寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

記憶に残っている映画(5)「喜びも悲しみも幾歳月」

2016年01月27日 16時44分37秒 | 寓居人の思い出話

 映画を見る一つの楽しみは、撮影された場所

が、初めて見るところだっり、前に行ったこと

があるところだったりと楽しいですね。このよう

にいろいろな情報を与えてくれます。あすこに

は美味しいものが食べられる小さな食堂があっ

たとかあそこから見た風景は絶景だったなどと

思い出すかもしれませんね。

 そんな意味で私はロードムービーを見ること

がありますし、好みの映画を見ていてもあんな

ところがあるんだと楽しくなることがあります

ね。これも映画を見るときの楽しみです。

 例えば、「喜びも悲しみも幾年月」という映

画は新婚夫婦が日本各地の灯台で沖を航行する

船の安全を守る仕事をする。しかしそんな生活

の中でも悲しい出来事や嬉しい出来事が起こる。

それが人生なんだと思ったことがありました。

日本中を灯台から灯台へとめぐる転勤の連続は

苦しいことも多かったと思いますが、夫婦の深

い愛情と転勤先で知り合った清新な人たちとの

交流によって子供たちが成長するさまが素晴ら

しい映像を背景に描かれていました。

 佐田啓二と高峰秀子の夫婦役も芝居をしてい

るとは思えないすばらしい演技でしたね。

 初めに見たときは私の好みではないと思って

いたのですが、何回も見るうちにエ子の映画の

本当の素晴らしさがわかってきました。そして

思い出に残る映画の一つになりました。


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