を、ナガシマさんがあっという間に平らげてしまったことです。考えてみれば、カツ丼は、普段から卵、肉、チーズのMEC食をなるべく心がけているというナガシマさんにはぴったりの料理だったのでしょう。
私も以前に一度食べたことがありますが、とにかく量の多さに押されつつ、ゆっくり20分ぐらいかけて食べましたので、ナガシマさんの数分の完食ぶりには脱帽しました。
で、ナガシマさんのコメントを。
「さくらい食堂の歴女カツ丼、美味しかったです!
久しぶりに美味しいカツ丼を食べた!という感じでした。何で美味しいとうまく言えませんが…(^_^;)
また食べたいと思います。」
同じタイミングでオカアキさんも撮影していました。写真を撮るのが上手で、私のように変なブレが入ったりしません。
(写真撮影 オカアキさん)
続いて、ホシノの料理も到着しました。このお店で温蕎麦をいただくのは初めてでしたので、まず記念撮影しました。
(写真撮影 オカアキさん)
ホシノがいただいた「肉蕎麦」です。いつもは「ざる蕎麦」でしたが、冬場は温かいものの方が良いですね。
お店を出て、大貫から髭釜へと商店街の街路を移動しました。途中で「金子屋薬局」跡の更地を見ました。近く敷設される新道路のために立ち退きとなり、これを機にお店をたたんだのだと聞きました。アニメ本編にも「兼子屋薬局」として登場した建物であっただけに、消えてしまったのは残念です。
跡地の一角には、劇中でのⅢ号突撃砲F型の活躍シーン画像を貼ったボードが設置されていました。この位置で対戦チームのマチルダ歩兵戦車を撃破しており、聖地の一つとして知られています。新道建設のオマケとしてこの場所に路地をかたどった小広場を作ってもらう、というような流れにならないものでしょうかね。そしてⅢ号突撃砲F型のオブジェとかを置いたら、人気スポットになることは間違い無いでしょう。 (続く)