寓居人の独言

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断捨離という言葉について

2018年12月31日 12時08分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

 最近数回、断捨離という言葉を聞いた。一種の仏教用語思っていたが、

どうも異なる意味があるらしい。そこで辞書を調べたが,そういう言葉は

出ていなかった。Netで調べると出ていました。この言葉はすでにご存じ

の方も多いと思いますが、ヨーガの言葉のようですね。

 私の年代の方々は、太平洋戦争中、ものが手に入らなくなったので手に

したものは非常に大切に使用したものです。例えば衣類などは同性の兄弟

が多い場合には下の子は大抵お下がりを着たものです。したがって、下の

子は新しい衣類を身につけることがあまりなかったと思います。そんな理

由で物を捨てられない状態にあったわけですね。これが”段”と”離”の考え

方が出てこなかった原因になったようです。

 我が家には、今もたくさんの古くて使用しない物がたくさんあります。

例えばお菓子などの箱・缶などですね。何かに使えると言ってとってある

わけです。これが“捨”の対象になるのですね。デフレが激しかった頃、少

しでも良く見せようときれいな箱や缶を作ったのですね。それも捨てられ

ない原因の一つになっています。

 さて、私個人でも調べてみるといろんな物が使用されないで大きな段ボ

ール箱に入れてしまってあることを発見しました。それらを整理し始めて

解ったのですが、整理しているうちに懐かしく思う物がたくさん出てくる

のですね。それは別の小さい箱に入れてとっておくという始末なってしま

います。”捨“の心はなかなか実行できないようです。

 さて前に書きましたが、書籍は買ってくると電子化することにしました

のでDVD数枚にすべて入れることができましたが、今以てほとんど読ん

でいないことが解りました。ということはこれもまた”捨”の対象になって

いるわけです。ということで“離”の心(執着)になることがいかに困難なこ

とであるかが解りました。来年こそはきちんとせいりしたいとおもってい

ます。

 “断捨離”を実行するには精神的な成長?が必要なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 


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