tontonのお弁当日記

tontonが作るお弁当。娘も息子も社会人となり家を離れ、夫と猫のはーちゃんの3人暮らし。登山とウォーキングが大好き!

久しぶりのお弁当と、中山道ウォーキング18日目(下諏訪~佐久平)Part.3

2017-08-17 06:49:40 | 中山道ウォーキングとお弁当
おはようございます

本当に久しぶりの更新です。

今日のお弁当

・豚カリカリ揚げ
・千切りキャベツ
・ミニトマト
・ナスおくら胡麻和え
・エビ団子煮
  しめじ ごぼう
・スクランブルエッグ
・大根菜漬
・塩こんぶ+ごまごはん
・玉ねぎ+豆腐+トマトサラダ
・梨

皆様、お久しぶりです。

7月に風邪をひき、その後こじらせ気管支炎になってしまい。
気管支炎が治ってからも、なかなかだるさ、頭痛が取れず。

このお盆は、どこへも出かけずゆっくりまったり。

朝起きたら、あれこれ料理を作って楽しんでいました。

外へ出かけ無くても、料理をしていれば私は楽しめるんだ…と言うことがわかりました。

ようやくだるさもぬけて来たので、ブログも再開したいと思います。

また、皆様のところへも御挨拶に伺います。またどうぞよろしくお付き合いくださいね。


さてさて。延び延びになっていた中山道の続きからです。

前回の記事は、こちらです。中山道のカテゴリからも行けますが、リンクしておきます。

中山道ウォーキング(下諏訪~佐久平)Part.1
中山道ウォーキング(下諏訪~佐久平)Part.2

さて、今回は。

7月15日の朝7時に出発してから延々と登り坂を歩き、11:40和田峠に到着したtontonと夫。

店はおろか、自動販売機一つない和田峠で、昨日買っておいたおにぎりを食べ、早々に出発です。



 

お花たちにも元気をもらって歩きますが、今度はひたすらずーっとこんな下り道。



でも和田峠から和田宿側は、道幅も広く、非常によく整備されています。有り難い。

こんなトンネルもくぐります これも中山道



東餅屋のドライブイン跡



まさか!ここがつぶれているとはつゆ知らず…。
ここでビールが飲めると夢見ていた夫は打ち砕かれ…tontonは力餅が食べれると思っていた夢を打ち砕かれ…。

がっくりして歩くと現れたのは。

永代人馬施行所



でも神様は見捨てませんでした。



こんなに冷たくて美味しい湧水が。

実はペットボトルの飲み物も底をつきかけていたのです。ラリホ~

ねじり草?



このお花をよく見かけました。とっても可愛らしくて色合いが綺麗なのですよ。


ようやく山道を終え、車道にあった地図を見ていると、見知らぬ人に話しかけられました。

車で来たおじさんが「この山道どうですか?ちょっと歩いて見ようかと思って」って。

色々教えてあげたら「どこから歩いてきたの?」と聞かれたので「下諏訪です」と答えたら、

ものすごーくびっくりされて、こっちがびっくり

おじさんと別れて車道を歩いていたら、今度は私たちの歩く横に車が横付けてきて、またしても知らないおじいさんが

「さっき、あそこの地図見てた人に聞いたんだけど、下諏訪から歩いてきたってホント?」って。

「そうですよ」って答えたら、おじいさん、感激の面持ちで

「へぇ~本当なんだ。すごいな~凄いなぁ~」としきりに感激され、「頑張って!」と励まされてしまいました。

…そんなに中山道歩く人って珍しいのだろうか…。

でもなんとなく恥ずかしいような、でも嬉しいような。

唐沢一里塚



ここで少し休憩して。ここからはずっと車道を歩きます

  

歩道の無い車道を歩くのは本当に怖いです。

大きなトラックもたくさん通ります。運転している方にとっても、怖いでしょうねぇ…。
まさかこの道を人が歩くなんてね。

それにしてもお腹が空きました。和田峠に何もなくても東餅屋のドライブインでがあるだろうと思っていたので…。

おにぎり2個では足りません。

ようやっと見つけたお蕎麦屋さんは、ちょうどランチ営業が終わって暖簾を外すところで。

我慢我慢…と車道を歩き続けて

ようやっと、ここから長久保宿へ

  

見てみて!このバス停が可愛いでしょ?

鄙びた良い感じの里です。テンションアップ~

  


お花も綺麗~ 落ち着いた素敵な宿です

 

さぁ和田宿へ入りました。でも和田宿のメイン通りから外れて道の駅へ…



お目当てはこれこれっ 道の駅和田宿ステーション

 

く~…っ。きっく~

冷房の効いた部屋で飲むスーパードライ。涙

このために歩いてきたようなもの。

すると食堂のおじさんが、小鉢をサービスで「食べて」って。感謝感激。なんていい人だー

想定より早く和田宿に着いたので、たっぷり休養して、さぁ再開です

 

和田宿本陣



素晴らしい本陣でした。
なんでも和宮様がお泊りになる前に火災で焼けてしまったのをまた建てなおしたのですって。

 

歴史の道資料館かわちや

  





ここでゴール。今日の宿の民宿に連絡して迎えに来てもらう予定。

この宿(じゅく)には宿がないのです…。

ところが、民宿に電話すると「歩いてこられませんか?」とおっしゃる。

「え…歩くとまだだいぶありますよね?」と聞くとさらっと「あと1時間半位ですよ」って…。

和田峠越えてきた客に言うかなぁ…とびっくり。

それに、近くのコンビニで夜の飲み物を買いたいなと思ってコンビニで待ち合わせをしたい旨伝えると「できない」と断られ。
どうしてかなと思ったら、後でわかりました。

カンごみが出るのが嫌だったようです。
宿の部屋に、缶ビンのごみはお持ち帰りくださいって書いてありました…。

こんな宿、初めて…。トイレには、赤ちゃんのおむつは持ち帰り下さいって書いてあるし…

そんな、駅のトイレとか公共の場所でもないのに…。

民宿



部屋は、画像無いです。だって、かなりお粗末な部屋だったんです。本館とは違う離れみたいな部屋。掃除も行き届いてない…。

長野とはいえ、暑くて。ずっと歩いてきた身としてはクーラーを…と思ったけど無い。

それは風を通そうと窓を開けると車道沿いで、しかも、敷地が車道よりも下にあって、ちょうど車のタイヤあたりで開けられないし。

本館ならこんなことはなかったのかもしれません。

正直、疲れ果ててこの宿って…がっくりでした。

夕食



夕食は、手作りで美味しかったですよ。

そしてこの宿、私たち以外のお客さんも全員中山道歩きの人たちばかり。

隣の席のご夫婦ともお喋りができて楽しかったです。

でも私たち以外は皆さん、江戸からスタートの人たちばかり。
宿のご主人によると、京都からスタートは2割だそうです。そんなにアウェイなんだ…

でも翌朝起きたら右足の甲に点々が…。何かの虫に刺されたようです。刺されて、その後一週間ほど痒みが治まりませんでしたよ。

正直、今まで東海道・中山道歩いていて、一番印象の良くない宿でした。

和田峠を控えたこの地に、ここ以外宿がないのは、痛手ですね。

本当はもっと離れた地にあるペンションとかも送迎をしていくれるようだったのだけど…。
中山道歩きの人はみんなここに泊まっているようだったし。

送迎は確かにありがたいです。有料でしたけど…。これも予約の際には聞いていなかったですが。


さぁ翌日はどうなるかな。明日もちょっと宿が心配なのでした…。

この日の歩いた距離23.3km 標高差926m。ふ~
コメント (6)
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