日銀が量的金融緩和策を解除し、利上げ時期が取りざたされるようになってきた。
実は内心、「してやったり」という心境である。
前日のキャンペーンの話のなかで「家のお買い得な時期はあるのか」と言っておきながらなんだが、マクロな面で長いスパンをみると「お買い得」な時期はあって、我が家はその時期に建てることができたと喜んでいる。
日銀の金融政策の変化がその時期を判定する材料だ。
政策金利というのはあるのが普通の状態で、「ゼロ金利政策」は超特殊なオペレーションなのである。そこよりさらに踏み込んだ「量的金融緩和」なんていう金融政策は、それまでには考えられないような政策だった。住宅ローン金利をとりまく環境として、これ以上のものは考えられない。
到来するチャンスをうかがうようなシロモノではないので、運といってもいいのだが、自分としては、こんな未曾有のオペレーションは遠からず必ず解除されるという確信はあり、せっかく建てるなら今がチャンスだとは思って行動した。
今後しばらくは金利は低めに誘導されるとはいえ、上昇傾向にあることは間違いない。
そもそもデフレだからこんな金融政策になったのだけれど、デフレの恩恵にもちゃんとあずかれるようにとも考えていた。
家という金額の張るモノゆえに、個人のレベルから見たデフレの効果は大きい。自分の給料のことはさておいて、家を建てるのに、人件費・建材が安いデフレは歓迎すべきことだ。
この恩恵をより享受するために、少々無理した予算で「いい材料」を使うことにもした。
ここのところ、デフレから脱却しつつあることを示すように建材値上げのニュースをちょくちょく見かけるようになった。数年後には、「ホントいい時期に建てることができたなあ」と、より一層実感できる状況になるのではないかと考えている。
金利、物価面でここ数年は、数十年に一度、というくらいの「家づくりにお得な時期」だったのではないだろうか。ここまでいい時期に建てるのはめぐり合わせが大きく影響しそうだが、「いい家」を建てるためには前々から時期を意識していることは重要だ。(関連エントリ*)
実は内心、「してやったり」という心境である。
前日のキャンペーンの話のなかで「家のお買い得な時期はあるのか」と言っておきながらなんだが、マクロな面で長いスパンをみると「お買い得」な時期はあって、我が家はその時期に建てることができたと喜んでいる。
日銀の金融政策の変化がその時期を判定する材料だ。
政策金利というのはあるのが普通の状態で、「ゼロ金利政策」は超特殊なオペレーションなのである。そこよりさらに踏み込んだ「量的金融緩和」なんていう金融政策は、それまでには考えられないような政策だった。住宅ローン金利をとりまく環境として、これ以上のものは考えられない。
到来するチャンスをうかがうようなシロモノではないので、運といってもいいのだが、自分としては、こんな未曾有のオペレーションは遠からず必ず解除されるという確信はあり、せっかく建てるなら今がチャンスだとは思って行動した。
今後しばらくは金利は低めに誘導されるとはいえ、上昇傾向にあることは間違いない。
そもそもデフレだからこんな金融政策になったのだけれど、デフレの恩恵にもちゃんとあずかれるようにとも考えていた。
家という金額の張るモノゆえに、個人のレベルから見たデフレの効果は大きい。自分の給料のことはさておいて、家を建てるのに、人件費・建材が安いデフレは歓迎すべきことだ。
この恩恵をより享受するために、少々無理した予算で「いい材料」を使うことにもした。
ここのところ、デフレから脱却しつつあることを示すように建材値上げのニュースをちょくちょく見かけるようになった。数年後には、「ホントいい時期に建てることができたなあ」と、より一層実感できる状況になるのではないかと考えている。
金利、物価面でここ数年は、数十年に一度、というくらいの「家づくりにお得な時期」だったのではないだろうか。ここまでいい時期に建てるのはめぐり合わせが大きく影響しそうだが、「いい家」を建てるためには前々から時期を意識していることは重要だ。(関連エントリ*)
まあ金利が低いからうんぬんというより、家族や周囲の状況といたスケジュールから結果的に時期が決まったということなわけですが。
それがあのような金融情勢下だったというのは、運が良かったんでしょうかね。
しかし、余裕を持った家づくりをすれば、ある程度は時期をコントロールできると思います。
私が家作りを意識しはじめたのはかれこれ15年前です。
バブルの絶頂に、当時の「家」の値段にあきれかえり、まもなく実家から新幹線通勤をはじめて、さて家をどうしよう、というのがはじまりです。
こんなばかげた値段のままであるはずがない、と思えたのも長いスパンで思考したからです。結局その読みはあたりました。
高値掴みを避け、安いところを拾う、というのは金融商品への投資の時だけではありません(私は株もなにもやってはいませんが、あの当時バカ高いマンションを購入する証券マンを見ては、人に投資を教えるスキルはないなと思っていました)。
特に家というものは長期に使うものだから、短期間で決めるのは避けたいところです。じっくり考えておいて、いざ時期がきたら迅速に、というのがいいでしょうね。
あと1ヶ月、日銀が量的金融緩和策解除発表を遅らせてくれてたらなあ・・・
今日のニュースでも長期金利が急上昇とか聞くと、ぎくりとしてしまいます。
こればっかりは運があるので仕方ないですね・・・
今なら、長い目で見て損なタイミングとはいえないと思いますよ。2年後くらいに建てる人からしたらうらやましがられる水準だと思います。あくまで私の予測ですが・・・。
(良くお話しするお仲間です)
私もギリギリながら今回の好条件に間に合った一人です。
金利、建築資材のコスト安以外にも、税金や消費税等を考えてもタイミングは良かったのかなと思っています。
預金がスッカラカン→頑張って貯める→そのうち預金金利上昇→借り入れの金利が低いうちにできるだけ返す・・・などと都合のいい事を目論んでいますが、どうなりますやら~?(笑)
>預金がスッカラカン→頑張って貯める→そのうち預金金利上昇→借り入れの金利が低いうちにできるだけ返す・・・
それはかなり都合のいい皮算用(笑)。
ただ、長期固定金利ならば、しばらく前倒し返済などにしゃかりきにならないほうがいいかも。
最近の原油相場の高騰を見ていると、低金利の恩恵よりは建築資材の安い時期に建てることができたことのほうが、より大きな恩恵と思えるようになるかもしれないなどと思っています。
強運仲間万歳!(って結構仲間は多いんですけどね)