家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

餅つき日和

2005年12月24日 | 我が家のスペシャルな事情
 
世間はクリスマスイブでロマンチックな時が流れているかもしれないが、本日の我が家のイベントはガテン系仕事の正月用の餅つきだ。

以前は住宅の駐車スペースでやっていたが、家の建て替えに伴い、去年から山小屋でやるようになった。
ここのところの寒波襲来で心配したが、幸いにして晴天で無風。
思わず「餅つき日和」なんていうフレーズが頭に浮かんだ。

我が家の臼(うす)はなんと100年選手である。父の祖父の代から使っていたヴィンテージ物なのだ。
自分のウチのことながら、よくもまあ長いこと使い続けてきたものである。
農家でもない我が家(祖父の代は半工半農だったが)が、なぜ餅をつき続けてきたかといえば、ひとえに食いしん坊一家であるからにほかならない。市販している機械でついた餅よりも手でついた餅のほうがうまい、これは我が家の定説となっている。
雑煮にしても磯辺焼きにしてもその差は歴然であると思う。
以前、餅つき道具は家族をつなぐ道具だ、などという見解をお披露目したが、我が家の場合、家族がつながっている部分は胃袋であるように思えたりもする。

我が家の餅つきは道楽というか、手の込んだ料理の一工程というか、そんなところなのである。
筋肉痛をもたらす料理、というのも考えてみれば面白くはないだろうか。