寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

記憶に残っている映画「アンドロメダ病原体」(67)

2017年05月18日 00時31分02秒 | 寓居人の思い出話

 宇宙の大きさから見れば我が地球は、昔風なたとえを使う

と、芥子粒のような存在でしか無いですね。その地球に現在

72億人という数の人が生存しています。

 この映画は、そんな地球にある日宇宙から隕石と思われる

物体がアメリカの小さな村に落下しました。そして一夜が明

けると村中の人たちが謎の死体となって発見されました。

 すぐに特別調査班が組織され出動しました。もちろんその

村は存在しないことになり、徹底的な調査が実施されました。

 調査隊は、奇跡的に助かった人を発見しました。それは酔

っ払いと泣き叫ぶ赤子だったのです。その事実について検討

された結果、助かった人は激しく呼吸をしていたことが発見

されました。その人から病原体が採取され、最高密閉装置を

持った研究所へ移されて観察された。病原体はアンドロメダ

と命名されました。アンドロメダ病原体は、不気味に増殖し

ていくのでした。

 そんなとき研究所の一部が故障して病原体が外部へ漏出す

る危険が発生します。それを検知した安全機構がロックされ

る。それは研究所全体を原爆で焼却することを意味します。

 映画の次の段階は、安全機構のロックを解除することです。

その部分はあまり新鮮さが見られませんでしたが、アメリカ

映画らしく、ハッピーエンドになります。

 この映画で私が感心したのは、迅速に現地調査団を派遣す

る組織、体内の酸素濃度と病原体の関係を発見すること、高

度な安全装置を組み込んだ研究所、安全装置に異常が発見さ

れると自動的に外への脱出ができなくなり原爆を使って全体

を焼却するという考え方です。

 日本でレベル4の安全装置を備えた実験室を作ることで住

民との間で軋轢が起きる前にアメリカではこんな映画を作っ

ていたのです。さすがですね。面白い映画でした。


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